月末メインイベントは上半期のG1を締めくくる宝塚記念(G1、2200㍍・芝)が阪神競馬場で行われます。宝塚記念は有馬記念と同様にファン投票で出走馬を決め、こちらは上半期の締めくくりを飾る競走として関西地区の競馬を華やかに盛り上げようとの趣旨で企画され、1960年に創設されました。上半期の実力ナンバー1決定戦の位置付けもされているだけでなく、優勝馬には当該年のブリーダーズカップ・ターフへの優先出走権と出走登録料・輸送費用の一部負担の特権がついており、オーナー側からしても美味しい話です。
昨年優勝馬はC.ルメール騎手騎乗の1番人気クロノジェネシスが好位追走から、最後の直線は鋭く脚を伸ばし、坂を駆け上がった後に一気に抜け出し優勝を飾りました。
出走馬は以下の通りです。
・アイアンバローズ
・アフリカンゴールド
・アリーヴォ
・ウインマリリン
・エフフォーリア
・オーソリティ
・キングオブコージ
・ギベオン
・グロリアムンディ
・サンレイポケット
・ステイフーリッシュ
・タイトルホルダー
・デアリングタクト
・ディープボンド
・パンサラッサ
・ヒートオンビート
・ヒシイグアス
・ポタジェ
・マイネルファンロン
・メロディーレーン
国際的にも評価もあり歴史的にも長い宝塚記念を「bet365」を見ながら紹介予想に移りましょう。
スターホース集結レース、タイトルホルダーはファンの期待に応えることはできるのか?
先述にもありますが、上半期のG1戦線を盛り上げたスターホースが仁川に集結します。主役はファン投票で史上最多得票を集め、オグリキャップを上回る史上最多の得票数で1位に輝いたのは天皇賞馬に輝いたタイトルホルダーです。仕上がりも美しく良いコンディションと言えるでしょう。
オッズも一番人気はタイトルホルダーで3.00倍です。2番にはファン投票2位で、昨年の年度代表馬に輝いたエフフォーリアで3.50倍です。今季初戦の大阪杯でまさかの9着に敗退し残念な結果に終わりました。年度代表馬として復権をかけてドリームレースに臨むこととなります。3番目には天皇賞・春2着からの臨む戦いのディープボンドで4.50倍です。ここまでG1で2着3回と惜敗続きで、そのうち2度はエフフォーリア、タイトルホルダーに先着を許しました。この停滞を打破したいところです。
【宝塚記念2022単勝オッズ】
※オッズは21日午後12時現在
穴馬のウインマリリンは苦手舞台を克服するか
今回はウインマリリンは少し違うと言えるでしょう。G1レースになると調子がうまく出ないウインマリリンで、阪神競馬場開催のレースにはめっぽう弱い結果となっていますが今回は苦手を克服するためにじっくりと調整に入ったので期待をしたいところです。オッズは67.00倍で穴馬らしいオッズではありますが、ここは期待したいです。またAIで表示されたのはギベオンでオッズは最下位で201.00倍です。ギベオンが優勝すればかなりの高配当になりますからこれも大波乱になるかも少し期待です。