【188BET】プレミアリーグ2019-2020:マンチェスター・シティとリバプールの一騎打ちか?ブックメーカーが優勝オッズ発表!

マンチェスター・シティ対リバプール

メガクラブが多くひしめき、いまや世界最強リーグの名をほしいままにしているイングランド・プレミアリーグ。史上最高の激戦を繰り広げた昨シーズンの興奮そのままに、2019-2020年シーズンもまもなく開幕の時を迎えようとしています。

新シーズンのプレミアリーグは8月9日(金)に開幕。そして2020年5月17日(日)の第38節で決着するスケジュールとなりました。

188BET ロゴアジアで確固たる地位を築き、世界的にもマンチェスター・シティやリバプールの公式スポンサーとしても知られる日本語対応のブックメーカー「188BET」が優勝オッズを発表していますので、その数字を参考に大会展望をご紹介していきます。

プレミアリーグは欧州最高リーグの名をほしいままにする

プレミアリーグ優勝杯

イングランドのサッカーリーグ1部にあたるプレミアリーグは1992年に創設。1980年代のイングランドサッカーはスタジアムでフーリガンによる暴力行為が横行し、1985年にはサッカー場の火災で56人が焼死、さらにUEFAチャンピオンズリーグ決勝リバプール対ユベントス戦ではリバプールサポーターが暴徒化し、39人が死亡(ヘイゼルの悲劇)。さらに1989年には観客が将棋倒しになって96人が死亡するヒルズボロの悲劇が起こるなど、暗黒時代を迎えていました。

そんな状況を打破するために、上位5クラブ(リバプール、トッテナム・ホットスパー、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、エバートン)を中心に新リーグの設立を決定。1992年にそれまでの1部であったチャンピオンシップに所属していた全クラブが離脱し、上位リーグとしてプレミアリーグを創設しました。

プレミアリーグは年々その地位を向上させ、スタジアムの安全性も上昇。収益規模ではヨーロッパでもイングランドが群を抜いており、ヨーロッパ最高リーグの地位を確立させています。

2018年は史上最高の激戦をシティが制す!プレミア勢はヨーロッパを席巻

マンチェスター・シティ(2018年プレミアリーグ優勝セレモニー)

2018-2019年シーズンのプレミアリーグはマンチェスター・シティとリバプールの2強が史上もっともレベルの高い優勝争いを繰り広げる1年となりました。

序盤から両チームが順位表のトップを激しく奪い合い、他のチームを圧倒的に突き放す展開が続いた末、優勝を果たしたのは前年度チャンピオンのマンチェスター・シティ。クラブ史上初となる連覇を達成しました。

リバプールは惜しくも勝ち点1差で2位となり、プレミアリーグ開設(1992年)以前の1989-1990年以来となる優勝を逃しています。勝ち点98での準優勝は史上初。過去の準優勝チームの最多勝ち点記録89を大幅に更新したほか、史上初めてシーズン1敗のみで優勝を逃したチームともなりました。

一方でリバプールは「イスタンブールの奇跡」から14年ぶりにUEFAチャンピオンズリーグの制覇に成功。決勝の相手は同じプレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(リーグ4位)でした。

UEFAヨーロッパリーグも同じくプレミアリーグのチェルシー(リーグ3位)がアーセナル(リーグ5位)を破って制しており、2018-2019年はプレミア勢が史上最も活躍した、歴史的な1年となっています。

新シーズンも優勝オッズ筆頭のシティをリバプールが追う2強体制になりそう

【イングランド・プレミアリーグ2019-2020優勝オッズ】
プレミアリーグ2019-2010優勝オッズ※オッズは5日午後1時現在
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ブックメーカー「188BET」の発表する優勝オッズの筆頭は昨年度チャンピオンのマンチェスター・シティ。オッズは1.45倍となりました。

