テニス全仏オープンはナダル&セリーナがV
先週末も、スポーツ盛りだくさんでしたね。
8日(土)は、ラグビーの国際マッチ「日本代表―ウェールズ代表」をラグビーの聖地・花園で観ていました。30度を越える中、前半日本がリードして折り返し、12度目の挑戦で歴史的初勝利なるか!と思うほど、素晴らしい試合を見せてくれました。18-22で惜敗しましたが、15日(土)に秩父宮で行われる第2戦に期待がかかります。
さて、全仏オープンテニスはいかがでしたか?女子は、セリーナ・ウイリアムズ(アメリカ)が連覇を狙ったシャラポワ(ロシア)を6-4、6-4で破り2度目の優勝。男子は、ナダル(スペイン)が4大大会初の決勝進出を果たしたフェレール(スペイン)を6-3、6-2、6-3のストレートで下し、4年連続8回目の優勝を飾りました。
ナダルは準決勝で、「ユニクロ」のウェアを着ていることで有名なジョコビッチ(セルビア)と対戦し、4時間を越えるフルセットゲームを勝利し、疲れと「やり切った感」が多分にあったと思いますが、さすが「赤土の王者」!狙うは「優勝」の二文字だけでした。メンタルの強さ、フィジカルの強さ・・・。ナダルのプレーを見ているだけで、体中に力がみなぎってくるような感動を覚えました。
ゴルフ全米オープンが開幕!タイガー・ウッズが優勝最有力
今週は一息できる?いえいえ、今週もビッグイベントが私たちを待ってくれています(笑)。
先日、アメリカ経済誌「フォーブス」がこの1年間で最も稼いだ『スポーツ選手長者番付』を発表しました。男子は、現在世界ランク1位で、米国獲得賞金ランキング1位のタイガー・ウッズ(アメリカ)が7810万ドル(約77億2000万円)を稼いで、こちらも1位に返り咲きました。ちなみに女子は、全仏オープンテニスで準優勝したシャラポワの2900万ドル(約28億7000万円)でした。何か、ため息しかでませんね(笑)。
そのタイガー・ウッズが出場する「全米オープン」が、13日から16日まで米国ペンシルベニア州のメリオンゴルフクラブ・イーストコースで行われます。日本からは最近5試合で優勝2回、2位2回とプロ転向後も絶好調で、日本賞金ランキング1位を独走する松山英樹が出場します。
「オープン」と付いているので、誰もが参加出来ると思ったら大間違いです。「オープン」ではありません(笑)。過去の優勝者や、世界ランキング上位60人、メジャー大会優勝経験のある選手などが招待されているようです。
とはいえ「オープン」な部分もあって、世界各地で予選が行われます。日本では、先月末に最終予選が行われ、世界ランク63位の松山や、同70位で昨年の賞金王・藤田寛之ら5人が出場権を獲得しました。飛ぶ鳥を落とす勢いの松山ですら厳しい予選を勝ち上がって、ようやく本戦出場が叶うという厳しい大会なんですね。
そんな出場すら厳しい「全米オープン」を誰が制するのか?「ブックメーカー」でどんなオッズが付いているのか、見てみましょうか。
日本語対応のある「ブックメーカー」の一つ「William Hill(ウィリアムヒル)」で、優勝者を当てるオッズを見てみると、タイガー・ウッズが一番人気の6.0倍です。2番手が、過去3度のマスターズを制している「ビッグ・レフティー」ことフィル・ミケルソン(アメリカ)、昨年の全米プロゴルフ選手権を制したローリー・マキロイ(北アイルランド)の21.0倍となっています。
4月のマスターズを制したアダム・スコット(オーストラリア)が23.0倍、昨年優勝者のウェブ・シンプスン(アメリカ)ですら51.0倍と、タイガーの圧倒的強さを「ブックメーカー」は予想しています。
日本人選手では、松山は301.0倍、藤田が501.0倍と予選突破組には大変厳しいオッズが並んでいます。しかし、何が起こるかわかりません。2005年に優勝したマイク・キャンベル(イギリス)は予選から出場し、いきなり本戦優勝を果たしています。(オッズは10日午後9時現在、変動します)
一体誰が優勝するんでしょうか?
そういえば、サッカーW杯アジア最終予選の最終戦(イラク戦)が明日11日、午後11時30分(日本時間)からドーハで行われます。オーストラリア戦でW杯出場を決めた日本代表ですが、イラク戦に勝っていい形でコンフェデ杯につないでほしいですね。
「William Hill(ウィリアムヒル)」のオッズは以下の通りとなっています。
日本:2.15倍
イラク:3.6倍
引き分け:3.1倍
(10日午後9時現在。オッズは変動します)