昨年世界中で猛威を振るった新型コロナウイルス。2021年は収束に向かうことを願いながらもまだまだ“アフターコロナ・ウィズコロナ”としての生活様式、様相が継続することでしょう。東京競馬場での5週連続G1の最初を飾る3歳マイル王決定戦、NHKマイルＣ（G1、1600㍍・芝）が東京競馬場にて行われます。
このレースは春のG1の中でも荒れやすいレースで過去10年でも3連単が10万を超えたケースが7回もあり、ビッグチャンスの可能性もある夢のレースと言っても過言では無いでしょう。その中でも2013年のレースが印象的で10番人気のマイネルホウオウが制覇し6番人気のインパルスヒーローが2着、8番人気のフラムドグロワールが3着と、3連単は123万5600円というスーパー万馬券が登場する形となった。昨年は1番人気のレシステンシアを追い抜き鮮やかな快勝をラウダシオンがG1初制覇をしたNHKマイル。今年のレースはどのようなドラマが繰り広げられるのでしょうか。
注目のレース展望を「bet365」を見ながらご紹介に参ります。
【NHKマイルＣ2021単勝オッズ】
※オッズは6日午後１時現在
グレナディアガーズが予想1番人気に
昨年に朝日杯FSで2歳コースレコードで優勝したグレナディアガーズが人気を集めています。オッズでも2.75倍で今のところぶっちぎりで有利となっています。二歳マイル王が三歳マイル王の座も狙いに勝ちたいところでしょう。
次にバスラットレオンとシュネルマイスターと続いています。バスラットレオンにおいてのオッズは3.50倍でG1レースの優勝に未だ縁がなく今回こそ初制覇を狙う。経験値が高いことも安心してレースを見られるのではないでしょうか。シュネルマイスターは4.50倍で弥生賞2着で皐月賞の切符を手にしたが、距離適性やレース間隔を考慮しNHKマイルカップに焦点を合わし、今回のレースへ挑みます。
荒れるレース、大穴狙いで行くか？
春のG1は荒れると鼻から踏んで、大穴狙いでも張ることも言い手では無いでしょうか。先述もあった通りこのレースは過去から見ても荒れやすいレースと言えます。今年もあり得ない思わぬ起こってもおかしくは無いでしょう。
まずは9番人気のタイムトゥヘブンで21.00倍です。前哨戦のニュージーランドＴで2着に入り好成績を残しました。今回のNHKマイルCで初めてG1レースに出場します。G1レースとしてもデータはもちろんありませんが騎手はM.デムーロと期待も高いです。また生産は北海道・日高町にあるオリオンファームで同牧場からの晴れ舞台は約4年ぶりとなり、オリオンファームからの夢を背負っての出走で力が入ります。
最後に15番人気のリッケンバッカー67.00倍もおすすめどころです。オッズとしては期待が薄いとは言えますが実力のある良い馬といい勝負をしているところもありポテンシャルがあることは間違いありません。今回レースに一発可能性を賭けてみるのもいいかもしれません。NHKマイルC、東京競馬場にて15時40分発走予定です。
