【Marathonbet】マニー・パッキャオvs.ジェフ・ホーン:WBO世界ウェルター級王座に就くのは?ブックメーカーが注目の一戦のオッズ発表

パッキャオ対ホーン

ついにやってきました!王者マニー・パッキャオ(フィリピン)対挑戦者ジェフ・ホーン(オーストラリア)のWBO世界ウェルター級王座決定戦が日本時間の7月2日午前11時から、挑戦者のホームであるオーストラリア・ブリスベンのサンコープ・スタジアムで行われます。

この一戦の注目度の高さは、世界中で絶大な知名度を誇る「フィリピンの英雄」、マニー・パッキャオの復帰第2戦目というところにあります。一度は現役引退をしたパッキャオですが、早々に引退宣言を撤回し、復帰第1戦目のWBO世界ウェルター級王座決定戦(vsジェシー・バルガス)を勝利で飾りました。復帰第1戦目で、もう一度世界最高峰であることを証明したパッキャオですが、今回の試合もどのようなパフォーマンスを見せるかに、注目が集まっています。

また、挑戦者ジェフ・ホーンにとっては、ビッグネームを破る絶好のチャンスです。ホーンが勝利すれば、成り上がりのきっかけとなるでしょう。

記者会見に挑むパッキャオとホーン

さて、他にもう1つ忘れてはいけないのがブックメーカーです。

Marathonbet ロゴこの重要な一戦を見逃すはずがありません。パッキャオが華々しく復帰第2戦を飾り、防衛するのか?ホーンがビッグネームを破るのか?ブックメーカー(スポーツブック)「Marathonbet」がオッズを発表していますのでご紹介します。

【マニー・パッキャオ対ジェフ・ホーン戦オッズ】
マニー・パッキャオ対ジェフ・ホーン戦オッズ
※オッズは29日午前11時現在

ボクシング最新オッズ情報(bet365発表)

Marathonbet」が発表したオッズでは、パッキャオが1.20倍、ホーンが5.20倍、引き分けが31.00倍と、パッキャオ優勢との見立てとなっています。やはり、パッキャオ有利の見方が強いようです。ホーンが番狂わせを起こせるのかどうかにも、期待がかかります。

マニー・パッキャオ<67戦59勝(38KO)6敗2分>

マニー・パッキャオ

【世界タイトル】
WBA世界フライ級(1998年)、IBF世界スーパーバンタム級(2001年)、WBC世界スーパーフェザー級(2008年)、WBC世界ライト級(2008年)、WBO世界ウェルター級(2009年)、WBO世界ウェルター級(2016年)

「フィリピンの英雄」と呼ばれる世界的に有名なボクサー、マニー・パッキャオ。特に母国フィリピンでの人気は凄まじく、国会議員まで務めています。ライトフライ級でデビュー後、階級を上げながらこれまで数々の名王者・名選手を撃破してきました。名ボクサーを次々と呑み込んでいくその姿から「パックマン」の異名も持ちます。実に11階級、これまで20kg以上の増量を成功し、ボクシング史上二人目のメジャー世界タイトル6階級制覇王者となっています。

パッキャオ

サウスポースタイルのパッキャオの強さはKOを量産する爆発力、圧倒的なスピードと無尽蔵のスタミナにあります。ハードパンチャーでありながら、手数とスタミナも兼ね備えています。鋭い踏み込みから繰り出される、威力のあるワンツーを武器に数々の相手をKOしてきました。また、近年では巧みなフットワーク、右のリードを身に付け、判定勝利も多くなっています。

今回のホーン戦、 パッキャオがどのようなパフォーマンスを見せるかというところにファンの注目が集まっています。38歳という年齢であることから、全盛期に比べてスピードや爆発力は劣っています。しかし、それと引き換えに培った技術的な部分を、この試合でどのように発揮できるかが鍵となってきます。

ジェフ・ホーン<17戦16勝(11KO)0敗1分>

ジェフ・ホーン

ロンドン五輪に出場し、ベスと8入りを果たしたアマチュアエリートであるジェフ・ホーン。ロンドン五輪の翌年にプロデビューし、これまで、オセアニア地域を主戦場として、地域タイトルは5つ以上獲得しています。世界タイトル獲得、世界戦の経験はまだなく、今回のパッキャオ戦が初の世界戦となります。現在では、世界ランキング2位にランクされています。

アマチュアエリートだけあって、早い試合ペースで、プロキャリアを積み上げてきました。15勝のうち、ノックアウトは11、KO率70%以上とハードパンチャーで決定力のある選手です。引き分けは挟んでいるものの、黒星は無く、ホームであるオーストラリアのファンからは、これからの活躍に期待されている選手です。

ホーンは、ホームであるオーストラリアでは人気があるのですが、ボクシングの本場アメリカではあまり知られていません。今回のパッキャオ戦、アメリカのファンからは「なぜ無名のホーンが相手なのか?」という声も少なくありません。十分な実力、実績はありますが、パッキャオが相手となると、少し物足りないというのは否めないでしょう。

ホーン

ホーンは得意の右ストレート、左フックを効果的にヒットさせることができるかが勝負の鍵となってきます。

かつて、パッキャオがビッグネームを次々と破っていったように、ホーンがパッキャオを破り、成り上がりのきっかけをつかめるかどうか?パッキャオのパフォーマンス、ホーンの番狂わせに注目が集まる一戦です。