【ブックメーカー】AFCアジアカップ2019:日本は優勝オッズ5.5倍で2番手予想!ライバルはイラン、韓国、そして前回大会王者のオーストラリアか?

日本代表

4年に1度、アジアの国々が一堂に会してアジアで最も強い国を決める大陸選手権、AFCアジアカップ2019がいよいよ開催されます。森保一監督体制で最初の大舞台を迎える日本代表にとっても、非常に重要な戦いとなるこの戦い。

ウィリアムヒルアジア屈指の人気を誇り、マンチェスター・シティやリバプールの公式スポンサーとしても知られるブックメーカー「188BET」と「William Hill(ウィリアムヒル)」がオッズを発表していますので、その数字を参考に大会展望をご紹介していきます。

アジア最強国決定戦!AFCアジアカップとは

AFCアジアカップ優勝杯

アジア最強を決める大陸選手権大会であるAFCアジアカップ。アジアサッカー連盟(AFC)が開催するこの大会はワールドカップやオリンピックと同様、4年に1度行われます。

1956年に第1回大会が開催されており、その歴史は欧州サッカー連盟(UEFA)の開催するEUROよりも古いものです。日本は過去に8回参加し、そのうち4回優勝と歴代最多を誇っています。

2019年度大会からは従来の参加国16か国から8か国増やし、24か国による戦いとなりました。さらに大規模な大会となった2019年のアジアカップはFIFAクラブワールドカップと同様、アラブ首長国連邦(UAE)で開催されます。

2015年大会は地元開催のオーストラリアが悲願の初優勝!

オーストラリア代表(2015年大会優勝セレモニー)

オーストラリアで2015年に開催された前回大会を制したのは地元オーストラリア。2011年カタール大会で日本を相手に決勝戦で李忠成の延長109分におけるスーパーゴールで散ったオーストラリアが、3度目の参戦でついにアジアの頂点に輝いています。

韓国との決勝戦は後半46分のソンフンミンのゴールによって土壇場で同点に追いつかれ、2011年大会に続いて延長戦にもつれこむ展開に。

しかし今度は105分に途中出場のMFジェームズ・トロイージのゴールで再度勧告を突き放し、アジアの王座を手にしました。韓国は1956年、1960年に連覇して以来の優勝を目指しましたが、1972年、1980年、1988年に決勝で敗れたのに続いて再びの決勝敗退となっています。

連覇を期した日本は準々決勝でUAEに敗戦。開始早々失点すると、81分に柴崎岳のゴールで同点に追いつくももう1点が生まれずにPK戦へ。本田圭佑と香川真司が失敗した結果、1996年以来5大会ぶりに準決勝への進出失敗となりました。

1月5日に開幕!日本の初戦は1月9日トルクメニスタン戦

アジアカップ2019グループ分け

2019年大会は1月5日に開幕。1月17日にグループステージを終了すると、1月20日から22日にかけてラウンド16、1月24日から25日にかけて準々決勝、1月28日から29日にかけて準決勝が行われ、そして2月1日に決勝戦が開催される予定となっています。

グループFに入った日本はウズベキスタン、オマーン、トルクメニスタンと対戦。

初戦のトルクメニスタン戦は1月9日、オマーン戦は1月13日、そしてウズベキスタン戦は1月17日に開催される運びとなりました。

優勝オッズは日本が2番手!イラン、韓国が並んで優勝候補筆頭に

【AFCアジアカップ2019優勝オッズ】
AFCアジアカップ2019優勝オッズ※オッズは6日午前11時現在

ブックメーカー「William Hill(ウィリアムヒル)」が発表した優勝オッズで、日本は僅差の2番手5.50倍のオッズがつきました。

優勝最有力にはイランと韓国が並んで5.00倍と僅差で日本を上回っています。日本に次ぐのはオーストラリアで7.00倍、サウジアラビアが11.00倍と続いています。

【AFCアジアカップ2019グループF突破オッズ】
グループFオッズ
※オッズは6日午前11時現在

188BET ロゴまた、ブックメーカー「188BET」が発表した日本が属するグループFの突破オッズは、日本が1.17倍とダントツ1位。2番手がウズベキスタンで5.0倍と続き、3番手オマーンが17.0倍、4番手トルクメニスタンが81.0倍となっています。

歴史に残る2人の大エース。その後継者は日本代表を導く存在となれるか

北川航也(日本代表)

2011年以来2大会ぶりの優勝を目指す日本代表。12月28日にはメンバーと背番号の発表も行われ、いよいよ新体制での大一番に臨みます。

森保体制で初招集を受けた13番の武藤嘉紀(ニューカッスル/イングランド)や、背番号10を背負う中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル)、ヨーロッパでも屈指のタレントを持つ若手として注目される堂安律(フローニンゲン/オランダ)らの活躍にぜひ期待したいところです。

また、ぜひ注目したいのは背番号11に決まったFW北川航也(清水エスパルス)。同じ静岡県静岡市出身で、長年日本代表を背負った稀代のストライカー、三浦知良が背負った番号を継承することとなりました。

クラブでは岡崎慎司の23、代表では三浦知良の11と、静岡が生んだ日本最高峰のストライカー2人の後継者として、北川は日本を背負うエースストライカーに成長することが期待されています。

43年ぶり制覇へ。アジア最高位のイランが名実ともに頂点を目指す

カルロス・ケイロス監督(イラン代表)

日本(50位)やオーストラリア(41位)、韓国(53位)を抑えてFIFAランキングでアジアトップとなる29位に位置しているイラン。

2011年から指揮を執るカルロス・ケイロス監督はかつてマンチェスター・ユナイテッドでサー・アレックス・ファーガソンの右腕として辣腕を振るい、レアル・マドリッドやポルトガル代表を指揮した経験を持つ名将です。

イランは1968年、1972年、1976年とアジアカップ3連覇を果たしているものの、それ以降は決勝進出もなしと、実力のわりにアジアカップでは好成績を残せていません。

ワールドカップには頻繁に出場し、2018年ロシアワールドカップのアジア予選では全18試合で無敗という新記録も達成。アジアで無類の強さを誇るイランが、ついにアジアの王座を奪還する時が来たのかもしれません。

ゴールを量産する韓国のスーパーエースが韓国を悲願の優勝に導く

ソンフンミン(韓国代表)

悲願の優勝を目指す韓国代表の注目選手は何といってもソンフンミンでしょう。イングランド・プレミアリーグでゴールを量産しているソンは現在アジア最高の選手といって間違いないほどのレベルに達しています。

12月に行われた7試合だけで6ゴール、さらに1月1日のカーディフ戦でもハットトリックと、世界最高峰のプレミアリーグでも手を付けられないほどの大活躍ぶり。対戦するチームはソンを抑えることができるか否かが大きなポイントとなるに違いありません。

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