欧州サッカー連盟(UEFA)主催のヨーロッパ最強のサッカークラブを決める大会チャンピオンズリーグの決勝トーナメントが開催されていますが、いよいよ準々決勝が日本時間の4月7日(水)からスタートします。チャンピオンズリーグ準々決勝は、ファーストレグとセカンドレグの2試合に分けて行われます。ファーストレグは日本時間の2021年4月7日と8日に行われ、セカンドレグは1週間後の4月14日と15日に開催されます。3月19日には組み合わせ抽選会が行われ、対戦カードが決定しました。
準々決勝と準決勝の対戦カードは以下の通りです。
Match 1:マンチェスター・シティ(イングランド)対ドルトムント(ドイツ)
Match 2:ポルト(ポルトガル)対チェルシー(イングランド)
Match 3:バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)対パリ・サンジェルマン(フランス)
Match 4:レアル・マドリード(スペイン)対リヴァプール(イングランド)
準決勝の組み合わせは以下の通りです。
•バイエルン対パリサンジェルマンの勝者 対 マンチェスター・シティ対ドルトムントの勝者
•レアル・マドリード対リヴァプールの勝者 対 ポルト対チェルシーの勝者
以上の通り、準々決勝の組み合わせ抽選で準決勝の組み合わせも決定するため、どのチームが対決する可能性があるかと道のり自体が明らかになりました。
注目の優勝オッズや準々決勝の対戦オッズなどチャンピオンズリーグの展望を「10Bet」をご覧頂きながら紹介していきます。
準々決勝の展望は?
8強が出揃い、見ている限り若干イングランド勢3チームと若干目立つようにも感じます。続いてドイツの2チームという形で大差はありませんがイングランド勢が多く残っています。一方で、イタリア勢はラウンド16までですべてのクラブが敗退へと追い込まれたという結果になりました。対戦オッズを「10Bet」をご覧頂きながら詳細を説明していきたいと思います。
まずはマンチェスター・シティ対ドルトムントについてですが、マンチェスター・シティ1.41倍と2倍を割る高い支持となっています。対するドルトムントは6.75倍と圧倒的な差が開いています。しかしながらドルトムントはセビージャを下し4季ぶりの準々決勝進出となり力も入りまだまだ余力は残っています。
次にMatch 4のレアル・マドリード対リヴァプールのオッズについてです。どちらが勝ってもおかしくない今回のビッグゲーム。オッズはレアル・マドリードは2.40倍、リヴァプールは2.85倍でやはり僅差のオッズとなりました。レアル・マドリードはスペインでは、昨年12月から新型コロナウイルスの変異種が確認されたイギリスからの入国制限を実施され、2月の決勝トーナメントでは1回戦をホームで戦うことができませんでした。しかし、その入国制限が3月30日に緩和されるため、4月6日に行われるCL準々決勝ファーストレグでレアル・マドリードはリヴァプールをホームに迎えることが可能となった模様ですので、本領発揮できるのではないでしょうか。
Match 2のポルト対チェルシーについてはポルト勝利に4.65倍、チェルシーに1.80倍とオッズ上はチェルシーに軍配が上がる。ポルトは2季ぶりの準々決勝進出にチーム全体に指揮が上がるところではありますが予想ではチェルシーに対する支持は高い。チェルシーは前戦には堅いディフェンスのアトレティコ・マドリードを下し他チームかも恐れられている。
最後にはMatch 3のバイエルン・ミュンヘン対パリ・サンジェルマンである。バイエルンに2.00倍、PSGに3.40倍とクラブワールドカップ王者への支持は高い。唯一のフランス勢のPSGではあるが、リーグアンでも目立つ強さを見せ、またフランス杯でも現在ベスト16位と快勝を続いているので油断はできません。
マンチェスター・シティの強さが目立ちはしますが準決勝へ進むのはどのチームか目が離せません。
【UEFAチャンピオンズリーグ2021 ベスト8対戦オッズ】
※オッズは31日午後1時現在
勝ち進み優勝へ導かれるのは手堅くマンCか
ベスト8が出揃った今優勝予想も決勝トーナメントが始まった時よりも現実的な予想になりました。優勝予想についても「10Bet」を参考にして詳細を説明します。
1番に上がるのはマンチェスター・シティが3.00倍と高い評価になっています。対戦オッズにおいても1番低いオッズが出るのもあり、プレミアリーグでの快勝もあり、ここは納得の1番です。2番目には先述にもありますがクラブワールドカップを優勝したバイエルンミュンヘンで4.50倍です。1番2番は妥当で堅い順位であると言えます。3番にはチェルシーの6.00倍です。マンCやバイエルンに比べるとゲームでの評価は劣りますが、今回の抽選で競合と当たらずに決勝へ進みやすい道へ引き当てたチェルシーは優勝へ進む確率は低いとは言えない。また3番手以降が優勝を勝ち取るのは2011-12シーズン以来の同チームチャンピオンズリーグ優勝を彷彿させるようであります。
【UEFAチャンピオンズリーグ2021 優勝オッズ】
※オッズは31日午後1時現在
決勝へと進むとされていた強豪ユヴェントスが早くも敗退もあり、番狂せも出てきた今年のチャンピオンズリーグの準々決勝。以前では強豪で憧れのチームであったレアル・マドリードは11.00
倍と下から数える方が早い順位となっています。レアル・マドリードが所属するリーガ・エスパニョーラでは今季に限ってはアトレティコ・マドリードとバルセロナに力及ばずの状態があっただけにこのようなオッズになった言えます。対するリヴァプールはチェルシーに続いて6.50倍とレアル・マドリードより高い支持を得ています。しかしレアル・マドリードは史上最多の優勝獲得数でありもちろん全チーム強豪であります。今後の動向を注目したいところです。