全米熱狂4大スポーツであるNBAが19日に開幕します。近年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、20年3月中旬にレギュラーシーズンを中断しました。その後同年7月末からバブル（隔離された地域）にてシード順をかけたシーディングゲームとプレーオフを実施する形でした。「バブル方式で〜」もNBAからでありました。だが昨シーズン、10月中旬まで行なわれた昨季から約2か月後の12月下旬に、72試合の短縮シーズンとして開幕でしたが、今年3月にオールスターブレイクこそあったものの、オールスターを1日だけ設けてオールスター本戦、スキルズチャレンジ、3ポイントコンテスト、スラムダンクコンテストも開催。7月下旬に終えるスケジュールとなったのは、東京オリンピックへ選手たちを送り込むためのスケジュール編成でした。
試合数も本来通りの82試合での開催でアメリカのスポーツ界は徐々に平穏なモードに戻りつつあります。また今年大盛り上がり、大成功とも言えるプレーイン・トーナメントは、今季と同様のフォーマットで来季も行なわれることとなった。この方式により各カンファレンスで上位10チームに入ればプレーオフ出場の可能性が残るため、シーズン終盤も順位争いが盛り上がり、プレーインゲームという一発勝負も白熱した展開が大いに期待できますので楽しみ方も倍増です。
NBAの従来通りのスケジュールとプレーイン・トーナメントにより、より一層白熱必須の展望を「ピナクル」でご覧頂きながらご紹介に移りたいと思います。
NBA優勝予想ランキングトップ10
1. ブルックリン・ネッツ（3.260）
2. ロサンゼルス・レイカーズ（4.610）
3. ミルウォーキー・バックス（8.770）
4. ゴールデンステート・ウォリアーズ（14.070）
5. フェニックス・サンズ（16.620）
5. ユタ・ジャズ（16.620）
7. ロサンゼルス・クリッパーズ（23.310）
8. フィラデルフィア・セヴンティシクサーズ（24.290）
9. アトランタ・ホークス（24.610）
10. マイアミ・ヒート（24.640）
【NBA 2021-22優勝オッズ】
※オッズは１５日午後２時現在
【NBAイースタン・カンファレンス 2021-22優勝オッズ】
※オッズは１６日午前１０時現在
【NBAウェスタン・カンファレンス 2021-22優勝オッズ】
※オッズは１６日午前１０時現在
NBAファイナルを制するのは王道ネッツ？レイカーズか？
昨シーズンはヤニス、ミドルトン、ホリデーのビッグ3で全身全霊をかけたミルウォーキー・バックスが50年ぶりに2度目の優勝を果たしましたが、今シーズンはいかがでしょうか。
大本命はネッツで3.260倍と高い支持を得ています。ネッツは言わずと知れたデュラント、ハーデン、カイリーがいるチームです。ジョーハリスのスリーポイントの高確率は脅威の存在だけでなく東京オリンピックで活躍したミルズとも契約していたりして、各個人が持っているオフェンス力はトップと言えます。
次にはレイカーズで4.610倍です。レイカーズを大本命という声も少なくはありません。レブロン、アンソニー・デイビス、ウェストブルックが機能したオフェンス力というのはもはや敵なしと言っても過言ではないでしょう。また、ベテランの衰えを心配されていますがゴール下のハワード、ディフェンスに定評のあるナンやアリーザなどケンタビオス・コールドウェルやクーズマが抜けた穴をうまく埋めていけるのではないでしょうか。
前チャンピオンのミルウォーキー・バックスが8.770倍で前チャンピオンではありますがそこまで支持が高いとは言い難いですが、3番目の支持で2連覇を狙います。
