8月8日(日本時間)にアメリカのテキサス州にあるヒューストン/トヨタ・センターにて『UFC265』に開催されます。UFCヘビー級新王者のフランシス・ガヌーが同級2位で”黒獣” ”ザ・ブラック・ビースト”の異名を持つデリック・ルイスを迎える初防衛戦となります。まるでヒール役のような呼び名の「ザ・ブラック・ビースト」のルイスではありますがルイスの勝つ手はあるでしょうか。
メインカード含め、UFC265の対戦カードは以下となります。
メインカード:
ヘビー級暫定王座決定戦
・デリック・ルイス 対 シリル・ガーヌ
バンタム級マッチ
・ジョゼ・アルド 対 ペドロ・ムニョス
・ソン・ヤドン 対 ケイシー・ケニー
ウェルター級マッチ
・マイケル・キエーザ 対 ビセンテ・ルーケ
プレリム:
女子ストロー級マッチ
・テシア・トーレス対 アンジェラ・ヒル
・カロリーナ・コバルケビッチ 対 ジェシカ・ペネ
ライト級マッチ
・ボビー・グリーン 対 ラファエル・フィジエフ
ライトヘビー級マッチ
・アロンゾ・メニフィールド 対 エド・ハーマン
アーリープレリム:
フライ級マッチ
・マネル・ケイプ 対 オデー・オズボーン
バンタム級マッチ
・マイルズ・ジョーンズ 対 アンデルソン・ドス・サントス
女子フライ級マッチ
・ビクトリア・レオナルド 対 メリッサ・ガト
バンタム級マッチ
・ヴィンス・モラレス 対 ドラコ・ロドリゲス
UFC265のイベント展望は「1xBit」をご覧いただきながら詳細のご紹介をさせていただきます。
王道通りのガーヌの防衛成功で決まりか?
フランス生まれで元々は家具の販売員であるガーヌは10代ではバスケットボールとサッカーで活躍し格闘技に全く縁がない青年でありましたが、ムエタイで初めて格闘技に出会います。格闘技を始めてムエタイで試合に出場しムエタイ戦歴は13勝全勝でその内9KOを収めている。サッカーにしろバスケにしかり出会った格闘技でも活躍できているわけですから運動神経抜群でどのスポーツであっても上に立てる人間なのであろう。
今回対戦のルイスはガーヌと環境が全く違い生まれは精神面においては豊かな家庭環境の生まれでありませんでした。義父からのいじめを受け、命まで危うい状況になることもしばしばあり、そこからのボクシングという格闘技に出会い今があります。ハングリー精神は人一倍で今回の対決は絶対に負けられないところでしょう。ガーヌは1.21倍とかなり支持が高く期待が持てそうです。対するルイスは3.50倍とガーヌの支持の高さに圧倒されますが実際のバトルはどうなるでしょうか。野生の根性でルイスが勝つことができるでしょうか。
もう一つの戦い、感動を呼んだジョゼ・アルドの戦い
MMA28勝7敗のジョゼ・アルドは以前3連敗中であったが元王者であったにもかかわらず連敗し2020年8月の前戦ではショーン・オマリーを相手に大方の予想を覆してグラウンドでのヒジ打ちで1R TKO勝ちを収めて感動を呼びました。対するペドロ・ムニョスはブラジル出身でブラジリアン柔術とボクシングの使い手でアルドを迎え打つ。豪華なメインイベントは8日に開催されます。