日本がW杯出場決める―サッカーW杯アジア最終予選
涙割のビールが、歓喜のビールに変わりました！
サッカー日本代表がＷ杯出場を決めました！４日のオーストラリア戦で８１分に先制点を許してロスタイムに突入し、「もうダメか・・・」と友人たちとお酒を飲みながら観戦していた私も思いました。しかし、本田圭佑が後半ロスタイムに「ど真ん中に蹴って止められたらしゃーない」とＰＫをズドンと決めて、１－１の引き分けに持ち込んで日本がホームゲームで初めてＷ杯出場切符を手にしました。
「本田、本田、本田！！！」
あまりにも劇的なゴールに、思わず大声で応援団のように本田コールを叫んでしまいました。６月１１日のイラク戦は、少し落ち着いて見ることができそうです。でも、１５日からコンフェデ杯が始まり、ブラジル、イタリア、メキシコの世界強豪国との試合が待っています。いい形で迎えるためにも、イラク戦ものんびりしていられません！
錦織、ナダルに惜敗―テニス全仏オープン
サムライブルーがＷ杯出場を決めた前日３日、一人の日本人が世界と８強入りをかけて戦っていました。テニスの全仏オープン４回戦で、「エアー・ケイ」こと錦織圭が同大会史上最多の７度の優勝を誇るラファエル・ナダル（スペイン）とセンターコートでガチンコ勝負をしていました。
全仏オープンとは、５月下旬から６月上旬にかけてフランス・パリで行われるテニスの４大国際大会の一つで、４大大会のうちで唯一、クレーコート（レンガ粉、赤土）で行われます。上位選手が下位選手に敗れる「アップセット」が最も起きやすく、「赤い悪魔」「赤土には気まぐれな神が棲んでいる」などと言われています。
この試合、日本時間の夜中に行われましたが、もちろん観ていました。第１３シードの錦織は、全仏オープンで一度しか負けたことのない第３シードのナダルに善戦しましたが、残念ながら４－６、１－６、３－６で一度もブレークできずに、ナダルからの初勝利はなりませんでした。
試合後の会見でナダルは、最新の世界ランクで現在１５位の錦織選手について「優れた選手に必要な条件を備えている。トップ１０入りはすぐに叶うだろう」と賞賛していました。
「錦織、錦織、錦織！！！」
こう日本中が叫ぶ日はそう遠くはないでしょう。
全仏オープンは今日６日から男女シングルス準決勝が始まります。
女子は、第１シードのセレナ・ウイリアムズ（アメリカ）―第５シードのサラ・エラーニ（イタリア）、第３シードのビクトリア・アザレンカ（ベラルーシ）―前回優勝した第２シードのマリア・シャラポワ（ロシア）が決勝をかけて戦います。
男子は、第１シードのノバク・ジョコビッチ（セルビア）―第３シードで前回王者のラファエル・ナダル（スペイン）、第４シードのダビデ・フェレール（スペイン）―準々決勝で第２シードのロジャー・フェデラー（スイス）を破った第６シードのジョーウィルフライ・ツォンガ（フランス）が激突します。
さあ、この激闘を制するのは誰か？これを予想してちょっと「ブックメーカー」で遊んでみましょう。英国プレミアリーグのマンチェスターユナイテッドのユニフォームスポンサーで有名な「bwin
」の「どちらが勝つか？」のオッズを見てみると、男女準決勝のオッズは以下のようになっています。（６日午後６時現在）
ウイリアムズ（アメリカ）：１．０５倍―エラーニ（イタリア）：８．５０倍
アザレンカ（ベラルーシ）：１．９１倍―シャラポワ（ロシア）：１．８３倍
ジョコビッチ（セルビア）：２．３０倍―ナダル（スペイン）：１．５７倍
フェレール（スペイン）：１．６８倍―ツォンガ（フランス）：２．１０倍
女子のウイリアムズは断然有利という予想を「bwin」はしていますが、その他の試合は僅差で甲乙つけ難いようです。こんな時は自分が好きな選手に思い切って賭けるのがいいのかもしれません。みなさんはどう思いますか？
幸いにも「ＷＯＷＯＷ」が６月１０日までキャンペーンで無料放送をしていて、全ての試合が日本時間のゴールデンタイムで楽しめそうです。錦織を破ったナダルが史上最多の８度目の優勝なるか？など世界最高峰のテニスを楽しむには、今週末はもってこいですね！
みなさんのご武運を願っています！
