【ウィリアムヒル】FIFA女子ワールドカップ2019:2011年大会女王“なでしこジャパン”は優勝オッズ15倍の6番手予想!

なでしこJAPAN

4年に1度、女子のサッカー世界最強を決めるFIFA女子ワールドカップの開催が迫ってきました。

前回2015年大会では涙を呑んだなでしこJAPANは、今大会でその雪辱を果たすことができるのでしょうか。

ウィリアムヒル1934年に設立され、スポーツのみならず政治関係のオッズにも対応、日本向けにも特別オプションが準備されるなど幅広いオッズが用意されているイギリスの老舗ブックメーカー「William Hill(ウィリアムヒル)」が優勝オッズを発表していますので、その数字を参考に大会展望をご紹介していきます

フランスで開催!日本は熾烈なライバル関係を持つ国々と同組となる

スタッド・ドゥ・リヨン(決勝戦開催地)

8回目の開催となる2019年のFIFA女子ワールドカップの開催地はフランス。ヨーロッパでは1995年のスウェーデン、2011年のドイツに続く3か国目の開催国となりました。

大会は6月7日に開幕し、7月7日に決勝戦を開催。24の参加国がAからFの6グループに分かれ、6都市でグループリーグを開催したのち、決勝トーナメントに突入。決勝戦はフランスの名門オリンピック・リヨンの本拠地スタッド・ドゥ・リヨンで開催されます。

日本が属するグループDはイングランド代表、スコットランド代表、アルゼンチン代表という、歴史的、政治的に長年険悪な関係となっている国同士が同居することに(イングランドとスコットランドは独立問題やブレクジット、イングランドとアルゼンチンはフォークランド紛争)。場外戦も熾烈となることが予想されるグループとなりました。

前回2015年大会を制したのはアメリカ!決勝で大敗の日本は準優勝に泣く

2015年女子ワールドカップカナダ大会決勝戦

第7回大会となった2015年のFIFA女子ワールドカップカナダ大会の決勝戦に進出したのは2011年ドイツ大会を制した日本代表と1991年、1999年と2回の優勝経験を持つアメリカの2か国。

前回2011年大会と同じ組み合わせとなり、アメリカにとっては雪辱の機会を得ることとなりました。

試合を優勢に進めたのはアメリカ。試合開始早々のゴールラッシュでなんと16分間のうちに4ゴールを奪取。一気に勝負を決定づける展開に。

日本は27分の大儀見優季(現・永里優季)のゴールや52分のオウンゴールなどで追いすがるも、54分に再び失点を許し、万事休す。ワールドカップ連覇の夢は絶たれたものの、ドイツ、アメリカに続く2大会連続での決勝進出を達成し、2011年の優勝が決してまぐれではないことを証明しています。

グループDは日本とイングランドの一騎打ち。首位争いが焦点となるか

【FIFA女子ワールドカップ2019グループD優勝オッズ】
FIFA女子ワールドカップ2019グループD優勝オッズ※オッズは3日午前8時現在
ウィリアムヒル 登録方法

ブックメーカー「William Hill(ウィリアムヒル)」の発表するFIFA女子ワールドカップ2019グループDの首位突破オッズ筆頭は、世界ランキング3位のイングランド代表で1.57倍。続いて世界ランキング7位の日本代表が2番手で2.62倍となりました。

3番手スコットランド代表が17.00倍、4番手アルゼンチン代表が51.00倍と下位2国と上位2国に大きなオッズの差がついており、順当にいけばグループDはイングランドと日本の一騎打ちになるとみられているようです。

開催国フランスが優勝候補筆頭に!日本は対抗馬の6番手につける

【FIFA女子ワールドカップ2019優勝オッズ】
FIFA女子ワールドカップ2019優勝オッズ※オッズは3日午前8時現在

ブックメーカー「William Hill(ウィリアムヒル)」の発表するFIFA女子ワールドカップ2019優勝候補の筆頭は開催国のフランス代表。オッズは4.33倍となりました。2018年にワールドカップを制した男子代表に続くことができるでしょうか。

2番手は僅差のオッズ4.50倍で前回大会チャンピオンのアメリカ代表。世界ランキング1位の最強国がフランスの対抗馬筆頭となっています。

3番手はドイツ代表で6.50倍、4番手は日本とグループリーグ同組のイングランド代表が8.00倍、世界ランキング8位のオランダ代表が5番手13.00倍。そして日本代表が15.00倍で6番手となりました。

欧州のクラブ絶対王者をベースとしたフランス代表がワールドカップも席巻するか

フランス女子代表

地元の後押しを受け、初優勝を狙うフランス代表。2003年に女子ワールドカップ初出場すると、2011年には自己ベストのベスト4進出を記録。2015年もベスト8に進出。オリンピックでも2012年ベスト4、2016年ベスト8と連続で高い結果を出しており、栄冠に手が届くだけの実力を有していることは明らかといえるでしょう。

熊谷紗希のリヨンのチームメイトであり、昨年ともに女子バロンドールの候補に選出されたMFアマンディーヌ・アンリ、MFアメル・マージリ、DFワンディ・ルナールを中心としたチームは強力そのもの。

そのほかにも欧州の絶対王者であるリヨン所属の主力選手が多くフランス代表に選出されており、日ごろから連携のとれた最強チームの勢いをそのまま取り込むことができているはず。まして地元開催とあっては、いかにアメリカや日本であってもフランスに勝るのは非常に難しいと言わざるを言えません。

2連覇狙うアメリカを才色兼備のスーパースターがけん引する

アレックス・モーガン(アメリカ代表)

世界ランキング1位の前回大会チャンピオンとして、世界最強の名に恥じない結果を残しているアメリカ代表。今大会ももちろん目標は優勝以外にありえないでしょう。

注目は背番号13番のアレックス・モーガン。2010年に代表入りし、2011年の準優勝、2015年の優勝時にも主力として活躍した29歳のストライカーです。

モデル並みの美貌でも知られるモーガンは4月には代表通算100ゴール目を記録。史上最高クラスのストライカーとして知られた、ミア・ハムやアビー・ワンバックらかつてのアメリカのエースの系譜を継ぐスーパースターが三度日本の前に立ちはだかろうとしています。

なでしこJAPANの勝利のカギは“地元開催”の熊谷が握るか

熊谷紗希(なでしこJAPAN)

2015年の決勝で惨敗を喫した日本代表にとって、今回のワールドカップはなんとしても王座を奪回したい戦いとなります。

そんな日本の、勝負のカギを握るのはなんといってもDFの熊谷紗希でしょう。決勝戦の行われるリヨンを本拠地とするオリンピック・リヨンの女子チームに所属する熊谷は5月にはチームの史上初となるUEFAチャンピオンズリーグ4連覇に貢献。

2013年から珠玉の結果を残し続けている地でのワールドカップとなれば、熊谷の経験や彼女に対する地元の声援はチーム全体を大きく後押しするものとなるはずです。

2008年からなでしこJAPANに名を連ね、2011年には優勝を決めるPKを決めた勝利の立役者は、再びなでしこに大きな勝利をもたらすことができるでしょうか。

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