メルセデスAMG、開幕から絶好調！
開幕戦のオーストラリアGPでニコ・ロズベルグが優勝すると、第2戦のマレーシアGP、そして第3戦のバーレーンGPとルイス・ハミルトンが連勝しました。18日に上海インターナショナル・サーキットで開幕するF1の第4戦中国GP（予選：19日午後3時～、決勝：20日午後4時～）はいかに？
ロズベルグとハミルトンの「ワン・ツー」が今回も続くのでしょうか？早速ですが、第4戦の中国GPの「表彰台（1～3位）オッズ」を日本語対応のブックメーカーで、サッカーの元ポルトガル代表でレアル・マドリードなどで活躍したルイス・フィーゴ氏がアンバサダーに就任した「dafabet」が発表していますので見てみましょう。
【F1第４戦中国GP表彰台オッズ】
※オッズは１６日午後６時現在
ハミルトンが1.20倍、ロズベルグが1.25とオッズにおいても「ワン・ツー」の可能性が高いという見方が予想されています。レッドブルのセバスチャン・ベッテルが二人を追随する形となっています。
今回の中国GPを勝てば3連勝となるハミルトンは、初戦でよもやのリタイアで周囲を心配させましたが、そのあとすぐに立て直してドライバーズランキング2位（50点）と勢いづいています。今シーズンはいいスタートが切れたと話すハミルトンは「いつもどおり勝つことを目指し、ここ（中国）で3連勝を達成できれば素晴らしい」と自信をのぞかせていました。
ドライバーズランキング１位（61点）でチームメイトのロズベルグは、今回のサーキットは本人にとって縁起の良いところとなっています。2012年の中国GPでは、F1で初のポールポジションと初優勝を飾っており、「コース形状が自分のドライビングスタイルに合っている」と語っています。「今週末もまた表彰台の１番てっぺんに上がりたい」と2戦続けて2位のロズベルグはV奪還を宣言していました。
【上海インターナショナル・サーキッドコース紹介】
この二人が所属するメルセデスAMGは、コンストラクターズポイントでも2位フォース・インディアに67点差をつける111点で、早くも独走態勢に入っています。新エンジン導入という新たな舵を切ったF1界で、メルセデスAMGのマシンW05は異彩を放っています。マシンの対応に成功した以外にも、メルセデス好調の要因は「チーム内の競争」だと言えるでしょう。
第3戦のバーレーンGPにおいても、ハミルトンとロズベルグが激しい優勝争いを繰り広げていました。これまでならチーム内の争いは御法度とする流れがあったのですが、今年のメルセデスはあえてこの二人を競わせているんです。関係者の話では「他チームのドライバーに仕掛けるアグレッシブな走りはチームメイトにはしてはならない」としながらも「競争するのが（ドライバーの）仕事だから」と首位争いを歓迎しています。このことについて専門家は「ロズベルグもハミルトンも自由なレースができている」と見ており、高いレベルの２人のドライバーが争うことで、メルセデスAMGが活気づいているようです。
一方、４年連続で優勝している王者のレッドブルは、開幕戦によもやの無得点と厳しい船出となりました。オーストラリアGPで2位になったダニエル・リカルドが、燃料が規則に定める流量を超えたため失格処分となったのです。レッドブルはFIA国際控訴審に対して異議を申し立てましたが、その主張は認められませんでした。エースドライバーのセバスチャン・ベッテルも現在ドライバーズランキング5位タイ（23点）とエンジンのかかりがまだ良くないようです。これからのレッドブルの巻き返しに期待したいところです。
メルセデスAMGとレッドブルの2強の隙間を縫うように、開幕から3戦で常に10点前後を獲得し、安定感の走りでドライバーズランキング3位（28点）に躍り出たのが、フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグです。前回のバーレーンGPでは11位スタートから5位まで躍進するなど、今シーズン類まれなる力を見せています。ビュルケンベルグは「これまでのサーキットではいいパフォーマンスを発揮できた」と話し、ハミルトンとロズベルグを追撃する構えです。
中国GPの優勝の行方はどうなるでしょうか。ハミルトンが3連勝を飾るのか？ロズベルグがV奪還を果たすのか？それともベッテルやビュルケンベルグがそのお株を奪うのか？最後に、「dafabet」が発表する中国GP優勝オッズを紹介して終わりたいと思います。中国との時差は１時間なので、休みの日の夕方の時間帯にレースで熱狂できそうです。
【中国GP優勝オッズ】
※オッズは１６日午後６時現在
