バスケットボール男子Bリーグは29日、7季目の開幕を迎えました。バスケットボール男子Bリーグは以前は日本プロバスケットボールリーグの後継であり、日本プロバスケットボールリーグは2005年から2016年まで株式会社日本プロバスケットボールリーグが主催していた日本のプロバスケットボールリーグでありました。
日本国内初のプロバスケットボールリーグであり、少なくともbjリーグの活躍でバスケットボールが活性化したことでしょう。そこからバスケットボール男子Bリーグに今年は1部(B1)は24チームが頂点を目指し、来春までのシーズンを戦います。
前年覇者の宇都宮はどのように優勝を狙っていくのか?開幕序盤に愛知ダービーもあり名古屋市内で開幕戦の名古屋D―三河の「愛知ダービー」があり、名古屋Dが101―86で白星発進し、開幕から大盛り上がりです。
全米では大人気スポーツでありながら日本ではスポーツとしての認知はありながらも人気としてはマイナーにされがちであるバスケットボールですが、プレイヤーたちのレベルの底上げを図り注目されてきだしたのは事実です。八村塁に続くプレイヤーの希望だけでなくバスケットボール界の進化も期待したいところです。
そんな「B.LEAGUE」の大会展望はブックメーカー「ウィリアムヒル」が出している優勝オッズとご一緒にご覧いただきましょう。
優勝最有力はアルバルク東京!
優勝に最有力と期待されているのはアルバルク東京でしょう。アルバルク東京というとピンとこない人もいるかと思われますが、前身はトヨタ自動車男子バスケットボール部です。このチームには日本人初のNBA選手でもあった田臥勇太も所属していたチームで彼が所属していた時代も強豪チームであり、スーパーリーグやオールジャパンでも優勝を果たすほどでした。
またBリーグ設立後にも優勝連覇と果たし昨年は優勝を譲りましたが今年も優勝を狙い、オッズは4.50倍と一番支持が高い状態となっています。今年はヘッドコーチにリトアニア代表を指揮した経験を持つデイニアス・アドマイティスが就任され、千葉Jから藤永佳昭を獲得、ジャスティン・コブスが新加入しレベルアップしたアルバルク東京の優勝を見ることができるのでしょうか。
次には千葉ジェッツで5.00倍です。正式名には千葉ジェッツふなばしですがチーム名の「ジェッツ」はNFLのニューヨーク・ジェッツと同様に、空港(成田国際空港)とジェット機にちなんでいます。千葉ジェッツふなばしは先述のbjリーグに2011年に参入し2013年からは「ナショナル・バスケットボール・リーグ」へ移籍しましたが2016年にbjリーグとNBLが統合されB.LEAGUEが設立されると、B1東地区に振り分けられました。B.LEAGUE発足後以降は、試合観客動員数1位、2季連続B1東地区優勝、東地区最多の地区優勝3回、天皇杯3連覇、3季連続ファイナル進出、2017東アジアスーパーリーグ(スーパー8)初代チャンピオン、2020-21シーズンチャンピオンと輝かしい経歴があります。
【B.LEAGUE優勝オッズ】
※オッズは30日午前10時現在
宇都宮ブレックス、連覇への祈願
バスケットボールB1宇都宮ブレックスは27日、栃木県宇都宮市馬場通り1丁目の二荒山神社で必勝祈願を行い、リーグ連覇に挑むために必勝祈願をしました。昨季王者でありながらも優勝への支持は4番目で7.00倍です。JBLの2部リーグに降格の時代もありましたがBリーグになってからは昨年はファイナルで琉球ゴールデンキングスと対戦しチャンピオンに輝きました。現チャンピオンでありながらも4番目に支持というのは悔しい見通しではありますが今年から所属のジュリアン・マブンガがいいスパイスになるか期待したい。