【Marathonbet】大相撲九月場所2016:稀勢の里の綱取りなるか?ブックメーカー発表の幕内優勝オッズは白鵬に続く2番人気に!

稀勢の里

大相撲九月場所(秋場所)が両国国技館で9月11日に初日を迎えます。長い夏巡業で力をつけた力士が大きく飛躍する場所としても知られ、相撲ファンの間では楽しみな場所でもあります。

毎年注目の九月場所の幕内の番付は以下のようになっています。

【大相撲九月場所番付表(上位)】
大相撲九月場所番付表(上位)
※「日本相撲協会HP」より抜粋

今年の九月場所の注目力士は、史上三人目、通算1000勝の大記録まであと3勝としている横綱・白鵬や三場所連続での綱とりに挑む大関・稀勢の里、角番からの脱出を目論む琴奨菊と豪栄道の両大関。他にも、二場所連続優勝を目指す横綱・日馬富士や途中休場した先場所からの復活を期す横綱・鶴竜の存在も見逃せません。横綱・大関を中心とした番付上位陣はもちろん、夏巡業で力をつけ「大化け」した力士が登場し、優勝争いに一波乱を起こすのか?注目のポイントが盛りだくさんの本場所は相撲ファンならずとも楽しみです。

【平成28年七月場所千秋楽取組(白鵬vs稀勢の里)】


Marathonbet ロゴイギリスに本社を置く、20年の信頼と実績のあるブックメーカー「Marathonbet」(マラソンベット)が発表する大相撲九月場所の幕内優勝オッズを見ていきましょう。

【大相撲九月場所2016幕内優勝オッズ】
大相撲九月場所2016幕内優勝オッズ
※オッズは5日午前8時現在

優勝の大本命に挙げられているのは白鵬で1.90倍となっています。1つ頭抜けた強さと安定感を誇る白鵬を中心に、優勝争いが展開されるでしょう。横綱昇進の期待が高まる稀勢の里に対抗として3.30倍のオッズをつけ、二場所連続9度目の幕内優勝を目指す日馬富士が4.00倍で続いています。捲土重来を期す鶴竜は5.00倍、怪我から復調しつつある照ノ富士が6.00倍となっており、角番大関の琴奨菊、豪栄道はそれぞれ12.00倍、13.00倍のオッズとなっています。

白鵬

優勝回数最多の37回(内、全勝優勝12回)、幕内勝星893勝、横綱勝星699勝といった歴代1位の記録に加え、史上三人目の通算1000勝の大台まであと3勝とカウントダウンに入っている白鵬。先場所後半からの不調と、左膝の怪我の再発など不安要素はありますが、その実力とこれまでの実績から白鵬が優勝争いをけん引していくと目されます。

過去3場所を12勝、13勝、13勝という成績で終え、異例ともいえる三場所連続の綱とりとなる稀勢の里。七月場所では白鵬を破る活躍を見せましたが、平幕力士に土をつけられ初優勝、横綱昇進はなりませんでした。しかし、九月場所での優勝が条件で横綱昇進への道がつながったことで、今場所にかける思いは誰よりも強いはず。場所前の稽古総見では、日馬富士に8戦全敗と仕上がりに不安を感じさせましたが、翌日の連合稽古では幕内力士に14番で13勝と復調。稀勢の里の横綱への並々ならぬ思いに期待したいところです。

日馬富士

低い重心の鋭い出足からの突き押し相撲を得意とする日馬富士。万全のコンディションであれば、白鵬にも引けを取らない実力者であることに疑いはありません。序盤戦での取りこぼしが日馬富士の不安材料ですが、場所前の稽古では充実した様子がうかがえるので、おのずと二場所連続優勝の期待は高まります。

鶴竜

先場所は場所前からの腰の怪我、場所中の左足首の負傷で途中休場となった鶴竜。復活を期して九月場所に臨みます。日馬富士と同じく、番付下位の関取への取りこぼしが多いことに加え、横綱・大関陣との対戦成績があまり良くないことも懸念材料ですが、横綱としての存在感を示して欲しいところです。怪我の癒えた横綱は、昨年の九月場所以来、自身3回目となる優勝を目指します。

琴奨菊

今年の一月場所で日本人力士として10年ぶりの幕内優勝を果たした琴奨菊。先場所は初日から4連敗と振るわず、さらに古傷の左膝を痛め、途中休場となりました。九月場所は自身6度目の角番大関として臨みます。直近の連合稽古では、幕内力士と11番で10勝と復調しつつ様子。「80%の状態」という怪我の回復具合と1月場所の様な安定した取組が出来れば、2度目の優勝を期待できます。

豪栄道

琴奨菊と同じく角番大関として九月場所に臨む豪栄道。廻しを取ると抜群の強さを発揮し、パワー・テクニック・技のキレと相撲センスを備えた大関です。先場所は怪我の影響で十分な稽古が出来ず負け越しましたが、体調管理の徹底、出足の鈍さと引き癖が改善できれば、優勝争いに加わっていくと目されます。

照ノ富士

七月場所では粘りの相撲も見られ、五月場所の13連敗から復調の兆しを見せた照ノ富士。左膝はまだ万全ではないものの、順調に回復しているとのことです。腰の重さを生かし、相手を組み止めてから自分の体制にもっていく、スケールの大きい相撲が持ち味。ポテンシャルは横綱クラスといわれる照ノ富士は、怪我の回復具合によっては優勝の可能性もあると見て良いでしょう。

高安

九月場所で注目したいのは新関脇の高安です。先々場所は9勝、先場所は小結の地位で11勝と地力をつけてきた高安。11勝の内の3勝は大関から白星を挙げており、技能賞も獲得しています。同部屋の稀勢の里との充実した稽古の様子が伝えられており期待は高まります。オッズは41.00倍となっていますが、先場所からの勢いに乗る新関脇は面白い存在になると思われます。

九月場所では「平成の大横綱」白鵬が通算1000勝を達成し、最多優勝回数を更新するのか?日馬富士が二場所連続優勝を果たすのか?稀勢の里が悲願の初優勝を果たし、18年ぶりの日本人力士の横綱昇進を掴み取るのか?9月11日から始まる本場所に注目です。