近年、どんどん新スポーツが導入されているがBMXフリースタイルもその一つです。BMXとは1970年代初期にアメリカ・カリフォルニア州の子供たちが20インチクルーザーバイク(自転車)でモトクロスを真似た事から始まり、70年代半ばには専用のバイクを使ったレースが全米で行われるようになる。他の英語圏でも広まり、1982年には初の世界選手権が開かれる。スケボーなどの場所で自転車に乗りアクロバティックな競技を披露するイメージでありますがその競技の中は種目もたくさんあり、奥が深いです。
そんな今回のBMXフリースタイルの展望をオンラインブックメーカー「bet365」でご覧いただきながらご紹介に参ります。
どのような競技?ルールや魅力を併せて紹介!
先述にもありますが、BMXフリースタイルは今回初導入の競技ですので今回金メダルを手にするものは紛れもなく初代王者となるわけです。当然ながら初代金メダルというのは金メダルというだけでなく更なる値打ちが付くように感じます。またBMXの競技の中にもBMXの競技はコースを走りタイムを競う「BMXレース」と、技の難易度や完成度、トリックの組み合わせや構成、ジャンプの高さなど総合的に採点が行われる「BMXフリースタイル」という2種類があります。フリースタイルの中にも以下のように4種類存在します。
① BMXパーク:決められたフィールド内で様々なトリックを繰り出すBMXパークという競技です。パーク内にはジャンプセクションやプールのようなセクションが用意されており、選手たちはこれらの地形を活かしながら演技をします!
② BMXストリート:街中に存在する手すりや壁、階段などを利用してトリックを生み出すBMXストリートという競技です。場所は街中でよく、自転車1台あれば誰でもできることからフリースタイルの中で1番競技人口が多い種目になります。(日本の道路で行うと基本的に道路交通違反になります。)
③ BMXフラットランド:塗装されたフラットなエリアを使い技を披露するのがBMXフラットランドという競技です。制限時間、約3分以内で技を披露してその完成度や構成を採点します。BMXフラットハンドは2018年にはUCI(国際自転車競技連合)のBMX種目に正式に加えられ、ワールドカップも始まっています。
④ BMXダート:最後にご紹介するのがBMXダートという競技です。こちらの競技ではセクションやジャンプ台が土で作られており、これらのコースを利用して選手たちはトリックを披露します。
ちなみにオリンピックに開催されるはフリースタイルのパークとレーシングです。
競技ではありますが構成や仕上がりなどを評価されますので、演技のようなものを求められています。
決勝まで絡れ込むことができるのは男女とも一体誰だ?
日本代表ではフリースタイルに男子の中村輪夢、女子は大池水杜と一人ずつの出場が決定しています。注目の中村選手は2歳からBMXを始め元BMXライダーを父に持つまさにBMXのサラブレッドであります。輝かしいタイトルも総なめしており、名前もライダーらしい名前。初代チャンピオンとして勝ち取って欲しいところではありますが、男子の注目のオッズは1番有力はオーストラリア代表の全身タトゥーのローガン・マーティンで2.10倍です。見た目は日本人にとっては一見怖いところではありますが彼のプレースタイルはサーファーやスケーターでもインスパイアされるものがあるのではないだろうかというほどの催眠術のフロントフリップ、バックフリップ、1080スピンなど人々を魅了するテクニックをオリンピックでも見せてくれるのではなかろうか。
2番には中村で少し差は開くが4.75倍となかなかの好オッズです。「初代チャンピオンっていい響き」と少年のようにはにかんだ笑顔通り金を勝ち取ってもらいたいです。
【東京オリンピックBMXフリースタイル男子金メダルオッズ】
※オッズは26日午後11時現在
女子はアメリア代表のハンナ・ロバーツで1.40倍圧倒的な強い支持となっています。女子の大池はというと34.00倍と少し苦しいオッズになりますが、今回導入でまだまだ結果がわかりません。