バスケットボールの世界一を決定する「第17回FIBAバスケットボールワールドカップ」(バスケW杯)が8月30日に開幕し、決勝が行われる9月14日までスペインの6会場で行われています。
2010年に行われた第16回大会では、アメリカが決勝で開催国・トルコを81-64で下して1994年の世界選手権以来の世界一となりました。現在、NBAのオクラホマシティ・サンダーに所属するケビン・デュラントがMVPを獲得する活躍を見せ、その後の2012年のロンドン五輪でも金メダルを獲得するなど、「バスケ大国復活」を世界中のバスケファンに見せつけました。
本大会はロンドン五輪金メダルのアメリカ、そして開催国であるスペインが出場権を獲得し、残りの出場枠22は昨年のアジア選手権(3枠:イラン、フィリピン、韓国)、アフリカ選手権(3枠:アンゴラ、エジプト、セネガル)、アメリカ選手権(4枠:メキシコ、プエルトリコ、アルゼンチン、ドミニカ)、オセアニア選手権(2枠:オーストラリア、ニュージーランド)、ヨーロッパ選手権(6枠:フランス、リトアニア、クロアチア、スロベニア、ウクライナ、セルビア)、そして今年2月に行われたワイルドカード(ブラジル、フィンランド、ギリシャ、トルコ)を勝ち上がった24か国で争われます。
まずは、24チームを各6チーム4グループ(Aグループ~Dグループ)に分けて総当たり戦を行います(8月30日~9月5日)。各グループリーグの上位4チームがノックアウト方式の決勝トーナメントに進出します(9月6日~9月14日)。
第17回目を迎える今回は、どの国がグループリーグを勝ち抜け、決勝トーナメントを勝ち上がり、世界一の称号を手にするのでしょうか?英国の老舗ブックメーカー(スポーツブック)「William Hill(ウィリアムヒル)」が優勝オッズを発表していますので見てみましょう。
【FIBAバスケW杯優勝オッズ】
※オッズは1日午後7時現在
「アメリカ対スペイン」の一騎打ちの様相を呈していますね。2強を追うのがワイルドカードを勝ち上がったギリシャ、ブラジル、そしてヨーロッパ選手権準優勝のリトアニア、同4位のクロアチアなどが挙げられています。3番手争いにはヨーロッパ王者のフランスなども絡んできそうです。
連覇を狙うアメリカは、グループリーグをすでに2試合戦い、連勝スタートを切っています。8月31日の第2戦では、前大会の決勝カードが早くも実現しました。高さのあるトルコに序盤は苦戦したアメリカですが、ケネス・フェリードが22得点、アンソニー・デイビスが19得点を挙げるなど、5人が二ケタ得点をマークする活躍を見せて98-77で圧勝しました。連覇に向けて視界良好といった感じでしょうか。
開催国のスペインも上々の滑り出しで開幕から2連勝です。スペインは開幕戦となったイラン戦でパウ・ガソルが33得点、マルク・ガソルが15得点10リバウンドとガソル兄弟が活躍して90-60で圧勝すると、第2戦のエジプト戦ではセルジ・イバカが18得点をたたき出すなど91-54で一蹴しました。
そのスペインは第3戦(日本時間の2日午前5時~)で、開幕戦でヨーロッパ王者のフランスを破ったブラジルと対戦します。連勝同士の一戦はグループリーグ注目の一戦と言えるでしょう。ブックメーカー「888sport」が勝敗オッズなどを発表していますのでご紹介しておきます。
【FIBAバスケW杯「スペイン対ブラジル」オッズ】
※オッズは1日午後7時現在
勝敗オッズ(Money Line)は圧倒的にスペイン有利の見方ですね。その他にも両チームの合計得点を予想するトータルポイント(Total Points)や、それぞれのスコアにハンディを加えて勝敗を決めるハンディキャップ(Handicap)など、単なる勝ち負け以外にも様々なオッズが多数用意されているので、試合展開などの予想も楽しむことが出来ます。詳しくは「888sport」のサイトで確認してみてください。
バスケットボール世界一の座に就くのはアメリカか?それとも、スペインか?はたまたそのほかのチームが存在感を見せつけるのか?各国を代表するNBAのスター選手たちが見せる超一流のプレーを楽しみながら、ブックメーカーというスパイスでさらにエンジョイしてはいかがでしょうか?
バスケW杯のオッズ情報などは、ブックメーカー情報局公式フェイスブックや公式ツイッター、そして清崎民喜公式ツイッターで随時配信していきますのでフォローしてください!!