【ブックメーカー】NCAAカレッジフットボール2016-2017開幕:優勝最有力は連覇を狙うアラバマ大!クレムゾン大とオハイオ州立大があとを追う!ハイズマントロフィー受賞オッズも

昨シーズンの全米No.1に輝いたアラバマ大

昨シーズンは、APトッププレシーズンランキングで3番手だったアラバマ大がカレッジフットボールプレイオフを制しました。2016年1月11日に行われたナショナルチャンピオンシップはオレンジボウルを勝ち上がったクレムゾン大とコットンボウルを勝ち上がったアラバマ大とのチャンピオンシップで、40対45とアラバマ大がクレムゾン大の猛追を振り切り、新システムとなったプレイオフで初優勝を飾りました。

【NCAAカレッジフットボール2015-2016ナショナルチャンピオンシップゲーム】


現在のカレッジフットボールプレイオフは、選考委員会が選んだ上位4校がトーナメントを戦い、その決勝戦で勝利したチームが全米No.1の称号を得ることになります。今シーズンは、フィエスタボール、ピーチボールで2016年12月31日に準決勝を行い、決勝戦は1月9日にタンパのレイモンド・ジェイムス・スタジアムで行われます。

【APトップ25プレシーズンランキング】
APトップ25プレシーズンランキング
※「Yahoo Sports」より抜粋

今シーズンのプレシーズン「APトップ25」を見てみると、アラバマ大が1位投票を33票集め、ポイントの差こそそれほど開いてはいませんが、ダントツの優勝候補予想となっています。2位は前回準優勝のクレムゾン大でポイント差は26ポイントですが、1位投票が16票とアラバマ大とダブルスコアになっています。3位はオクラホマ大、4位はフロリダ州立大と続きます。

クレムゾン大

SBOBET ロゴこのAPトップ25は週ごとに最新情報が発信されるので、優勝やプレイオフ進出を自分で占う上で要チェックすべき情報でしょう。APトップ25はAP通信(Associated Press, AP)が全米のフットボール記者に依頼し、それぞれの記者が1位~25位に25ポイントから1ポイントまでを与え、そのポイントを集計して算出されるものです。チーム名の横にある(カッコ)の数字は、1位(25ポイント)を得た票数を表します。では、ブックメーカーの予想も発表されていますので、日本語にも対応している「SBOBET」のNCAAカレッジフットボール2016の優勝オッズを見てみましょう。

【NCAAカレッジフットボール2016優勝オッズ】
NCAAカレッジフットボール2016優勝オッズ1
NCAAカレッジフットボール2016優勝オッズ2
NCAAカレッジフットボール2016優勝オッズ3
※オッズは29日午前8時現在

優勝筆頭はアラバマ大で7.50倍のオッズとなっています。2番手はクレムゾン大とオハイオ州立大で9.00倍、4番手はオクラホマ大で10.00倍、5番手にルイジアナ州立大(LSU)の11.00倍のオッズとなっています。

オハイオ州立大

APトップ25とブックメーカーの予想から、今シーズンの優勝はアラバマ大が最有力といったところでしょうか。2番手もクレムゾン大で、現段階では昨シーズンの再現が起こってもおかしくないと言えます。ただ、プレイオフ決勝戦で争った2校以外では、APトップ25ではオクラホマ大、フロリダ州立大と続くのに対し、ブックメーカーではオハイオ州立大、ルイジアナ州立大と続き、プレイオフ準決勝における残り2校は激戦の様相です。

Paddy Power Logo続いて、毎シーズン注目のハイズマントロフィー受賞についての予想はどうなっているでしょうか?イギリス系のブックメーカー「Paddy Power」(パディー・パワー)がオッズを発表していますので見てみましょう。

【NCAAカレッジフットボール2016ハイズマントロフィー受賞オッズ】
ハイズマントロフィー受賞オッズ
※オッズは29日午前8時現在

ハイズマントロフィー

ハイズマントロフィー受賞最有力にはクリスチャン・マカフィー(Christian McCaffrey)で7.00倍のオッズが付いています。2番手はデショーン・ワトソン(Deshaun Watson)で8.00倍、3番手はベイカー・メイフィールド(Baker Mayfield)とレオナルド・フォルネット(Leonard Fournette)の2人が11.00倍のオッズとなっています。5番手はダルビン・クーク(Dalvin Cook)で13.00倍、6番手はJT・バレット(J. T. Barrett)で15.00倍、7番手はチャド・ケリー(Chad Kelly)で17.00倍、8番手は3人でにはジェレン・ハード(Jalen Hurd)、サマニー・パーリン(Samaje Perine)、ニック・チャブ(Nick Chubb)の3人が26.00倍で続きます。

クリスチャン・マカフィー

クリスチャン・マカフィーはスタンフォード大のランニングバック(RB)で昨シーズン3684ヤードを獲得し、今年の獲得ヤード次第でハイズマン賞候補の筆頭です。次にデショーン・ワトソンは昨シーズンのクレムゾン大の快進撃をさせたQBで、今シーズンはプレイオフ制覇とハイズマン賞の獲得とリベンジに燃えていることでしょう。3番手のベイカー・メイフィールドはオクラホマ大のQBで、準決勝でクレムゾン大に敗れてワトソンの後塵を拝しています。今シーズンも準決勝で二人の対決が見られるでしょうか?

デショーン・ワトソン

レオナルド・フォルネットはルイジアナ州立大のRBです。チームのプレイオフ進出が決まればRBとしてのハイズマン賞も十分狙えるかもしれません。5番手のダルビン・クークはフロリダ州立大のRBです。6番手のJT・バレットはオハイオ州立大のQBで、チームの順位予想からすればハイズマン賞のもう少し上位に来ても良さそうです。7番手はチャド・ケリーでミシシッピー大のQBです。問題児がどのような活躍をみせるのか注目です。8番手のジェレン・ハードはテネシー大、サマニー・パーリンはオクラホマ大、そしてニック・チャブはジョージア大のそれぞれRBを担っています。

ベイカー・メイフィールド

このように見てくるとハイズマン賞のオッズトップ10にはアラバマ大の選手はおらず、昨シーズンのプレイオフ優勝とハイズマン賞を受賞している実績からアラバマ大からダークホース的なハイズマン候補が出てくくるかもしれません。ただ、クレムゾン大のQBが2番手に入っているということはクレムゾン大の昨シーズンからの強さはこの点からも予想できそうです。

ディフェンスとオフェスの特に走力に強みがあるアラバマ大が連覇に向かってどのように戦っていくのかが注目されるシーズン序盤となりそうです。

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