7月3日(日本時間)に米国ネバダ州ラスベガスで開催される総合格闘技イベント『UFC 276』のミドル級タイトルマッチにて、王者イズラエル・アデサンヤが同級2位のジャレッド・キャノニアを挑戦者に迎えて、5度目の防衛戦を行います。イズラエル・アデサンヤといえば23試合中1敗のみで王者になってから4度の防衛戦を成功しています。ほかにも男子フェザー級タイトルマッチもあり、王者アレキサンダー・ボルカノフスキーのベルトをマックス・ホロウェイが奪いに行きます。
UFC276の対戦カードは以下となります。
【メインカード】
男子ミドル級タイトルマッチ
イズラエル・アデサニヤ 対 ジャレッド・キャノニア
男子フェザー級タイトルマッチ
アレキサンダー・ボルカノフスキー 対マックス・ホロウェイ
男子ミドル級
ショーン・ストリックランド 対 アレックス・ペレイラ
男子ウェルター級
ロビー・ローラー 対 ブライアン・バーバリーナ
男子バンタム級
ペドロ・ムニョス 対 ショーン・オマリー
【プレリム1】
男子ライト級
ブラッド・リデル 対 ジェイリン・ターナー
ジム・ミラー 対 ドナルド・セラーニ
男子ウェルター級
イアン・ギャリー 対 ゲイブリエル・グリーン
男子ミドル級
ブラッド・タバレス 対 ドリカス・デュ・プレシ
【プレリム2】
男子ミドル級
ユライア・ホール 対 アンドレ・ムニス
女子フライ級
ジェシカ・アイ 対 メイシー・バーバー
女子バンタム級
ジェシカ・ローズ・クラーク 対 ユリア・ストリアレンコ
UFC276のイベント展望は「クラウドベット」をご覧いただきながら詳細のご紹介をさせていただきます。
アデサンヤ対“キラーゴリラ”キャノニアと激突!
アデサンヤは長い手足から繰り出す一撃必殺の打撃でミドル級の頂点に君臨します。去年の3月に一階級上のライトヘビー級王者・ブラホビッチに挑戦し、敗れるまでMMAでは20戦20勝(15KO)と無敗を誇っていました。一つ前の試合の今年2月の4度目の防衛戦で、ロバート・ウィテカーを判定で下しました。
今回対戦するキャノニアは“キラーゴリラ”の異名を持ち、破壊力のある打撃が武器です。UFCではこれまで、数々の強豪勢と凌ぎを削り、アンデウソン・シウバやケビン・ガステラムを撃破、脅威の身体能力であります。しかし、アデサンヤが勝利に1.26倍でキャノニアの勝利に4.06倍で圧倒的に王者アデサンヤが優勢です。果たして、身長193cmとミドル級長身の王者アデサンヤが長いリーチが活かしてキャノニアを圧倒させるのか。
元王者のマックス・ホロウェイの下克上叶うか?
ヴォルカノフスキーはオーストラリア人初のUFC王者であり過去にも日本人との対戦も多く、顔だけでなく名前も格闘技好きではなくても聞いたことがあるという人もいるでしょう。19年12月にホロウェイに判定勝利し、UFCフェザー級王座を勝ち取り、翌年のホロウェイとのダイレクトリマッチでも勝利し昨年9月にブライアン・オルテガを激闘の末に判定で下し、2度の防衛に成功しました。ヴォルカノフスキーは再戦の再戦でまだまだ王座の座は譲れないところでしょう。オッズでは王者ヴォルカノフスキーの勝利に1.54倍、元王者ホロウェイ勝利に2.62倍で現在王者ヴォルカノフスキーが優勢です。ヴォルカノフスキー、ホロウェイ共に名前でも有名でトップ選手同士の対決で期待値が上がります。