【ブックメーカー】ボクシングフェス2017:村田諒太がWBA世界ミドル級王座へ挑戦!エイダム戦オッズは村田優勢!井上尚弥、八重樫東ら世界戦にも期待

WBA世界ミドル級王座決定戦に挑む村田諒太

ついにやってきました、ボクシングフェス2017。5月20日、21日の二日間に渡って、東京・有明コロシアムで開催されるボクシングのビッグイベントです。

ベット365この二日間で、実に5試合もの世界タイトルマッチが行われます。どの試合も魅力的なのですが、その中でも注目するべき3つの試合を紹介していきます。イギリスの人気ブックメーカー「bet365」がオッズを発表していますので紹介します。

アッサン・エンダムVS.村田諒太

【WBA世界ミドル級王座決定戦オッズ】
WBA世界ミドル級王座決定戦オッズ
※オッズは18日午前7時現在

WBA世界ミドル級1位のアッサン・エンダム(フランス)と、WBA世界ミドル級2位の村田諒太(帝拳)によるWBA世界ミドル級王座決定戦が5月20日のボクシングフェス2017のメインイベントとして行われます。

アマチュア実績も豊富な元WBO世界ミドル級王者アッサン・エンダムと、2012年ロンドンオリンピック・ミドル級金メダリストであり日本の国民的スターの村田諒太が対戦します。

ブックメーカー「bet365」が発表したオッズでは、エンダムが3.00倍、村田が1.36倍と、世界初挑戦ながら村田有利の見方が強いようです。

アッサン・エンダム(37戦35勝(21KO)2敗)

アッサン・エンダム

<世界タイトル>
WBA世界ミドル級暫定(2010年)
WBO世界ミドル級暫定(2012年)
WBO世界ミドル級王座(2012年)
WBA世界ミドル級暫定(2016年)

村田諒太(12戦12勝(9KO))

村田諒太

<アマチュア戦績>
138戦119勝(89KO・RSC)19敗
日本国内13冠
2012年ロンドン五輪ミドル級金メダル他

bet365」のオッズでは村田有利の見方ですが、プロでの世界戦経験が豊富で、アマチュア実績もあるエンダムは侮れません。

メリンドはプロ37戦というキャリアがありますので、ベテランとして試合巧者ぶりや老獪さを発揮してくるでしょう。村田は左のリードパンチを駆使して、得意の右ストレートにつなげられるかが勝負の鍵となりそうです。

判定にもつれこむとエンダム有利、KOなら村田有利ではないかと予想されます。村田はKO率75%、エンダムはKO率60%といずれも高い数値を示していることから、KO必至の戦いが繰り広げられそうです。

八重樫東VS.ミラン・メリンド

【IBF世界ライトフライ級タイトルマッチオッズ】
※オッズが発表され次第更新します。

ボクシング最新オッズ情報(bet365発表)

IBF世界ライトフライ級王者の八重樫東(大橋)と、IBF世界同級暫定王者のミラン・メリンド(フィリピン)によるIBF世界ライトフライ級タイトルマッチが、5月21日のセミファイナルで行われます。

日本が誇る「激闘王」八重樫東が、フィリピンの実力派ボクサーであるミラン・メリンドを挑戦者として迎えます。

八重樫東(30戦25勝(13KO)5敗)

八重樫東

<世界タイトル>
WBA世界ミニマム級(2011年)
WBC世界フライ級(2013年)
IBF世界ライトフライ級(2015年)

ミラン・メリンド(37戦35勝(12KO)2敗)

ミラン・メリンド

<世界タイトル>
IBF世界ライトフライ級暫定(2016年)

メリンドは、インターナショナルタイトルやアジアタイトルなどを獲得していますが、世界タイトルはIBF世界ライトフライ級暫定王座のみ。八重樫に比べると、世界レベルでの実績は少し物足りないです。

対して八重樫は、ミニマム級、ライトフライ級、フライ級の世界タイトルを獲得している世界三階級制覇王者。世界トップレベルのボクサーとして、十分な実績を持っています。

実績だけではなく、スピードが武器の八重樫は、総合力でもメリンドを上回っているでしょう。激闘王というニックネームを持ちながらも、フットワークと技術を駆使して、華麗な試合運びを見せることもできます。

メリンドは、29歳ながら37戦という豊富な試合経験を持っています。このキャリアを活かして、いかに八重樫を撹乱させられるかが勝負の鍵となりそうです。

八重樫を上回る試合戦績と勝率を持つメリンドですが、判定、KOにおいても八重樫が有利ではないかと予想されます。

井上尚弥VS.リカルド・ロドリゲス

【WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチオッズ】※19日午後5時更新
WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチオッズ
※オッズは19日午後5時現在

ボクシング最新オッズ情報(bet365発表)

WBO世界スーパーフライ級王者の井上尚弥(大橋)と、WBO世界同級2位のリカルド・ロドリゲス(メキシコ)によるWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチが5月21日のメインイベントとして行われます。

日本のみならず、世界的評価も高い「怪物」井上尚弥が、メキシコのホープであるリカルド・ロドリゲスを挑戦者として迎えます。ブックメーカー「bet365」発表のオッズでは、井上勝利が1.020倍に対してロドリゲス勝利が15.00倍となっています。

井上尚弥(12戦12勝(10KO))

井上尚弥

<世界タイトル>
WBC世界ライトフライ級(2014年)
WBO世界スーパーフライ級(2014年)

井上 尚弥(いのうえ なおや、1993年4月10日~)は、日本の男性プロボクサー。神奈川県座間市出身。大橋ボクシングジム所属。ホリプロとマネジメント契約。

リカルド・ロドリゲス(19戦16勝(5KO)3敗)

リカルド・ロドリゲス

ロドリゲスは、世界タイトル獲得の経験が無く、井上からすると普通の挑戦者です。

圧倒的なパワーとスピードを持つ井上に対し、ロドリゲスはやはり見劣りしてしまいます。ロドリゲスは、変則的なボクシングや、ラフファイトに持ち込まなければ勝利は薄いでしょう。順当に行けば井上のKO勝ちが期待されます。

井上が中盤以降のKO勝ち、判定においても井上が有利ではないかと予想されます。