ヨーロッパのクラブチームの頂点を決める「UEFAチャンピオンズリーグ」は、2月14日より決勝トーナメント(ラウンド16)の戦いが幕を開けます。ヨーロッパ各国の強豪チームが参加しており世界からの注目度も高いUEFAチャンピオンズリーグは、計32チームを4チーム毎8グループに分け、ホーム・アンド・アウェイ方式で6試合を戦い、各グループの上位2チームが決勝トーナメントに進出できます。決勝トーナメントでも同様にホーム・アンド・アウェイ方式で行われ、2試合の合計スコアで勝敗が決まります。今大会では、前回初のヨーロッパチャンピオンに輝いたマンチェスター・シティや、優勝回数が最も多いレアル・マドリードなどが頂点を目指し激突します。
チャンピオンズリーグ ラウンド16の組み合わせは以下の通りです。
【ラウンド16 1stレグ】
2月14日
・コペンハーゲン 対 マンチェスター・シティ
・RBライプツィヒ 対 レアル・マドリード
2月15日
・パリサンジェルマン(PSG) 対 レアル・ソシエダ
・ラツィオ 対 バイエルン
2月21日
・PSV 対 ドルトムント
・インテル 対 アトレティコ・マドリード
2月22日
・ポルト 対 アーセナル
・ナポリ 対 バルセロナ
【ラウンド16 2ndレグ】
3月6日
・バイエルン 対 ラツィオ
・レアル・ソシエダ 対 パリサンジェルマン(PSG)
3月7日
・レアル・マドリード 対 RBライプツィヒ
・マンチェスター・シティ 対 コペンハーゲン
3月13日
・アーセナル 対 ポルト
・バルセロナ 対 ナポリ
3月14日
・ドルトムント 対 PSV
・アトレティコ・マドリード 対 インテル
UEFAチャンピオンズリーグ ラウンド16の展望は「ウィリアムヒル」でご覧頂きながらご紹介に移りたいと思います。
昨シーズン歴史的な3冠を達成したマンチェスター・シティは今大会連覇なるか?
昨シーズンのマンチェスター・シティは、3シーズン連続7回目のプレミアリーグ優勝を果たし、見事3連覇を達成しました。FAカップ、さらには前回大会で初のヨーロッパチャンピオンに輝き、3冠を達成。この偉業を達成するにあたり、アーリング・ハーランドは公式戦53試合で52ゴールという驚異的な数字を叩き出し、チームに大きく貢献しました。その結果、プレミアリーグ得点王、欧州ゴールデンシューなどあらゆる賞を総なめにし、現在のサッカー界で最も得点力を誇ります。今大会の決勝進出予想オッズは1.91倍、優勝予想オッズは3.00倍とどちらも最有力の予想です。
【UEFAチャンピオンズリーグ2023/24:決勝進出予想オッズ】
※オッズは10日午後1時現在
【UEFAチャンピオンズリーグ2023/24:優勝予想オッズ】
※オッズは10日午後1時現在
2019-2020シーズンの同大会でグループリーグから11試合無敗からの全勝優勝を飾って以降、ベスト8止まりが続いているバイエルン・ミュンヘンは、決勝進出予想オッズ2.62倍、優勝予想オッズ5.00倍とどちらも2番人気の予想です。注目を集めるのが、昨夏チームに加入したハリー・ケインで、ケインは移籍後すぐにゴールを量産し、ブンデスリーガではここまで24得点を奪取、バイエルンのデビュー年に記録したゴール数では最多得点者となりました。今大会の最多得点者予想でも、アーリング・ハーランドが1.91倍の最有力予想に続く、3.75倍につけています。今季ベスト8の壁を破り、再び頂点に君臨することができるでしょうか?
【UEFAチャンピオンズリーグ2023/24:最多得点者予想オッズ】
※オッズは10日午後2時現在
チャンピオンズリーグで日本人初の優勝を果たすのは?
今シーズンのチャンピオンズリーグ決勝トーナメントに進出した日本人選手は、冨安健洋(アーセナル)、久保建英(レアル・ソシエダ)、鎌田大地(ラツィオ)の3選手です。過去に日本人選手が所属するチームの最高成績は、南野拓実(リヴァプール2021/22)と宇佐美貴史(バイエルン2011/12)の準優勝と、欧州サッカーの頂点に立った選手はまだいません。
3選手のチームの予想オッズはそれぞれ以下の通りです。
冨安健洋(アーセナル):決勝進出予想3.50倍、優勝予想6.50倍(4番人気)
久保建英(レアル・ソシエダ):決勝進出予想29.00倍、優勝予想51.00倍(11番人気)
鎌田大地(ラツィオ):決勝進出101.00倍、優勝予想151.00倍(15番人気)
果たして日本人初チャンピオンズリーグ優勝の快挙を果たすことができるでしょうか?