【ウィリアムヒル】第151回全英オープンゴルフ選手権:今シーズンのメジャー大会の締めくくりとなる一戦が間も無く開幕!

第151回全英オープンゴルフ選手権

7月20日〜23日にかけてイングランドのロイヤルリバプールゴルフクラブにて全英オープンゴルフ選手権が開催されます。1860年に創設された最も権威のあるトーナメントとして知られており、今回で151回目を迎える歴史と伝統のある男子メジャートーナメントの一つです。優勝者には「クラレット・ジャグ」と呼ばれる優勝トロフィーが贈られ、また今年の優勝総額は昨年から250万ドル増の1,650万ドル(約23億円)、優勝賞金は50万ドル増の300万ドル(約4億円)と全英オープンゴルフ選手権史上最高額となりました。今シーズンのメジャー大会の締めくくりともなり、前回優勝のキャメロン・スミスをはじめとする歴代優勝者や過去5年のマスターズ・全米オープン・全米プロゴルフ選手権優勝者のほか、プロ、アマチュア問わず指定された主要大会成績や世界ランキングに基づき出場資格が与えられます。日本勢からは、松山英樹、ミズノオープン2023を制した平田憲聖ら9名が出場権を獲得しています。

ウィリアムヒル全英オープンゴルフ選手権2023の展望は「William Hill」でご覧頂きながらご紹介に移りたいと思います。

トップ選手らが鎬を削る今大会、優勝最有力候補はローリー・マキロイ!

ローリー・マキロイ

全英オープンゴルフ選手権は「あるがまま」を理念としたリンクス・コース(海岸に立地する場所)での開催を主にしており、硬くてアンジュレーションのあるフェアウェイと深いラフ、数多くのポットバンカー、大きなグリーンはさることながら、強く重たい海風と1日を通じて変化する天候という自然が作り出す環境の変化にも対応が求められ、他の3つのメジャー大会とは一味も二味も違う面白さがあります。

昨年大会では全英2勝目を惜しくも逃したローリー・マキロイですが、2014年にロイヤルリバプールで開催された同大会で優勝を収めており、今大会最も優勝に近いと思われます。予想オッズは7.50倍の1番人気です。今シーズン出場した多くの試合でも上位の成績でフィニッシュしており安定しています。地元とも言える全英オープンで期待通りの優勝を飾ることができるでしょうか?

続く2番人気はスコッティ・シェフラーで予想オッズ8.50倍です。シェフラーも今シーズン安定感があり、直近の世界ランキングでは1位に返り咲きました。昨年大会と先月の全米プロゴルフ選手権で2位タイを記録し、現在アジャステッド・スコアリングでトップの数字をマークしています。

マスターズで2つ目のメジャータイトルを獲得し、世界ランキングもシェフラーに次ぐ2位につけているジョン・ラームは3番人気で12.00倍の予想です。最近やや調子を落としているものの、マキロイ同様に地の利があることから優勝争いに加わってくる可能性が高いと見られます。そして、昨年の大会覇者であるキャメロン・スミスは予想オッズ15.00倍につけています。ゴルフの聖地であるセントアンドリュースでメジャー初優勝を飾り、その成績は通算20アンダーと後続を1打差で振り切りました。直近のLIVゴルフ第9戦でも優勝を収めており、勢いそのままに2連覇となるか注目です。

【全英オープンゴルフ選手権2023優勝予想オッズ】
全英オープンゴルフ選手権2023優勝予想オッズ
全英オープンゴルフ選手権2023優勝予想オッズ2
※オッズは17日午後10時現在

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松山英樹を筆頭に日本勢9名の活躍にも期待!

蝉川泰果

日本勢で最も上位に入るのが、松山英樹で予想オッズは67.00倍です。首痛の影響を感じさせることなくここ6試合でトップ20入り4度、予選落ちなしと安定した成績を残しています。全英オープンでの最高成績は2013年の6位タイです。キャリアで9回目、ロイヤルリバプールでは2014年以来2回目の全英に挑みます。

アマチュアとして出場した昨年の「日本オープン」を制した蝉川泰果は、男子ツアーで2勝を挙げ今年4月の「関西オープン」でプロ転向後初優勝を果たしており、注目選手の一人です。予想オッズは下位予想の751.00倍ですが、今回メジャー初出場で世界の強豪を相手にどこまで戦えるか期待が集まります。

【全英オープンゴルフ選手権2023「蝉川泰果」優勝予想オッズ】
全英オープンゴルフ選手権2023「蝉川泰果」優勝予想オッズ
※オッズは17日午後10時現在