10月2日(日)は秋のG1シーズン開幕を告げる、スプリンターズステークス(G1、1200㍍・芝)が中山競馬場で行われます。
スプリンターズステークスは1967年に4歳(現3歳)以上の馬によるハンデキャップの重賞競走として、中山競馬場の芝1200mで創設されます。創設当時は4歳(現3歳)以上の馬が出走できる中央競馬で唯一のスプリント(短距離)重賞だった。2000年にはG1に格上げされ、国際レースとして外国馬も出走可能となっています。
一昨年はコロナウィルス感染症のため無観客で開催し、グランアレグリアが夏場の休養を経て、2度目のスプリント戦で優勝を飾りました。昨年はピクシーナイトがスタートで先行すると直線でレシステンシアを破りG1初制覇を飾り父モーリス産駒として初めてのG1勝利で感動を呼びました。今年の優勝はどの馬が勝ち取るのでしょうか。
出走予定の馬は以下の通りです。
メイケイエール
ナムラクレア
シュネルマイスター
ナランフレグ
タイセイビジョン
ヴェントヴォーチェ
ウインマーベル
トゥラヴェスーラ
テイエムスパーダ
ジャンダルム
エイティーンガール
ダイアトニック
サンライズオネスト
ファストフォース
メイショウミモザ
マリアズハート
レイハリア
ラヴィングアンサー
ダイメイフジ
ワールドウインズ
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大本命はメイケイエールかそれともナムラクレアか?
選りすぐりのスプリンター馬が集結するスプリンターズステークスですが今回は本命通りに行くのでしょうか。昨年の有馬記念(エフフォーリア)を最後に、平地G1では1番人気がワースト13連敗中といった痛い結果が続いている状態です。
今回の大本命はメイケイエールです。メイケイエール今まで少し細かった体をバージョンアップしてレースに臨みます。前走の5月14日の京王杯スプリングカップではスカイグルーヴの追撃を半馬身差で振り切り重賞5勝目を挙げました。このレースの勝利により安田記念の出走権を獲得しましたが、照準を今回のレースに合わせるためにスキップしました。オッズは1.72倍で圧倒的な一番人気となります。期待の通り本命通りとなるでしょうか。
2番人気はナムラクレアで3.75倍です。悪くないオッズではありますがメイケイエールの高い支持に差を開けられている状態です。ナムラクレアは3歳でもレースでは現在思い通りの走りができていない様子です。短いレースにバチッとハマることを期待したい。
3番人気は初のスプリント戦のシュネルマイスターで6.50倍です。昨年にNHKマイルCを制し、今年の安田記念でも本調子ではない中で2着に好走しておりマイル路線といえばシュネルマイスターというほどの存在を出していますがスプリントでも存在感を出すことができるのでしょうか。
【スプリンターズステークス2022単勝オッズ】
※オッズは27日午後2時現在
穴馬はベテラン勢か
人気上位の馬に圧倒されがちではありますが、ベテラン勢にも頑張ってもらいたいところです。まずはファストフォースに注目します。人気としては14番目で穴馬扱いに十分になる所ですがオッズは81.00倍です。前走のセントウルステークスを0.4秒差の2着に入ることができ、上位に入るこむことを予想してもいいところでしょう。
次にサンライズオネストで51.00倍で、ファストフォースが14番人気に対する13番人気です。前走の同じくセントウルステークスで6〜8番手からレースを進め、0.6秒差の3着と大健闘した底力を大きく期待したい。