JRAが馬券発売するフランスG1「第101回凱旋門賞」が、パリロンシャン競馬場で(海外G1、2400㍍・芝)10月2日に開催されます。スプリンターズSの興奮も冷めやらぬ10月2日の深夜には世界最高峰のG1レースの凱旋門賞がスタートを切るわけです。スタートしたきっかけとなるのは1920年に第一次世界大戦後に衰退したフランス競馬再興を掲げて誕生した国際競走でありますが、今じゃ世界中が目指すレースです。ヨーロッパのみならず世界中のホースマンが英ダービーやケンタッキーダービーと並び憧れ、勝利を目標とする世界最高峰の競走の1つとして知られているのは周知の事実です。
海外レースでは競馬ファン以外は認知度が低いということもありますがこのレースは日本でも近年きわめて知名度や人気の高い競走で、日本国内で最上級の活躍をした競走馬が1960年代後半からしばしば参戦しています。
凱旋門賞は開催自体を盛り上げるために凱旋門賞の前日に1つのG1競走と4つのG2競走が、当日に凱旋門賞をメインに6つのG1競走が施行されており、その週末の2日間は凱旋門賞ウィークエンドと呼ばれています。
そんな世界トップクラスのレースを出走見込み馬は以下の通りです。
アダイヤー
アルハキーム
アルピニスタ
ウエストウインドブローズ
ウエストオーバー
オネスト
グランドグローリー
シリウェイ
ステイフーリッシュ
タイトルホルダー
ディープボンド
トルカータータッソ
ドウデュース
ハリケーンレーン
バブルギフト
ベリーエレガント
マレオーストラリス
メンドシーノ
ラッソー
ラパリジェンヌ
ラプティットココ
ルクセンブルク
ヴァデニ
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武豊とドウデュースのペアで悲願の勝利を目指す!
日本勢の一人である武豊は今回出走するとすれば10度目の出走となります。武豊が初めて出走したのは1994年ホワイトマズルと挑みましたがその当時とすると日本の競馬業界からは認知度は低かったですがそこから幾度と挑戦をしましたが武豊でさえ勝利が叶えていないレースです。現在ドウデュースのオッズは21.00倍ではありますが勝算はあるのでしょうか。海外レースは特に体調が左右し、荒れる可能性大です。
また、さらに注目のタイトルホルダーは8.00倍です。生産元としては海外に出走する予定ではなかったそうですがここ最近の急成長に期待ができそうです。2021年・2022年の阪神大賞典の勝利馬のディープボンドで51.00倍です。直近の天皇賞は2着で残念な結果ではありますがこの凱旋門賞で昨年の凱旋門賞では最下位の14着に敗れましたのでいい結果を残したいところです。
【凱旋門賞2022単勝オッズ】
※オッズは29日午後2時現在
大注目の馬は?
1番の注目はアイルランドで生産・調教されたルクセンブルグで4.50倍です。前走の愛チャンピオンSは1着で絶好調ですのでこの調子で今回のレースで優勝したいところです。
進化が止まらないG1を5連勝中のアルピニスタ7.00倍です。昨年4月のリステッド競走Vから破竹の7連勝を飾り、目下G1は5連勝中となっています。G1初制覇となった昨年のベルリン大賞では、トルカータータッソに2馬身半差で完勝し、強さを止める馬はいないと言っていいでしょう。
最後にヴァデニで7.00倍です。ヴァデニは2021年7月にデビューし、初戦・2戦目を連勝しました。今年5月のギシュ賞で重賞初制覇を果たすと、続く仏ダービーも制し、G1初制覇を飾りました。その後もエクリプスSで古馬相手にG1勝利をあげるなど、今年の欧州3歳路線の筆頭格とも言える活躍を続けていますが通算成績は8戦5勝でどこまで戦い抜くことができるのでしょう。