2番手は昨年シティをぎりぎりまで追いつめたUEFAチャンピオンズリーグ王者リバプールで3.50倍。今年もこの2チームが本命とみていいでしょう。

3番手は昨年度UEFAチャンピオンズリーグファイナリストのトッテナム・ホットスパーで19.0倍、4番手は昨年度UEFAヨーロッパリーグ王者のチェルシーと、優勝回数リーグ歴代最多のマンチェスター・ユナイテッドで36.0倍。昨年度UEFAヨーロッパリーグファイナリストのアーセナルが6番手で61.0倍となりました。

吉田麻也のサウザンプトンと武藤嘉紀のニューカッスルは11番手タイの1001倍となっています。

3連覇へ、豪華陣容のシティが今年もリーグを席巻するか

セルヒオ・アグエロ(マンチェスター・シティ)

3連覇を狙うマンチェスター・シティはジョゼップ・グアルディオラ体制4年目に突入。スペイン代表MFロドリをアトレティコ・マドリッドから約85億円で獲得。昨年国内3冠を達成したチームをさらに強化しつつあります。

チームの最大目標はいまだ手が届いていない悲願のUEFAチャンピオンズリーグ制覇となるでしょうが、その層の厚さはリーグ戦とカップ戦すべてを全力で戦い抜いても問題のないレベルです。

あえて心配な点を挙げるとすれば、エースストライカーのセルヒオ・アグエロの年齢でしょうか。10代のころからトップレベルでフル稼働し、マンチェスター・シティに加入した2011年以降すべてのシーズンでチーム得点王に輝いている世界屈指の点取り屋も31歳。勤続疲労がいつ表れてもおかしくはありません。

とはいえ、そのほかのFW陣もガブリエル・ジェズスやラヒーム・スターリング、レロイ・サネ、リヤド・マフレズとまさに豪華そのもの。仮にアグエロが大きくパフォーマンスを落としたとしても、シティ帝国の牙城はそうそう崩れることはないはずです。

ヨーロッパ王者リバプール、悲願のプレミア制覇へ不足なし

ユルゲン・クロップ(リバプール)

悲願のプレミアリーグ制覇を勝ち点1差で逃すという悲劇を味わったリバプール。プレミアリーグ以前はイングランドの盟主として君臨していた超名門も、長らくその名誉から遠ざかっています。

とはいえ今のリバプールはクラブ史上最高クラスの実力を誇るのも確か。名将ユルゲン・クロップ監督のもと、魅力に満ち溢れたチーム作りができています。

モハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノの最強3トップにGKアリソン・ベッカー、CBフィルジル・ファンダイクの世界最強コンビ擁するディフェンス陣も強靭そのもの。今シーズンもしリバプールがUEFAチャンピオンズリーグとプレミアリーグの2冠を達成しても、不思議に思う人は誰もいないことでしょう。昨年逃した快挙を今年こそ達成できるでしょうか。

かつての盟主は今年も苦難にあえぐか。歴代最高額DF獲得を突破口としたい

ハリー・マグワイア(マンチェスター・ユナイテッド)

昨シーズンのプレミアリーグで6位に終わり、逆襲が期待されているマンチェスター・ユナイテッドですが、ここまで思うような補強は進んでいません。

チームの要であるポール・ポグバやロメル・ルカクが移籍を望んでおり、仮に彼らが本当に流出するとしたら代役の確保はかなり難しいことでしょう。

ユベントスのパウロ・ディバラやバルセロナのイバン・ラキティッチなど、多くの名手の名前が獲得候補に挙がっていますが、残り時間少ない移籍市場でどこまで戦力を整えることができるかが重要となります。

近年課題であったディフェンス力の強化には、レスター・シティ所属のイングランド代表DFハリー・マグワイア獲得で合意。リバプールのフィルジル・ファンダイクの移籍金約97億円を超えるDF史上最高額になることは確定的となりました。

昨シーズン、ユナイテッドの失点数は54と首位シティより31、2位リバプールより32も多い惨状でした。開幕が迫り、まだまだ陣容も整わぬ中、ユナイテッドはかつての威容を取り戻すことができるのでしょうか。

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