【10Bet】スーパーラグビー2018:クルセイダーズの連覇か?サンウルブズは495倍の優勝オッズからトップ5を狙う!

クルセイダーズ(2017年優勝時)

地元で開催されるワールドカップを来年に控え、盛り上がりを見せている日本のラグビー。開催国として恥じない戦いぶりを見せるためにも、レベルアップを目的として代表選手やその候補で構成されるチーム、サンウルブズとして過去2年スーパーラグビーに参戦してきました。

10Bet ロゴいよいよ迎える3年目のシーズンで、サンウルブズは世界を相手にその成長ぶりを見せつけることができるのでしょうか。世界屈指のラグビー強国からクラブチームが集うスーパーラグビーの優勝オッズをブックメーカー「10Bet」が発表していますので、その数字を参考に今シーズンの展望をご紹介していきます。

太平洋を囲む5か国から集ったクラブが最強を競う国際リーグ

スーパーラグビー優勝杯

太平洋を囲む日本、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、アルゼンチンの5か国からクラブチームが集まって戦う国際リーグ戦であるスーパーラグビー。オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカの3つのディビジョンに分かれ、ディビジョン内で8試合、他のディビジョンとそれぞれ4試合の合計16試合を2月から7月にかけて行います。各ディビジョン1位の3チームと5つのワイルドカードチームの計8チームがファイナルシリーズに進出し、トーナメントで優勝を決定します。

昨シーズンまでは18チームが参加していましたが、オーストラリアのウェスタン・フォースが撤退、南アフリカのセントラル・チーターズとサザン・キングスがスコットランド、ウェールズ、アイルランド、イタリア、南アフリカ共和国の5ヶ国で行われているヨーロッパ最高峰のリーグ戦であるプロ14に移籍したことで、2018年は15チームでの開催となりました。

サンウルブズは今年からオーストラリアディビジョンに参加

サンウルブズ

チーム数が削減された影響から、昨年までの南アフリカディビジョンからオースラリアディビジョンに移ることとなりました。太平洋全体がその戦いの場となってきた関係から移動の負担が大きいことが問題視されていましたが、日本から移動しやすいオーストラリアが主戦場となることはサンウルブズにとって大きなプラスとなるはずです。そのサンウルブズは2月24日にホームである秩父宮にブランビーズを迎えて初戦を迎えます。

◆オーストラリアディビジョン
ブランビーズ(オーストラリア)
ニューサウスウェールズ・ワラターズ(オーストラリア)
クイーンズランド・レッズ(オーストラリア)
メルボルン・レベルズ(オーストラリア)
ヒト・コミュニケーションズ・サンウルブズ(日本)

◆ニュージーランドディビジョン
ブルーズ( ニュージーランド)
チーフス( ニュージーランド)
クルセイダーズ( ニュージーランド)
ハイランダーズ( ニュージーランド)
ハリケーンズ( ニュージーランド)

◆南アフリカディビジョン
ブルズ(南アフリカ)
ストーマーズ(南アフリカ)
ライオンズ(南アフリカ)
シャークス(南アフリカ)
ジャガーズ(アルゼンチン)

サンウルブズの試合日程(2018年)

クルセイダーズの2連覇に最大オッズが付けられる

【スーパーラグビー2018優勝オッズ】
スーパーラグビー2018優勝オッズ※オッズは15日午前7時現在
10Bet 登録方法

ブックメーカー「10Bet」が発表した優勝オッズによると、2018年のスーパーラグビー優勝候補筆頭に挙げられたのは昨年度チャンピオンのクルセイダーズ。オッズは4.45倍となりました。2番手には2016年王者のウェリントン・ハリケーンズで4.95倍、3番手には2年連続優勝決定戦進出のゴールデン・ライオンズで5.95倍、4番手は2012、2013年に2連覇を果たしているワイカト・チーフスで6.90倍と続いています。

日本のサンウルブズは最下位となる495.25倍。一つ上の14位に位置しているクイーンズランド・レッズ(五郎丸歩が2016年に所属したことで知られる)のオッズが60.25倍と、実に8倍以上も大きな数字となりました。サンウルブズが圧倒的に低く見られていることが浮き彫りとなってしまうオッズが付けられています。

サンウルブズは5位内へのジャンプアップを目指す

リーチ・マイケル(サンウルブズ)

スーパーラグビー参戦3年目を迎えるサンウルブズ。地元開催となる2019年ラグビーワールドカップに向けてチーム力を高めるべく、レベルの高い競争に挑み続けてきました。1年目は1勝、2年目は2勝と、少しずつではありますが進歩を見せています。昨年はチーフスでプレーをした日本代表のリーチ・マイケルや、マオリ・オールブラックス選出経験を持つロビー・ロビンソンなど、経験豊富な選手も今年加入し、チーム力は間違いなく昨年より上がっていることでしょう。

チームの今年の目標は5位以内。大きすぎる目標かもしれませんが、ワールドカップを盛り上げるにはそのぐらいの目標を達成する必要はあるはずです。2015年のワールドカップで日本代表が南アフリカを下してスポーツ史上最大の番狂わせと謳われたように、世界の前評判を覆す活躍をすることができるでしょうか。

王者クルセイダーズの進撃は今年も続く

クルセイダーズ

スーパーラグビー最多8回の優勝を誇るクルセイダーズ。準優勝回数も4回と、スーパーラグビー22年の歴史の半分以上でトップ2に輝いていることとなります。メンバーの多くが世界最強の呼び声高いニュージーランド代表、通称オールブラックスに選出されていることもその強さを証明するものです。来年のワールドカップでオールブラックスに選出されるためにも、選手たちは気合十分でスーパーラグビーに臨んでくるはず。クルセイダーズが再びこの太平洋を舞台とした戦いを征服することになる可能性は非常に大きいといえるでしょう。

ハリケーンズは名将のラストシーズンを勝利で終えることができるか

クリス・ボイドHC(ハリケーンズ)

2015年に準優勝すると翌年2016年には見事初優勝。2017年もベスト4と、近年安定して上位進出を果たしています。その立役者であるクリス・ボイドヘッドコーチは今シーズン終了後にイングランド最高峰リーグであるプレミアリーグの名門ノーサンプトン・セインツのヘッドコーチとなることが決まりました。2015年にハリケーンズのヘッドコーチに就任すると2年目にチームをスーパーラグビー初優勝に導いた名将とのラストシーズン。ハリケーンズはその最後の花道を飾ることができるのでしょうか。