【ウィリアムヒル】2歳女王決定戦「阪神ジュベナイルフィリーズ」は今週末!ホウライアキコとハープスターの無敗対決は必見!!

阪神ジュベナイルフィリーズ ロゴ

2歳女王決定戦「阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神JF)」(GⅠ、1600㍍・芝)が阪神競馬場で8日、午後3時40分に発走します。今年は近年まれにみる実力馬が、今年最後を締めくくるGⅠレースに挑みます。

まずは、優勝候補に挙げられているのが和田竜二騎乗のホウライアキコです。どこかのスポーツ紙で「和田アキ子」なんて言われていましたが(笑)、実力、実績ともにトップクラスです。

ホウライアキコ和田 竜二

夏の小倉競馬で新馬戦を制すると、次戦の小倉2歳ステークスを制して一気にその名を知らしめました。前走のデイリー杯2歳ステークス(GⅢ、1600㍍・芝、下記画像)では当時のコースレコードをたたき出して優勝、3戦全勝で阪神JFに挑みます。


「スピードが抜けていて、心肺機能が高い」と調教に当たっている中峯厩務員が話すように、阪神競馬場のゴール前の坂をも登り切るスタミナも十分兼ね備えています。「もともと完成度の高い馬。追ってからもう一段ギアが上がる」と和田騎手も期待感を持ってのレースを楽しみにしているようです。

ハープスター川田 将雅

新馬戦からタッグを組む川田将雅騎乗のハープスターは、新馬戦、前走となる8月の新潟2歳ステークス(下記画像)を桁違いの末脚で圧勝して、約3か月半ぶりのレースとして阪神JFを迎えます。新潟競馬場の約300㍍の短い直線で大外から一気に追い込んで差し切る力は、他の2歳馬より頭一つ抜けています。


新潟2歳ステークス後は放牧され、10月末に帰厩したハープスターは体重増で体の重さを感じる状態でしたが、「少しずつ反応も良くなってきている」と松田博調教師もぶっつけ本番で挑む阪神JFにも意に介しませんでした。川田騎手は「追い切りは右回りだし、直線の長い阪神外回りはいい舞台だ」と2歳馬No.1の呼び声高いハープスターの無傷の3連勝Vに自信を見せていました。

いわゆる“出世レース”と言われている札幌2歳ステークス(下記画像)を、97年の距離改正以降初めて牝馬として制したレッドリヴェールも2歳女王へ名乗りを上げています。426㌔と細見の馬体ながら、馬場が極悪なレースを力強く競り勝てたことは大きな自信になっていることでしょう。

ローブティサージュ

レッドリヴェールの調教を担当する須貝厩舎は、昨年の阪神JF優勝馬であるローブティサージュを手掛けており、昨年に続く連覇を狙っています。前走の札幌2歳ステークスからリフレッシュ放牧し、先月初旬に帰厩したレッドリヴェールは、ハープスターとは対照的に体重を落としていました。現在もカイバを少し残しているとの情報もありますが、「体重が戻ってきている」と須貝厩舎側は全く問題にしていないようです。

レッドリヴェール

新潟2歳ステークスでは5着に終わったものの、その後のオープンレースである芙蓉ステークス、アルテミスステークス(下記映像)と連勝して女王の座を狙うマーブルカテドラルにも十分チャンスはあります。前走のアルテミスステークスでは鞍ズレのアクシデントに見舞われながらも冷静なレース運びで優勝しました。


田辺裕信騎手の騎乗が予想されるマーブルカテドラルは「1週前の動きは良い」とした上で「体重は増えているけど、(関西への)輸送で良くなる」と阪神JFに向けて順調に仕上がっているようです。オープンクラスで勝ち名乗りを挙げてきた他馬にない経験をフルに生かしてほしいものです。

マーブルカテドラル & 田辺 裕信

ウィリアムヒルでは、阪神JFを制して2歳女王馬になるのはどの馬なのでしょうか?枠順および日本語対応のブックメーカー「William Hill(ウィリアムヒル)」がレース前日にオッズを発表しましたら、下記にて情報を更新する予定です。お役立ち情報も@KiyoTamiyoshiでも配信していきますので、楽しみにしていてください!

【阪神JF勝敗オッズ】※枠順を7日に更新
①レーヴデトワール
②トーセンシルエット
③マイネグラティア
④メイショウアサツユ
⑤ニホンピロアンバー
⑥フォーエバーモアー
⑦マジックタイム
⑧レッドリヴェール
⑨エクスペリエンス
⑩ハープスター
⑪ヤマニンマリエット
⑫クリスマス
⑬マーブルカテドラル
⑭スイートガーデン
⑮グランシエリー
⑯モズハツコイ
⑰ダイヤモンドハイ
⑱ホウライアキコ
※「ウィリアムヒル」からのオッズ発表がありませんでした(8日更新)

たった一度しかチャンスのない阪神JF女王の座をどの馬が射止めるのか?昨年のレース(下記画像)を見ながら心の準備を進めていただけたら幸いです。