日本、イタリアに惜敗―コンフェデ杯
日本中の多くの方々が、今朝7時から始まった試合のお陰で、出勤したいけどなかなかそうできなかったのではないでしょうか?もしくは、携帯のワンセグをこっそり見ながら、試合が気になって仕事が手に付かない方もいたのではないかと思います。
いや~、悔しい!
サッカーのコンフェデ杯、日本代表はグループA第2戦でイタリア代表と激突しましたが、惜しくも3-4で逆転負けを喫し、通算2敗でグループリーグ敗退が決まりました。
前半から日本はとてもアグレッシブでした。初戦のブラジル代表との試合とは別人のようにすら感じました。本田圭佑が、W杯アジア最終予選のオーストラリア戦でW杯行きの切符を手繰り寄せたPKで先制すると、33分には香川真司が強烈なボレーシュートを叩き込んで2-0。日本の「二枚看板」がイタリア代表を震え上がらせました。
しかし、前半終了間際に1点を返されて迎えた後半、イタリアが目覚めました。オウンゴールで同点に追いつかれると、7分には「スーパーマリオ」の異名を持つFWバロテッリがPKを沈めて逆転されました。
それでも日本代表は攻め続けました。24分、遠藤保仁のフリーキックを岡崎慎司が頭で合わせて同点のゴール!“日本びいき”のスタジアムのボルテージも最高潮に達しました。その後何度も得点好機を作った日本代表でしたが、41分にジョビンコにDFの一瞬の隙をつかれて決勝ゴールを許し、悔しすぎる敗戦となりました。
残念ながら見る事ができなかった方々、下記の画像をクリックすればダイジェスト映像をご覧いただけます。
来年行われるW杯に向けて、日本代表にとってはいい自信になったのではと思います。同時に、イタリア代表のような強豪国は、少ないチャンスをものにして、「勝ち切る」のだ、ということを実感した試合でもありました。
グループA最終戦のメキシコ代表との試合は、日本時間の23日午前4時から行われます。ブラジル戦、イタリア戦で得たものをすべて出し切って、勝ち切って欲しいものです。
NBAファイナルは第7戦へ突入
日本時間の19日の朝も、「ヒートアップ」しました。ヒートの本拠地で行われたNBAファイナル第6戦は、オーバータイムに突入する大激戦の末、ヒートが103-100でスパーズを下して対戦成績を3勝3敗とし、すべては第7戦(日本時間21日午前10時から)に決します。
両チームの役者たちが見せてくれました。30得点、17リバウンドを奪ったティム・ダンカンが高さを生かしてスパーズをけん引し、スパーズが前半から試合を優位に進めました。スパーズの「第6戦で決めてやる」という気持ちがビシビシ伝わってくるゲーム展開でした。
しかし、あの男が黙ってはいませんでした。前半からシュートがなかなか決まらなかったヒートのスーパースター、レブロン・ジェイムスが4Qからギアチェンジ。最終的には32得点、10リバウンド、11アシストとトリプルダブルをマークする活躍を見せると、92-95の3点ビハインドで迎えた4Q残り5秒には、ベテランのレイ・アレンが下がりながらの難しい3点シュートをねじ込んで、オーバータイムに持ち込みました。
勢い付いたヒートが、マイアミの夜を一層熱くする逆転勝利で逆王手をかけました。どちらが勝つの?私は、ヒートに賭けます(笑)。
「氷上の格闘技」NHLスタンレーカップも熱戦!
「熱い」といえば、「氷上の格闘技」とも言われるNHL(北米プロアイスホッケーリーグ)も佳境を迎えています。そうです!スタンレーカップファイナルもNBAファイナルと時を同じくして熱戦を繰り広げています。
スタンレーカップとは、NHLにおいて、プレーオフトーナメントの優勝チームに与えられるトロフィーのことで、NHLの優勝チーム決定までのプレーオフを指し示す言葉としても使われています。スタンレーカップには、イースタンカンファレンスから8チーム、ウェスタンカンファレンスから8チームが出場し、全て7回戦(4戦先勝)でトーナメントを行います。そのため、優勝するためには4度勝ち抜く必要があるため、スタンレーカップはプロスポーツの優勝杯としては最もその獲得が困難なものと考えられています。
今シーズン、この激戦を勝ち抜いてファイナルに進出したのは、3月に「月間全勝(15勝)」の新記録を打ち立てて、ウェスタンカンファレンスチャンピオンとなったペンギンズを破って、ファイナル進出を果たしたボストン・ブルーインズと、開幕から「24試合連続ポイント」のNHL新記録を樹立してイースタンカンファレンスを制したシカゴ・ブラックホークスです。
すでにファイナルは13日(日本時間)に開幕し、本日20日(同)に行われた第4戦は、オーバータイムの激戦の末、ブラックホークスがブルーインズを6―5で降し、対戦成績を2勝2敗としました。この試合のダイジェスト映像は下記の画像をクリックしたらご覧いただけます。
第5戦は、日本時間の23日午前9時から行われますが、じゃあ、大詰めとなったスタンレーカップをどちらが手にするのか?ブックメーカーの予想を見てみましょう。
日本語の対応があるブックメーカー「36BOL」で、「どちらが何勝何敗でスタンレーカップを手にするか?」を見てみると、以下のようなオッズが並んでしました。
◎「どちらが何勝何敗でスタンレーカップを手にするか?」(20日午後9時現在)
ブラックホークスが4勝3敗で勝つ:2.75倍
ブラックホークスが4勝2敗で勝つ:3.25倍
ブルーインズが4勝2敗で勝つ:3.50倍
ブルーインズが4勝3敗で勝つ:3.75倍
「ブラックホークスが4勝3敗で勝つ」が2.75倍で最も可能性が高いとブックメーカーは予想しており、ブラックホークス優勢の見方が強いですね。
NBAファイナルと同様に、第5戦を2勝2敗で迎えました。第5戦を取った方がNBAでは断然有利というデータがありましたが、ヒートが巻き返して最終戦までもつれ込んでいます。どちらにせよ第5戦は両チームにとって大事な一戦となります。
予想ってホントに難しい、けど面白いですね!