欧州サッカーリーグの前哨戦とも言える「インターナショナルチャンピオンズ杯2014」(ICC2014)が25日に開幕し、欧州の強豪8チームがアメリカとカナダに集結して熱戦を繰り広げています。
第2回目となる本大会は昨年新設された大会で、昨年はレアルマドリードが決勝でチェルシーを3-1で下して初代王者に輝きました。今年はマンチェスター・シティ(マンC)、マンチェスター・ユナイテッド(マンU)、リヴァプール、ACミラン、インテル、ローマ、レアルマドリード、オリンピアコスの計8チームが2つのグループに分かれて総当たりのリーグ戦を行い、各グループ1位同士が日本時間の8月5日に決勝を行います。
【ICC2014試合日程】
※ともに「JSPORTS」より抜粋
ブラジルW杯を沸かせた各国のスター選手たちもすでに2014/2015シーズンに向けて始動しており、日本人選手はACミランの本田圭佑、マンUの香川真司、そしてインテルの長友佑都の3選手がICC2014で戦っています。
本田所属のACミランは大変苦しい船出となっています。初戦のオリンピアコス戦をスコアレスの0-3で敗れると、昨日行われた第2戦のマンC戦では大量5失点。今季から指揮を執るインザーギ監督にとってもいきなり厳しい局面に立たされています。本田も慣れない右ウイングでの出場で力を発揮できずに、地元イタリア紙から厳しい評価を受けています。
本田同様に本職ではないポジションで出場となった香川もなかなか「らしさ」を見せられていません。後半から“ボランチ”として香川を投入したマンUは、3-2で何とかローマを振り切って勝利を収めました。ロングボールなどで見せ場こそ作りましたが、オランダ代表を指揮して3位に導いたファンハール新監督の下で、イギリス地元紙には早くも「香川放出」の文字が躍っています。
初戦のレアルマドリード戦に左ウイングで途中出場したインテルの長友は、1-1で迎えたPK戦では2人目に登場しましたが、相手GKにセーブされ、チームも敗れました。左サイドから果敢に攻め上がり、得意のクロスで得点チャンスを演出した長友でしたが、チームを勝利に導くことはできませんでした。
【インテル―レアルマドリードPK戦】
さて、香川のマンUと長友のインテルが次戦(30日)で直接対決します。英国の老舗ブックメーカー(スポーツブック)「William Hill(ウィリアムヒル)」がこの1戦に関するオッズを発表しているので、ご紹介しましょう。
【マンU-インテル勝敗オッズ(30日)】
※オッズは28日午後8時現在
【マンU-インテル得点者ベット(30日)】
※オッズは28日午後8時現在
いつもは最もサッカーベットでスタンダードな「勝敗オッズ」(勝ち、負け、ドロー(引き分け))を当てるベット)を紹介しますが、今回はサッカーで最も盛り上がるゴールシーンに焦点を当てた「得点者オッズ」に注目したいと思います。
オッズ表を見てもらうと「1得点目者」「最後」「いつでも」「2以上」「ハットトリック」の5項目があり、その下にオッズがずらりと並んでいます。「1得点目者」はその試合で最初に得点を決めるかどうかのオッズで、香川ならばチーム5番目タイとなる8.00倍がついています。「最後」はその試合の最後のゴール獲得者のことで、「いつでも」はその選手がその試合でゴールを奪うかどうか、「2以上」はその試合で2得点以上を決めるかどうか、「ハットトリック」は3得点を取るかどうかのオッズを言います。当然、難易度が上がれば上がるほどオッズも高まりますね。長友がハットトリックをするというオッズは101.0倍となっています。
欧州で最も人気のあるスポーツであるサッカーには、勝敗以外にも様々なオッズが用意されています。2014/2015シーズンを間近に控える欧州各国のリーグ戦前に、様々なオッズに挑戦して「あなたの前哨戦」としてはいかがでしょうか?よく「ベットに関する質問」を頂きますので、何かベットの種類についてわからないことがあれば、ブックメーカー情報局の問い合わせでお気軽にお尋ねいただければと思います。
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