まもなく開催予定のPGAツアープレーオフ最終戦「ザ・ツアーチャンピオンシップ:ツアー選手権」が始まります。PGAツアーのプレーオフシリーズも残すところは最終戦「ツアー選手権」のみとなりました。プレーオフシリーズは1戦目「ザ・ノーザントラスト」、2戦目「BMW選手権」、最終戦「ツアー選手権」の全3試合で構成されていて、最終戦の優勝者がそのシーズンの年間王者の座を手にできるわけです。
プレーオフ第1戦目「ザ・ノーザントラスト」は、レギュラーシーズン最終戦「ウィンダム選手権」終了時点でフェデックスカップランクトップ125選手のみが出場可能な試合です。この時点でプレーオフに出場できるかできないがふるいにかけられます。さらに1戦目の結果でフェデックスカップランクを更新されます。2戦目である「BMW選手権」に出場できるのはその時点でランク上位70選手とさらに絞られます。ツアー選手権に出場できるのはBMW選手権終了時点でのランク上位30名のみとレギュラーシーズン、プレーオフ1、2戦と結果を出し続けれなければ出場できないのです。まずはプレーオフ最終戦まで出場できるということはいかに誇らしいかということはお分かり頂けたと思います。
「ザ・ツアーチャンピオンシップ」はツアーの集大成です。大会展望を「1xBet」でご覧頂きながらご紹介します。
8年連続で進出確定した松山英樹は年間王者となれるだろうか?
ツアー選手権は出場すること自体が難しい最高峰の舞台だが、優勝だけで年間王者の席を座ることができません。今大会の優勝を果たすだけなくレギュラーシーズン、そしてプレーオフ2戦目までに積み上げてきたフェデックスカップランクポイントが大きく影響します。BMW選手権終了時点のフェデックスカップランクに応じて、ボーナススコアを得てプレーが開始される「ストロークベースド・ボーナスシステム」という特別ルールが存在します。そのランク上位選手は以下となります。
1位(10アンダー):パトリック・キャントレイ
2位(8アンダー):トニー・フィナウ
3位(7アンダー):ブライソン・デシャンボー
4位(6アンダー):ジョン・ラーム
5位(5アンダー):キャメロン・スミス
ちなみに気になる松山英樹は1アンダーで現在22位です。上位選手と比べて不利な状態でスタートすることとなります。はたして松山は日本人初のPGAツアー年間王者の座に就くことができるでしょうか。日本中の期待が高まります。
ツアーチャンピオンシップV予想:ラームが優勝か?
1位に推されたのは6アンダーでスタートするジョン・ラームの4.32倍。直近4試合の優勝、3位タイ、単独3位、9位タイの好成績が評価されました。次にパトリック・キャントレイで4.50倍です。「BMWチャンピオンシップ」でプレーオフ6ホール目でブライソン・デシャンボーを下して、今季3勝目、ツアー通算5勝目を手にしたことで支持が高いです。ブライソン・デシャンボーは5.50倍です。「BMWチャンピオンシップ」でプレーオフの結果で最終戦へ駒を進めました。注目の松山英樹は101.00倍です。かなり差が開いた状態でスタートとなり、期待がしにくいと思われがちではありますが、8年連続出場を果たしている松山は偉業を果たすことは決してゼロではありません。