【10Bet】デビスカップ2017:優勝最有力にはジョコビッチ率いるセルビアで5倍!錦織圭を欠く日本は29倍で12番手とブックメーカー発表

昨年のデ杯を制したアルゼンチン

デビスカップロゴ男子テニスの国同士の威信をかけた対抗戦である「デビスカップ2017」が今年も始まろうとしています。16か国が世界一の座を争うワールドグループの一回戦における日本の対戦相手は優勝候補のフランスで、2月3日から5日にかけて有明コロシアムで行われます。

【デビスカップ2017ワールドグループ国一覧とランキング】
アルゼンチン(1)、オーストラリア(9)、ベルギー(7)、カナダ(12)、クロアチア(3)、チェコ(6)、フランス(4)、ドイツ(14)、イタリア(10)、イギリス(2)、日本(13)、ロシア(15)、セルビア(8)、スペイン(17)、スイス(5)、アメリカ(11)
※(カッコ)内は「デビスカップネーションズランキング」(2016年11月28日付)

【デビスカップ2017ドロー(組み合わせ)】
デビスカップ2017ドロー(組み合わせ)①
デビスカップ2017ドロー(組み合わせ)2
※「Davis Cup.com」より抜粋

昨年の結果

デビスカップでは3日間の日程のうち初日にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合、3日目にシングルス2試合が行われ、先に3勝した国の勝利となります。2016年に優勝を飾ったのは決勝戦でクロアチアを破ったアルゼンチン。デビスカップ参加62回目にして初めての優勝となりました。

10Bet ロゴ昨年の日本は、一回戦で当時ランキング1位だったイギリスと対戦し、錦織圭がシングルスでダニエル・エヴァンズに勝利するもアンディ・マリーの前に屈し、残りのメンバーも敗れた結果1-3で敗退してプレーオフに回りました。プレーオフではウクライナに5-0で勝利し、ワールドグループ残留を決めています。2017年のデビスカップを制し、世界一の座を手にするのはどこの国になるでしょうか?日本語対応のブックメーカー「10Bet」が今大会の優勝オッズを発表していますのでご紹介していきます。

優勝オッズ

【デビスカップ2017優勝オッズ】
デビスカップ2017優勝オッズ
※オッズは26日午前5時現在

史上最強プレーヤーの一人ノバク・ジョコビッチを擁するセルビアがオッズ5.00倍で堂々の1番手に挙げられています。続いて昨年ベスト4で日本の初戦の相手でもあるフランスが5.50倍で僅差の2番手、昨年優勝国のアルゼンチンが7.00倍で3番手、昨年日本を初戦で破りベスト4まで進出したイギリスが7.50倍で4番手、そして悪童ニック・キリオスを擁するオーストラリアが9.00倍で5番手となりました。日本は12番手の29.00倍のオッズが付けられています。

【デビスカップ2017 1回戦オッズ】
デビスカップ2017 1回戦オッズ
※オッズは2日午前9時現在、同時刻更新

デビスカップ2017最新オッズ情報(bet365発表)

セルビア

ノバク・ジョコビッチ

全豪オープンでは世界ランキング117位のデニス・イストミン(ウズベキスタン)にまさかの敗北を喫し、2回戦で姿を消したセルビアの大エース、ジョコビッチ。裏を返せば、オーストラリアで消耗することなくデビスカップに臨める状態にあるとも言えます。また、シングルス35位のビクトル・トロイツキも2010年にセルビアがデビスカップで初優勝を飾った時から代表をけん引しているベテラン選手で、2015年、2016年にはシドニー国際で優勝を飾り、今年の全豪オープンでも3回戦に進出しています。6年ぶりの王座奪還に向けて視界は良好といったところではないでしょうか。

フランス

リシャール・ガスケ

今大会でフランスは世界ランキング6位のガエル・モンフィス、12位のジョーウィルフリード・ツォンガ、さらに16位のリュカ・プイユら強力な戦力を欠いた布陣となります。それでもその他のメンバーも高いレベルを誇り、シングルス18位のリシャール・ガスケに25位のジル・シモン、ダブルス1位の二コラ・マユとダブルス2位のピエールユーグ・エルベールと、チームの総合力という意味では今大会屈指の戦力を誇ると見ていいはずです。過去にフランス代表監督としてデニスカップを6年で2度制しているヤニック・ノアの指揮の元、2001年以来となる優勝を勝ち取る可能性は十分にあるでしょう。

アルゼンチン

ディエゴ・シュワルツマン

昨年優勝メンバーでシングルス39位のファンマルティン・デルポトロと44位のフェデリコ・デルボニスのシングルス上位2名が今年は出場しない見込みとなっており、厳しい戦いが予想されます。特にデルポトロは大怪我から2016年に見事な復活を果たし、獅子奮迅の働きで昨年アルゼンチンを念願のデニスカップ初優勝に導いた選手なだけに、その不在は大きなものとなりそうです。シングルス54位の24歳ディエゴ・シュワルツマンが先輩たちの穴を埋める活躍ができるかにかかってきます。

イギリス

カイル・エドマンド

シングルス世界ランキング1位のマレーが欠場するイギリス。大きなアドバンテージが消えることになり、厳しい戦いが予想されます。特に初戦の相手がシングルス3位のミロシュ・ラオニッチ擁するカナダ。マレーを欠いたイギリスがシングルスでラオニッチを止めることができるのかどうかが大きな鍵となるでしょう。ここを乗り越えることができれば、優勝まで一気に勢いに乗れるかもしれません。注目は、22歳の若手ホープであるカイル・エドマンド。2015年の優勝メンバーの一人でもあるシングルス46位のエドマンドは2016年には全米オープンで4回戦に進出するなど(ジョコビッチに敗退)成長著しく、マレーの後継者になり得る存在です。マレーの不在を感じさせないほどの活躍ができれば、王座奪還も射程範囲に入ってくるでしょう。

オーストラリア

ニック・キリオス

オーストラリアはなんといってもキリオスの出来にかかっているでしょう。性格に難があり、これまでにも多くのスキャンダルを起こしている選手ですが、それがプレーにも現れて不安定な成績を残しがちです。全豪オープンでもシングルス2回戦で敗退し、地元のファンからブーイングを浴びせられたばかりです。とはいえ21歳の若さでシングルス13位の実力は確かなもの。次世代のトップを担うと言われるその能力をいかんなく発揮することができれば、13年ぶりの優勝をオーストラリアにもたらす可能性は大きいと言えるはずです。

日本

西岡良仁

シングルス世界ランキング5位の錦織が欠場することよって、日本は一気に不利な状況に追い込まれました。錦織の次にランキングの高い選手は99位の西岡良仁、続いて112位の杉田祐一、124位のダニエル太郎、240位の内山靖崇となっています。対して初戦の相手であるフランスはシングルス18位、25位、ダブルス1位、2位と、日本は圧倒的格上と言わざるを得ません。昨年のイギリス戦でも錦織以外のメンバーは皆ストレート負けを喫しており、厳しい戦いになることが予想されます。大黒柱抜きで挑む大舞台の経験が才能豊かな若手たちにとって飛躍のチャンスとなることに期待したいところです。

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