【188BET】ブンデスリーガ2018-2019:バイエルンの7連覇を阻止するのは?ブックメーカーの優勝オッズではドルトムントが7.5倍オッズで急先鋒に!

長谷部誠(アイントラハト・フランクフルト)

ヨーロッパ4大リーグの一つ、ドイツ・ブンデスリーガの開幕がいよいよ迫ってきました。2018-19年シーズンは8月24日(金)に始まりを迎えます。

多くの日本のサムライが戦場とするブンデスリーガを今年制するのは、またしても絶対王者バイエルン・ミュンヘンなのでしょうか、それともバイエルンの覇業を食い止めるクラブが現れるのでしょうか。

188BET ロゴブックメーカー「188BET」が2018-19年ブンデスリーガ優勝オッズを発表していますので、その数字を参考に優勝展望をご紹介していきます。

昨年度はバイエルンが史上初の6連覇を達成!

バイエルン・ミュンヘン(優勝セレモニー)

2017-18年のブンデスリーガを制したのはバイエルン・ミュンヘン。実に史上初の6シーズン連続となる、28回目の優勝を果たしました。

バイエルンは開幕後の序盤でスタートダッシュに失敗し、9月末の時点で当時のカルロ・アンチェロッティ監督を解任。しかし後任のユップ・ハインケス監督のもと立ち直り、2位に勝ち点差21も付けるまでに独走し、記録的な圧勝劇を遂げています。

2位はシャルケ04。前シーズンは10位と苦しんだ名門が大きく順位を上げました。近年成長著しいホッフェンハイムは3位と、クラブ史上最高位を記録しています。

優勝が期待された香川真司のボルシア・ドルトムントは開幕から9節まで首位に立つものの、そこから失速して最終順位は4位と、UEFAチャンピオンズリーグ出場権の確保に終わりました。

その他、日本人所属クラブでは長谷部誠と鎌田大地のアイントラハト・フランクフルトが8位でUEFAヨーロッパリーグ出場権を獲得。浅野琢磨のシュツットガルトが7位、原口元気のヘルタ・ベルリンが10位、武藤嘉紀のマインツが14位となりブンデスリーガ残留を決めています。

17位となった酒井高徳と伊藤達哉のハンブルガーSVと最下位となった大迫勇也のケルンは2部へ降格。ハンブルガーは史上初の降格という、屈辱的なシーズンとなりました。

2018-19年のブンデスリーガは7人の日本人選手が参戦

大迫勇也(ブレーメン)

2018-19年のブンデスリーガを戦う日本人選手は7人。ボルシア・ドルトムントの香川真司、アイントラハト・フランクフルトの長谷部誠と鎌田大地の3人に加え、昨シーズンはシュツットガルトに所属していた浅野琢磨とヘルタ・ベルリンに所属していた原口元気がハノーファー96へ、ケルンに所属していた大迫勇也がブレーメンに移籍を果たしました。

また、昨シーズンは2部を戦っていたフォルトゥナ・デュッセルドルフが昇格を果たしたことで、宇佐美貴史もブンデスリーガの舞台に舞い戻っています。

マインツに所属していた武藤嘉紀はプレミアリーグのニューカッスルへ約14億円で移籍し、降格したハンブルガーSVの酒井高徳と伊藤達哉は2部を戦うチームに残留し、新シーズンを迎えることとなりました。

2018-19年はバイエルンの7連覇に最大のオッズが付く

【ブンデスリーガ2018-2019優勝オッズ】
ブンデスリーガ2018-2019優勝オッズ※オッズは18日午後1時現在
188BET 登録方法

ブックメーカー「188BET」が発表した2018-19年のブンデスリーガ優勝オッズでトップに立ったのは王者バイエルン・ミュンヘン。1.10倍と非常に高い数字が付けられました。

2番手は香川真司のドルトムントで7.50倍。バイエルンの6連覇以前に2連覇を果たした名門が対抗馬筆頭として挙げられています。

3番手はRBライプチヒで26.0倍。レッドブルの財力で急成長を遂げたクラブです。4番手は昨シーズン2位のシャルケ04が36.0倍で挙げられました。

その他日本人所属クラブは長谷部と鎌田のフランクフルトが251倍で8番手タイ、大迫のブレーメンが501倍で10番手タイ、浅野と原口のハノーファーが751倍で14番手タイ、宇佐美のデュッセルドルフは1001倍で最下位となっています。

7連覇に挑むバイエルンは人気の高いOBを新監督に迎える

ニコ・コバチ監督(バイエルン・ミュンヘン)

前人未到の7連覇に挑むバイエルンは、今シーズンからニコ・コバチ氏を新監督として迎え、新たなスタートを切りました。

現役時代にはクロアチア代表として活躍し、バイエルンでもプレー。今でも多くのバイエルンファンから愛される、闘志あふれるプレーヤーだったコバチ監督。

昨シーズンはフランクフルトを率いて8位躍進に導き、さらにはDFBポカールでバイエルンを破り優勝。その実績が認められ、今回のバイエルン移籍につながりました。

新チームではさっそくロッカールーム以外でのスマートフォンの使用を禁止するなど、ドイツ育ちらしい厳粛さを見せています。

王者の大敵である油断を防ぐことができれば、圧倒的な戦力を誇るバイエルンの優勝は今年も揺るがないはず。コバチ監督の手腕が問われる1年となりそうです。

覇権奪回へ!ドルトムントが積極的な補強を敢行

アクセル・ヴィツェル(ボルシア・ドルトムント)

昨シーズン4位に終わったドルトムントは新監督としてリュシアン・ファーブル監督を招聘。かつてボルシアMGを躍進に導いた名将にその将来を託しました。

逆襲に向け、ドルトムントはロシアワールドカップでベルギー代表として日本戦でも活躍したアクセル・ヴィツェルを約26億円で獲得に成功。

その他にもレアル・マドリッドのSBアクラフ・ハキミ、マインツのCBアブドゥ・ディアロ、フランクフルトのMFマリウス・ボルフ、ブレーメンのMFトーマス・ディレイニーといった即戦力を獲得し、戦力の向上に努めています。

バイエルン1強体制が続き、つまらないとさえ言われてしまっている昨今のブンデスリーガを盛り上げることができるのはドルトムントを置いて他にはありません。新監督のもと、ドルトムントは復活することができるでしょうか。

古豪復活へ!新監督のもとフランクフルトが更なる上位を目指す

アディ・ヒュッター監督(アイントラハト・フランクフルト)

昨シーズンはリーグ戦8位にDFBポカール制覇と躍進を遂げたフランクフルト。監督のニコ・コバチをバイエルンに引き抜かれてしまったものの、昨シーズンのスイスリーグでBSCヤングボーイズを32年ぶりの優勝に導いたアディ・ヒュッター監督を新監督として招聘しました。

ヒュッター監督は1993-94年に当時のUEFAカップ(現UEFAヨーロッパリーグ)で準優勝を果たした実績もあり、ヨーロッパの舞台で戦いなれている点も今シーズンUEFAヨーロッパリーグに挑むフランクフルトに適した監督といえるでしょう。

1987-89年シーズン以来のタイトル獲得となった昨シーズンに続き、今年は1958-59年以来のリーグ優勝を狙うことができるでしょうか。