やっとこのレースがやってきたと思っている競馬ファンの方も沢山いるのでないでしょうか。1年の初めの重賞レースといえば『フェブラリーステークス』です。今年も2月21日に東京競馬場（G1、ダート・1600㍍）にて開催されます。今年のダート王を決めるといってもいいフェブラリーステークスは昨年はモズアスコットではあるが今年のダート王はどの馬になるのかと注目が集まる。今レースは例年統計的には1番人気が優勝する傾向にあるが今年どうなるだろうか。レースの展望をブックメーカー「bet365」を確認頂きながら注目の馬、人気の馬のご紹介していきたいと思います。
カフェファラオ・レッドルゼルらが人気の中心？
今年の『フェブラリーステークス』は同時期の『サウジカップデー』に出走するチュウワウィザードなどの主要の人の馬が遠征中で不在ということもある国内でのビッグレースではありますが、普段日の目を浴びにくい馬が優勝を飾る可能性が出ています。また現在オッズの上では2頭が注目を浴びています。優勝すればG1初制覇となるカフェファラオが1番人気で3.50倍になっています。
前走で重賞レースでのチャンピオンズCやジャパンダービーでは力奮わず、敗戦。敗因はカフェファラオとしては少し距離が長かったとも言われ今回はスタミナ切れと言われている。今だに重賞レースでは結果を出せていないので人気ではありますがレース当日が気になるところです。しかし、実力を見せつけられたヒヤシンスSやユニコーンSと同じ東京ダートマイルの舞台であるので相性が良いはずですので大いに期待したいです。また筋肉質でゴツゴツと隆起した岩のような筋肉美しいボディでパワフルな走りっぷりを見せてくれることでしょう。
2番目人気はレッドルゼル4.50倍である。根岸Sで重賞初制覇を果たし冬に強い父の遺伝子を引き継ぎ少しずつパワーアップさせて手応えを感じてきていました。成績としても非常に安定した成績の14戦12連対と良い結果を残している。前走の根岸Sで待望の重賞初制覇で一気に競馬ファンの期待を背負う形となる。レッドルゼルにとっては初めてのG1とマイル戦と目指す栄冠は安易ではないが、器用にこなして優勝なるか。
【フェブラリーステークス2021単勝オッズ】
※オッズは１７日午後４時現在
順位大混戦の予想の今年は大荒れなるか
今年の順位オッズ共に日々目まぐるしく変わり、今年は混戦大荒れ予想である。人気の順位でいうと9番人気のエアアルマスと11番人気のエアスピネルの2頭にも注目したい。この2頭とも東京の馬主でまたフェブラリーステークスとの相性もいいと言われ、オッズでいうとエアアルマスは21.00倍、エアスピネル26.00倍になっているこの2頭が少なくともどちらかが上位に大荒れになるところだ。
また一昨年優勝したインティについては6番人気となっており、過去の王者に似合わない順位ではあるが鞍上はフェブラリーステークスを最多の5勝をしているレジェンド武豊がインティの復活劇を飾るパートナーである。前走した東海ステークスでは1番人気に躍り出たのにも関わらず大敗で終わった。その評価から6番人気になったと予想できる。武豊自身も「今年最初のG1で個人的には（3月15日生まれのため）51歳で挑む最後のG1。何とか結果を出したい」と意気込んでいる。インティが優勝するとなると、14、15年連覇のコパノリッキー以来の快挙となる。インティは2019年以来優勝していないのもあるので武豊の前人未到の6勝目とフェブラリーステークス2勝をダブル快挙を狙いたいところである。
