9月10日、横浜アリーナにて「K-1 WORLD GP 2023 ReBOOT~K-1 ReBIRTH~」が開催されます。元GLORY日本支部代表のカルロス菊田による新プロデューサー体制となってから初の開催となる今大会メインイベントは「K-1 30周年記念無差別級トーナメント」です。このトーナメントは、6ヵ国のキックボクシング団体から推薦された8名の重量級選手達がワンデートーナメントで優勝を争います。全15試合のうち、第5試合から第8試合で1回戦が行われ、第11試合と第12試合が準決勝、最終試合に決勝戦が行われます。また、王者・金子晃大 vs. 挑戦者・玖村将史によるK-1スーパーバンダム級タイトルマッチにも注目が集まります。今後のK-1を盛り上げていく上で新たな節目となる今大会、再び日本の格闘技を世界の中心に戻すべく新体制にも期待と注目が集まります。
K-1 WORLD GP 2023 ReBOOT~K-1 ReBIRTH~の展望は「ベットチャンネル」でご覧頂きながらご紹介に移りたいと思います。
注目の無差別級ワンデートーナメントを制する強者は誰か？
菊田新体制での初のK-1の大会となる「ReBOOT~K-1 ReBIRTH~」は文字通り“新生・新生K-1”を掲げ、打撃格闘技と寝技格闘技のそれぞれの面白さを改めて世界に向け発信すべく世界市場を意識した変革が施されます。多くの注目が集まる大会ですが、メインイベントなるのは世界6ヵ国の団体からヘビー級の競強選手らが参戦する「K-1 30周年記念無差別級トーナメント」です。K-1からは初代・第3代K-1 WORLD GPクルーザー級王者シナ・カリミアンや、K-1 2022無差別級トーナメント優勝のマハムード・サッタリが参戦します。
これまでのK-1の実績からサッタリが今大会優勝最有力候補の予想オッズ3.14倍です。2021年11月に衝撃のK-1 GROUPデビューを果たしてから数々の強豪をマットに沈めてきましたが、昨年12月のK-1大阪大会ではルーマニアのステファン・ラテスクの強打を浴び、プロ初黒星を喫しました。今大会復活をかけてトーナメントに挑みますが、順当に勝ち進めば準決勝でK-1 WORLD GPクルーザー級王者シナ・カリミアンとのイラン人対決が実現します。カミリアンは肩の怪我の影響から欠場を余儀なくされていたこともあり優勝予想オッズは11.49倍と劣勢予想ですが、様々な団体の世界大会で優勝を飾ってきた実績から今大会でも優勝を狙います。
また、サッタリの1回戦の相手として初来日する「イタリアのビースト」ことクラウディオ・イストラテにも注目です。クラウディオは、サッタリから勝利を収めたステファン・ラテスクを2度も下しており、そのビジュアルのインパクトそのままのパワフルさと重量級とは思えないスピードでKOを量産しています。クラウディオの予想オッズは4番人気の8.16倍ですが、無差別級なだけに優勝候補のサッタリを撃破する波乱の展開があるのか今大会メインイベントは見逃せません。
【K-1 30周年記念無差別級トーナメント優勝予想オッズ】
※オッズは６日午後５時現在
K-1スーパー・バンタム級タイトルマッチ：金子vs玖村 3度目の対戦の結果は？
今大会の第14試合に行われるK-1 WORLD GPスーパー・バンダム級タイトルマッチでは、王者・金子晃大と挑戦者・玖村将史が対戦します。両者は今回で3度目の対戦となり、2020年3月の初対戦では玖村が判定勝ちを納めました。2回目の対戦となる昨年2月の「第3代スーパー・バンダム級王座決定トーナメント」では金子が雪辱を果たし、対戦成績1勝1敗で今大会を迎えます。
【K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級タイトルマッチ予想オッズ】
※オッズは６日午後５時現在
その後、2022年6月に開催された『THE MATCH 2022』では金子はRISE王者・鈴木真彦に敗北、一方の玖村は後のRISE世界王者・志朗にダウンを奪って判定勝ちを納め、両者の明暗がはっきりと別れました。今年3月の『K’FESTA.6』では「K-1 vs. RISE」対抗戦が実現し、玖村は金子を破ったRISEの鈴木に判定勝ち。残るは金子の王座だけとなりました。3度目の対戦でどちらに軍配が上がるのか注目が集まりますが、今対戦の予想オッズは金子1.78倍、玖村勝利1.99倍と王者・金子がやや優勢の予想です。両者にとって最終決着となる一戦はどのような結末を迎えるでしょうか。
【金子晃大 vs. 玖村将史試合結果予想オッズ】
※オッズは６日午後５時現在
