【ウィリアムヒル】第83回桜花賞:3歳牝馬三冠レースの初戦、桜花賞がいよいよ開幕!

桜花賞

4月9日に阪神競馬場で牝馬クラシックの幕開けを飾る第83回桜花賞(G1、芝・1600㍍)が行われます。この桜花賞はクラシックレースに指定されており、本場イギリスのレースを日本式にモチーフにしたレースで、『桜花賞、皐月賞、オークス、ダービー、菊花賞』の5つがこれに該当します。いずれも3歳の時にしか出走が出来ず、生涯で1度しか出走できない特別なレースです。また、桜花賞、優駿牝馬・秋華賞と中央競馬の牝馬三冠競争の第一関門となっており、5着までの馬には優秀牝馬(オークス)の優先出走権が与えられます。最もスピードのある3歳牝馬を決める注目のレースが間も無く開幕します。

出走予定馬は以下の通りです。

エミュー(牝3、美浦、和田郎厩舎)
キタウイング(牝3、美浦、小島厩舎)
コナコースト(牝3、栗東、清水久厩舎)
コンクシェル(牝3、栗東、清水久厩舎)
シングザットソング(牝3、栗東、高野厩舎)
シンリョクカ(牝3、美浦、竹内厩舎)
ジューンオレンジ(牝3、栗東、長谷川厩舎)
ダルエスサラーム(牝3、栗東、高野厩舎)
トーセンローリエ(牝3、美浦、小笠厩舎)
ドゥーラ(牝3、栗東、高橋康厩舎)
ドゥアイズ(牝3、栗東、庄野厩舎)
ハーパー(牝3、栗東、友道厩舎)
ブトンドール(牝3、栗東、池添厩舎)
ペリファーニア(牝3、美浦、鹿戸厩舎)
ミシシッピテソーロ(牝3、美浦、畠山厩舎)
ミスヨコハマ(牝3、美浦、斎藤誠厩舎)
ムーンプロープ(牝3、栗東、上村厩舎)
メイクアスナッチ(牝3、美浦、武市厩舎)
モズメイメイ(牝3、栗東、音無厩舎)
モリアーナ(牝3、美浦、武藤厩舎)
ユリーシャ(牝3、栗東、中村厩舎)
ライトクオンタム(牝3、栗東、武幸厩舎)
ラヴェル(牝3、栗東、矢作厩舎)
リバーラ(牝3、美浦、高柳瑞厩舎)
リバティアイランド(牝3、栗東、中内田厩舎)
ルミノメテオール(牝3、美浦、金成厩舎)

ウィリアムヒル桜花賞の展望は「ウィリアムヒル」でご覧頂きながらご紹介に移りたいと思います。

2歳女王リバティアイランドが圧巻の走りを見せるか?

リバティアイランド

桜花賞はスピード重視のマイル戦ですが、歴代優勝馬のその後の戦績を見ると、意外にも長距離で実績をあげている馬が多くいます。例えば、昨年の優勝馬であるスターズオンアースは桜花賞に続きオークスでも勝利を挙げ、大阪杯では2着と健闘しました。また、2020年優勝のデアリングタクトは牝馬3冠を成し遂げ、2018年優勝のアーモンドアイはジャパンカップを2回勝っています。今年優勝最有力候補に上がるのがリバティアイランドで単勝予想オッズは1.67倍と他を圧倒しています。昨年の阪神ジュベナイルフィリーズを2馬身差で圧勝し、JRA賞最優秀2歳牝馬を受賞しているだけにその期待は高いです。最優秀2歳牝馬が桜花賞を勝てば2021年のソダシ以来、2年ぶり11頭目となります。今回、阪神ジュベナイルフィリーズから中118日と久々の出走となりますが、2歳女王の実力を示すことができるでしょうか?

ディープインパクト産駒最後の世代の1頭、ライトクオンタムが桜の舞台へ挑みます。無傷の3連勝Vを狙うライトクオンタムに騎乗するのは2日の大阪杯で史上最年長G1勝利記録を樹立した武豊騎手で2週連続のG1制覇を狙います。予想オッズは5.00倍と2番人気です。ディープインパクトの産駒はこれまでに歴代最多の桜花賞5勝を挙げ、初年度から12世代連続でクラシックを勝利、歴代最多のクラシック24勝を挙げている事から最終世代からもクラシックウィナーが誕生するのか注目が集まります。スピード+一瞬の切れ味を生かす競馬ができれば自ずと勝機が見えてくるでしょう。

【桜花賞2023単勝予想オッズ】
桜花賞オッズ
※オッズは7日午前11時現在

William Hill 登録方法

ルメール騎手と初コンビのハーパーがタイトル奪取なるか?

予想オッズ3番人気13.00倍のハーパーは、ルメール騎手との初コンビで参戦します。前走のクイーンカップは馬群でタフな競馬を強いられましたが、ゴール前の追い比べを制してタイトルを獲得しました。前走から実戦で装着したチークピーシーズも効果的で、集中力が増しているので、頼もしい鞍上を背に打倒1強へと邁進します。次いで、コナコースト、ペリファーニアが15.00倍の予想です。コナコーストはG1を7勝したキタサンブラックの娘で、チューリップ賞で2着の成績を残しています。今回父の産駒初のクラシック制覇を狙います。同じくチューリップ賞3着から挑むペリフォーニアは兄に2021年の皐月賞、天皇賞・秋、有馬記念を制したエフフォーリアを持ち、兄に続いてクラシック制覇ができるか注目です。

そして、昨年のアルテミスステークスを制したラヴェルと言えば、“リバティアイランドを負かした唯一の馬”です。アルテミスステークスではリバティアイランドがスムーズさを欠いたとはいえ、後方2番手から大外を伸びて差し切り。ゴール前で猛追してきたライバルをクビ差凌いで、重賞初制覇を果たしました。続く阪神ジュベナイルフィリーズでは不利な大外枠に加え、道中で力んだこともあって11着に大敗したが、今回で3戦連続となるリバティアイランドとの対決には注目が集まります。予想オッズは26.00倍と大きく劣りますが、戦績はまだ1勝1敗の五分です。ラヴェルは再びリバティアイランドを抑えて桜花賞の大穴となれるでしょうか?

ハーパー

タイトルとURLをコピーしました