【Marathonbet】大相撲五月場所2019:貴景勝が新大関として賜杯を手にするのか?横綱・白鵬の43回目の優勝か?ブックメーカーがオッズ発表!

新大関で本場所に挑む貴景勝

平成最後の大相撲となった三月の春場所を制したのは、平成最強の横綱・白鵬でした。5月12日(日)に開幕し、5月26日(日)に千秋楽を迎える令和最初の本場所となる五月場所(夏場所)では、白鵬が令和においても覇道を突き進むのでしょうか。

それとも貴景勝らを筆頭に台頭する新世代が新たな時代の幕開けを高らかに宣言することとなるのでしょうか。

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平成最後の本場所は横綱・白鵬が圧勝も、品格に問題残す

白鵬(2019年三月場所三本締め)

平成最後の本場所となった三月の春場所を制したのは横綱・白鵬。怪我で苦しんでいた昨今とは打って変わり、万全の状態で春場所に挑むことができた白鵬は御嶽海、玉鷲、貴景勝ら強敵を次々と打ち破り、千秋楽では横綱・鶴竜も倒し、自身15度目となる全勝優勝を飾りました。これで優勝回数も42回に伸ばし、平成最強横綱の座をさらに確固たるものにしたといえるでしょう。

しかし、優勝インタビューののちにまだ神送りの儀式が行われていないにもかかわらず客席に呼びかけて三本締めを行い、大きく問題視されました。2017年11月場所の千秋楽に観客と万歳三唱を行い、理事会から厳重注意を受けていたこともあり、白鵬はけん責処分、師匠の宮城野親方は3か月間報酬10%減額の処分となっています。

そのほか、優勝時点・殊勲賞は14勝1敗の西前頭4枚目・逸ノ城、敢闘賞は12勝3敗の東前頭7枚目・碧山、技能賞は10勝5敗の関脇・貴景勝となりました。

昨年五月場所、鶴竜は自身初となる連覇を達成

鶴竜(昨年五月場所優勝セレモニー)

関脇・栃ノ心の大関昇進や、新三役となった小結・遠藤の活躍に期待がかかっていた昨年の大相撲五月場所。

横綱・稀勢の里の全休に加え、同門の大関・高安も全休。さらに大関・豪栄道も9日目で休場を決めたことで1959年以来59年ぶりとなる大関不在の場所となるなど、異例な戦いとなったこの場所を制したのは横綱・鶴竜でした。

4日目に松鳳山に敗れたもののその後体勢を立て直して連勝し、千秋楽で白鵬にも勝利。14勝1敗で初の連覇を達成しました。

栃ノ心は12日目の白鵬戦も含めて無傷の連勝を続けるも、白鵬に勝利した翌13日目に気が抜けたのか平幕の正代に敗戦。そして14日目に鶴竜との直接対決でも敗れ、結果13勝2敗で優勝は逃したものの大関昇進を勝ち取っています。

オッズ

【大相撲五月場所2019初日幕内オッズ】
無題
※11日午前10時更新
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大相撲五月場所2019最新オッズ情報

平成最強・白鵬は令和の時代も最強街道を突き進む

白鵬

春場所ではその比類なき実力を見せつけ、平成最強の名をほしいままにした白鵬。令和最初の本場所となるこの五月場所でも連覇が期待されています。

問題となるのは、春場所千秋楽の鶴竜戦で負った右上腕の怪我。伊勢ケ浜部屋での同一門連合稽古ではぶつかり稽古を行ったものの、まだ激しい相撲を取るには至っていません。

4月には日本への帰化申請・モンゴル国籍離脱の手続きを行い、引退後に親方となる道筋をつけ始めました。それだけになおさら三本締め問題でその品格が問われていることは大きなマイナスとなりかねません。令和最初の本場所でその実力の高さとともに、新たな時代でも大相撲の顔となるにふさわしい姿を見せてほしいものです。

新時代の旗手・貴景勝、令和最初の本場所で世代交代なるか

貴景勝

幕内最年少の22歳にして大関昇進を勝ち取った貴景勝。令和の時代を代表する力士となるべく順調に成長を続けています。初土俵から大関までにかかった場所数は28場所。年6場所となった1958年以降で歴代6位、日本人力士としては歴代1位となるスピード出世でした。

外国人力士に大相撲が席巻され、期待の星であった稀勢の里も怪我に苦しんだ末に引退という結果に。それだけに、貴景勝にかかる期待は絶大なものとなるでしょう。

新大関での優勝となれば、2006年夏場所の白鵬以来。新たな時代の幕開けとなるこの五月場所において、白鵬超えを果たすことができるでしょうか。

調子を上げる鶴竜、昨年に続き再び五月場所を制して新時代に名を刻みたい

鶴竜

昨年の五月場所では自身初となる連覇を果たしたものの、その後4場所連続で休場の憂き目を見た鶴竜。三月場所ではようやく休場を回避して10勝をあげ、復活をアピールすることができました。

5月6日の横審稽古総見では大関・貴景勝や大関・高安に連勝するなど12番で9勝し、好調ぶりを披露。怪我をしていた右足の回復も順調とあって、令和最初の優勝を虎視眈々と狙っているとみていいでしょう。

白鵬の陰に隠れがちな鶴竜ですが、新時代の幕開けとなる今場所において歴史に名を刻む勝利を挙げたいところです。