【ピナクル】1年越しのテニス最高峰ウィンブルドンが始まる。男女ともの大会展望はいかに?

ロジャー・フェデラー vs. ノバク・ジョコビッチ

いよいよ6月後半と言えば28日よりウィンブルドン選手権の本戦が始まります。ウィンブルドンといえば言わずもがなテニスのグランドスラムの一つではありますが、その中でも伝統ある世界最高峰の大会でテニスプレーヤーはもちろんテニスファンも一度は訪れてこの目で観戦したいというところでしょう。

ウィンブルドンといえばドレスコードの厳格さも有名です。過去にはスポーツメーカーのアディダスが三本ラインを禁止されたりなど白を基調とし厳格すぎると声もありますが、その厳しさも格式ある大会でそれでも尚プレーヤー全員が目指す大会であることは過言ではないでしょう。

また、昨年のウィンブルドンは世界的なパンデミックにより中止となりました。どのスポーツも煽りを受けていますから特別なことではありませんがこのような大きな大会が延期ではなく中止となるのは多くの人に悲しまれました。

今年のウィンブルドンはというと、イギリスの国全体が新型コロナウィルス感染症の次の波により感染が拡大されている中での開催となりますが、安全を配慮した上のウィルスを物ともせず吹き飛ばす勢いで大会を盛り上げてもらいたいと思います。

ピナクル ロゴ

さて、ウィンブルドンの大会展望を「Pinnacle」とともにご紹介にあたりたいと思います。

今年の出場選手多数!注目の日本勢は?

錦織圭

予選から出場の選手も含め今年のウィンブルドンのエントリーしている選手は男女とも多数です。男子シングルスは①錦織圭 ②杉田祐一 ③西岡良仁 ④内山靖崇 ⑤ダニエル太郎 ⑥添田豪 ⑦伊藤竜馬 ⑧望月慎太郎と8名です。
※内山、添田、伊藤、西岡、望月選手は予選敗退となっています。

先日妻の妊娠が報道にありパパとなる錦織圭の初戦は世界ランキング67位のポピリンと対戦が決まっていて錦織圭の53位でありますからやや格下の相手との闘いとなります。とはいえ、53位と67位ですし、その日のコンディションではどうなるかわかりません。初戦は特に力が入ることでしょう。杉田祐一の初戦はリシャール・ガスケです。杉田祐一は現在世界ランキング110位で自己ベストでシングルス36位と錦織についで日本国内では2番目の記録です。まだまだランキングを上げていきたいですし、対するガスケは世界最高レベルの片手バックハンドの使い手でありアグレッシブなゲームメイカーです。ガスケを下して上位に上がることを期待したいところです。ダニエル太郎は予選は出場せず、本戦へスキップすれば出場するとの表明。

女子シングルスの出場選手は色々世論がありますが、大坂なおみはエントリーしないことを表明し①土居美咲 ②日比野菜緒 ③奈良くるみ ④内藤祐希 ⑤日比万葉の5名が出場します。大坂なおみは自身のポリシーに則って、今後の大会への出場を決めていく方針ではありますが、この行動をネガティブに捉えず今後においての選手と大会サイドとの風通しが良くなることを願いたいと思います。

優勝へは安定のジョコビッチか?復活のフェデラーは?

ノバク・ジョコビッチ

先述にもありますが、昨年はパンデミックの影響で第二次世界大戦による非開催から75年ぶりに中止となりましたが、1年越しの開催となり世界中が優勝は誰になるかであるとかなど開催自体を喜んでいます。

各ブックメーカーも優勝予想を発表しておりますが男子シングルスの優勝支持が高いのは、先日全仏オープンで優勝を飾ったノバク・ジョコビッチが1.763倍でかなり高い指示を受けています。無論、世界ランキングは1位であり今年の年間4大大会では全豪、全仏と制覇していて今回のウィンブルドンを制することができれば年間4大大会制覇に王手がかかることになります。男子では52年振りでレーバー以来となり男子では史上3人目となる。また1年五輪がズレたことでオリンピックイヤーと重なりジョコビッチ自身も五輪出場を表明していることから4大大会制覇と五輪制覇を成し遂げたとすれば88年にグラフが制覇した以来で男子では史上初となりますのでその点においても大注目です。

2番目に支持が高いのはダニール・メドベージェフ7.450倍で2番目ではありますがジョコビッチと大きく差が開いた状況となります。世界ランキング2位ではありますが2021年の大会においてはなかなかうだつがあがらない成績が続いています。メガ大会のタイトルを取り一気に巻き返しを図りたいところでしょう。

世界ランキング4位のステファノス・チチパスにおいては、マスターズの大会は良い成績をあげるもののグランドスラムは悔しい結果が多い。オッズは8.810倍で3番目の支持ではありますが、グランドスラムの初優勝をウィンブルドンで成し遂げることに照準が定まっています。最後には復活を狙うロジャー・フェデラーで10.07倍。ツアー通算歴代最多111勝であり、グランドスラム優勝回数は歴代1位タイの20勝です。テニス史で築かれた数々の記録を塗り替えてきたことでも史上最強のテニスプレイヤーと呼ぶ声も少なくありません。芝を1番得意とするフェデラーでありますから復活のシナリオは揃ったと言えるでしょう。

【ウィンブルドン選手権2021男子シングルス優勝オッズ】
ウィンブルドン男子a
ウィンブルドン男子b
ウィンブルドン男子c
※オッズは26日午後1時現在

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大坂なおみ、前回女王ハレプも欠場。女子シングルスの展望は?

アシュリー・バーティ

女子テニスで世界ランキング3位のシモナ・ハレプはふくらはぎのケガにより、ディフェンディングチャンピオンとして臨むはずでしたがウィンブルドン選手権を欠場すると発表しました。先月イタリア国際途中棄権でウィンブルドンの2連覇を期待されていましたが残念な結果となりました。大坂なおみも現在世界ランキング2位でもあります。大坂なおみを早い復帰を願うばかりです。

テニスの女子といえばスポーツベットとなると男子より予想しにくいのが典型ではありますが、1番目に支持が高いのはアシュリー・バーティが7.250倍となっています。世界ランキングは現在1位で今年のグランドスラムは優勝をとることが今のところありませんがWTAツアーでは着実に結果を残し続けています。セリーナ・ウィリアムズはバーティと僅差の7.500倍です。女子においてウィリアムズの名前を何年聞いたことでしょう。パワーテニスといえばウィリアム姉妹というほどの女子テニスでパワーテニスのパイオニアは彼女達のことだといえます。1998年の初優勝から20年以上も彼女の名前が現役としてトップクラスで存在し続けるのは開いた口が塞がりません。続き
ペトラ・クビトバとガルビネ・ムグルサは同一オッズで11.00倍です。今年も女子は大混戦のゲームが繰り広げられるのでしょうか。

【ウィンブルドン選手権2021女子シングルス優勝オッズ】
ウィンブルドン女子a
ウィンブルドン女子b
ウィンブルドン女子c
※オッズは26日午後1時現在

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