【ブックメーカー】男子テニス国別対抗戦「デビスカップ2016」:錦織圭率いる日本は1回戦で前回王者・イギリスと対戦!気になるオッズは?

錦織 圭

錦織圭が日本代表を勝利に導くことができるのか?男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ2016」(デ杯2016)のワールドグループ1回戦が日本時間の4日に、対戦国のイギリスで開幕します。デビスカップのワールドグループは世界のテニス強豪国16チームによって構成されています。

デビスカップ2016 ロゴ【デ杯2016ワールドグループ国一覧とランキング】
オーストラリア(8)、アメリカ(11)、ドイツ(15)、チェコ(2)、イギリス(1)、日本(14)、ベルギー(4)、クロアチア(16)、イタリア(9)、スイス(3)、セルビア(7)、カザフスタン(12)、ポーランド(17)、アルゼンチン(6)、フランス(5)、カナダ(10)
※(カッコ)内は「デビスカップネーションズランキング」(2015年11月30日付)

昨年のデ杯で日本は1回戦でカナダと対戦し、2-3で敗れて地域グループ1との入れ替え戦に回りました。その入れ替え戦では、コロンビアに3-2で勝利した日本はワールドグループ残留を決めました。今回のデ杯1回戦では前回王者のイギリスと対戦します(4日~6日@イギリス)。

【デビスカップ2016ワールドグループトーナメント表】
デビスカップ2016ワールドグループトーナメント表
※「WOWOW Tennis Online」より抜粋

今回の日本代表には、世界ランク6位の錦織を筆頭に、同87位のダニエル太郎、同126位の西岡良仁、そして同238位の内山靖崇の4選手で挑みます。日本代表監督の植田実監督は決戦の地イギリスでの記者会見で「シングルス4試合のうち、3試合を取りに行く」と打倒・イギリスを誓っていました。デ杯はシングルス4本、ダブルス1本の計5本で争われ、3本勝った方が勝利となります。

西岡 良仁

Marathonbet ロゴさあ、今シーズンのデビスカップを制するのはどの国なのでしょうか?イギリスの連覇はあるのか?それとも日本の大躍進があるのか?イギリスのブックメーカー「Marathonbet」がデビスカップ2016の優勝オッズを発表しましたので見てみましょう。

【デビスカップ2016優勝オッズ】
デビスカップ2016優勝オッズ
※オッズは3日午後1時現在

優勝候補の筆頭に挙がっているのはセルビアで3.50倍のオッズが付いています。セルビアには現在世界ランク1位で、全豪オープン2016を制したノバク・ジョコビッチが母国の2010年以来となる優勝のためにチームをけん引します。セルビアは世界ランク23位のビクトル・トロイツキとの両輪で初戦ではカザフスタンと対戦します。

ノバク・ジョコビッチ

優勝2番手にはフランスで3.90倍のオッズとセルビアと拮抗しています。フランスは世界ランク上位者を4人そろえました。エースの世界ランク9位のジョーウィルフリード・ツォンガ、同10位のリシャール・ガスケ、同17位のガエル・モンフィス、同19位のジル・シモンと個人能力の高さは本大会で頭一つ抜けています。2001年を最後にデ杯優勝から遠ざかっているフランスは、初戦で世界ランク13位のミロシュ・ラオニッチ不在のカナダと対戦します。

ジョーウィルフリード・ツォンガ

オーストラリアは3番手となる8.10倍のオッズで2強を追っています。昨年のデ杯では準決勝でイギリスに敗れたオーストラリアは、世界ランク20位で23歳のバーナード・トミックを中心にダブルス世界ランク9位のジョン・ピアーズのダブルスで白星を積み重ねる戦いをしていくでしょう。過去28回のデ杯優勝を誇るオーストラリアは13年ぶりの優勝に向けて1回戦でアメリカと対戦します。選手兼監督として出場することになったレイトン・ヒューイットにも注目です。

バーナード・トミック

以下、4番手にはロジャー・フェデラーなどを擁して2014年に初優勝を果たしたスイスで12.50倍、5番手にはクロアチアとチェコで13.50倍となっています。注目の日本は14番手となる34.00倍のオッズが付いています。

日本は何といっても錦織圭が勝たなければいけません。錦織は7日に開幕するBNPバリパ(マスターズ1000)の大会に備えて、デビスカップ出場を回避するとの見方もありましたが、日本の勝利のために出場を決断しました。初戦のイギリス、そして優勝に向けて日本が勝ち進んでいくためには、シングルス2本を戦う錦織が2勝することが絶対条件となるでしょう。

デビスカップ2015優勝写真(イギリス)

1回戦のイギリス戦では、世界ランク2位のアンディ・マレーが立ちはばかります。錦織がマレーに勝てるかどうか?ここがこの1回戦のすべてであると言っても過言ではありません。錦織がマレーを破れば、錦織のシングルス2勝はほぼ確実なものになり、ダブルスではマレーの兄でダブルスの世界ランク2位のジェイミー・マレーがいますので勝利は厳しいでしょうが、残りのシングルス2本でダニエル太郎、もしくは勢いに乗っている西岡良仁が何とか1つ勝てばイギリス撃破も夢ではありません。
ベット365
では、デビスカップ2016の1回戦8試合の勝敗の行方は?ブックメーカー「bet365」が1回戦の対戦オッズを発表していますので紹介しておきます。

【デビスカップ2016ワールドグループ1回戦オッズ】
デビスカップ2016ワールドグループ1回戦オッズ
※オッズは3日午後1時現在

注目の「日本対イギリス」は日本時間の4日午後10時から行われますが、日本勝利が4.00倍、イギリス勝利が1.22倍と日本は劣勢ですが勝機はあると思われます。優勝候補の筆頭であるセルビアはカザフスタンと対戦し(日本時間4日午後10時~)、セルビア勝利が1.062倍、カザフスタン勝利が10.00倍となっています。フランスは5日午前0時からカナダと対戦しますが、フランス勝利が1.050倍、カナダ勝利が11.00倍となっています。

なお、デビスカップ2016の最新オッズについては、ブックメーカー情報局の「最新オッズ情報」でご確認いただけますので、下記をクリックして「2016 Davis Cup」を選択してください。

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