【ウィリアムヒル】ミッキークイーン2冠達成なるか?牝馬三冠最終戦「秋華賞2015」

秋華賞 ロゴ

本命はオークス馬で2冠を狙うミッキークイーンか?それとも桜花賞を取ったレッツゴードンキか?両者の2冠を阻むのは一体どの馬なのか?牝馬三冠最終戦「秋華賞2015」(G1、2000㍍・芝)が18日午後3時40分に京都競馬場で発走します。

昨年の秋華賞は、紫苑ステークスから出走権を得たショウナンパンドラが勝ち馬となりました。今年はすでに戴冠を受けている女帝が強さを見せるのか?それともステップレースで勝ち上がってきた勢いのある馬がそのまま3つ目の冠を手にすることになるのか?京都競馬場がこの秋を盛り上げてくれそうです。

【秋華賞2014(優勝:ショウナンパンドラ)】


ウィリアムヒル16日に第20回秋華賞の枠順が確定しましたので紹介しておきます。なお、イギリスの老舗ブックメーカー「William Hill(ウィリアムヒル)」がレース前日の17日夜に秋華賞の単勝オッズを発表すると思われますので、発表されましたら下記にて更新します。

【秋華賞2015枠順と単勝オッズ(18日午後3時40分発走)】
※18日午前9時現在、「ウィリアムヒル」よりのオッズ発表はありません。
1-1 ココロノアイ(横山典弘):
1-2 クインズミラーグロ(吉田豊):
2-3 ディープジュエリー(柴山雄一):
2-4 ディアマイダーリン(福永祐一):
3-5 シングウィズジョイ(内田博幸):
3-6 マキシマムドパリ(幸英明):
4-7 トーセンビクトリー(武豊):
4-8 ホワイトエレガンス(丸田恭介):
5-9 クイーンズリング(M.デムーロ):
5-10 レッツゴードンキ(岩田康誠):
6-11 タッチングスピーチ(C.ルメール):
6-12 アンドリエッテ(川田将雅):
7-13 アスカビレン(池添謙一):
7-14 キャットコイン(柴田善臣):
7-15 テンダリーヴォイス(松山弘平):
8-16 ノットフォーマル(黛弘人):
8-17 アースライズ(川須栄彦):
8-18 ミッキークイーン(浜中俊):
※単勝オッズは「ウィリアムヒル」から発表されたら更新します。

ミッキークイーン

本命馬と目されている浜中俊騎乗のミッキークイーンは8枠18番と大外からのスタートとなります。言わずと知れた今年のオークス(G1、2400㍍・芝)を制しています。前哨戦となる9月のローズステークス(G2、1800㍍・芝)ではスタートで出遅れてしまい2着に終わりました。とはいえ、猛追して2着まで順位を上げられるのがやはりミッキークイーンの強い証拠で、池江泰寿調教師は「勝てる自信はあります」と仕上がり具合に太鼓判を押しています。ローズステークスから1か月で筋肉に張りが出てきてさらにパワーアップしたミッキークイーンが2冠に最も近いのではないでしょうか。

【ローズステークス2015】


このローズステークスで逃げを打ったのが桜花賞(G1、1600㍍・芝)を制した5枠10番のレッツゴードンキです。再び岩田康誠騎手とのタッグで2冠目を狙います。オークスでは2番人気になりながら10着に沈み、長い距離はちょっと厳しいかなと思っていましたが、前走のローズステークスでは最後の直線で抜かれたものの4着と踏みとどまりました。「リラックスして走れ、速いペースの中を粘れて、内容的には満点に近い」と評価した梅田智之調教師は「距離は長いと思うけど、いろいろ工夫すればなんとかもつだろう」とレッツゴードンキの状態はいい感じに仕上がってきているようです。逃げの岩田の腕の見せ所ですね。

レッツゴードンキ

クリストフ・ルメールこの2頭のG1馬を7番人気ながらローズステークスで撃破したのは6枠11番のタッチングスピーチです。クリストフ・ルメール騎手と初のG1制覇を狙います。この馬は今年に入ってチューリップ賞(G3、1600㍍・芝)で9着、オープンクラスの忘れな草賞でも8着と苦しい戦いが続きましたが、8月の札幌競馬での500万以下で勝利をしてこの秋に一気に才能が開花しつつあります。ローズステークスでは最後の直線での末脚は、ミッキークイーンですら及ばないほどの切れ味がありました。15日の調教でタッチングスピードに乗ったルメール騎手は「コンディションは完璧だった。自分から動いて、ストライドもよかったよ」と手ごたえをつかんでいます。この秋突如現れた新星が3連勝で牝馬三冠最後の戴冠を受けることになるのでしょうか。

京都競馬場スタンド

ローズステークスではレッツゴードンキを最後に交わして3着だったトーセンビクトリーは4枠7番で武豊とタッグを組みます。また、アルテミスステークスとチューリップ賞の2つのG3レースを勝っている横山典弘騎乗のココロノアイは1枠1番と最内からのスタートとなります。