【ウィリアムヒル】英プレミアリーグ2018-2019:連覇を狙うマンCが優勝オッズ1.67倍でトップに!リバプール、マンUがあとを追う

岡崎慎司&吉田麻也

ヨーロッパ4大リーグの一角にして、サッカーの母国イングランドの頂点に位置する至高のリーグ、イングランド・プレミアリーグの開幕が迫ってきました。

ここ数年のプレミアリーグは上位陣が伯仲しており、優勝戦線の予想がつかないスリリングなリーグとなっています。

ウィリアムヒルそんな白熱した戦いを勝ち抜き、見事王者の座を掴み取るのはどのクラブとなるのでしょうか。ブックメーカー「William Hill(ウィリアムヒル)」が優勝オッズを発表していますので、その数字を参考に今シーズンの大会展望をご紹介していきます。

2018-19年シーズンは8月10日開幕!

プレミアリーグ優勝カップ

1992年の創立以来、27年目となるプレミアリーグ。20クラブがサッカーの母国の頂点を競って戦いを繰り広げます。8月10日(金)のマンチェスター・ユナイテッド対レスター・シティを皮切りにリーグが開幕し、来年5月12日(日)の第38節で決着の時を迎える予定となっています。

今シーズンの昇格クラブはウルヴァーハンプトン・ワンダラーズとカーディフ・シティ、フラムの3クラブ。それぞれ7年ぶり、5年ぶり、5年ぶりのプレミアリーグの舞台となりました。

今シーズンのプレミアリーグでプレーする日本人は昨シーズン同様、レスター・シティの岡崎慎司とサウザンプトンの吉田麻也の2人となっています。

昨年度はマンチェスター・シティが記録的な優勝を果たす

マンチェスター・シティ(昨年度優勝セレモニー)

2017-18年を制したのはマンチェスター・シティ。第5節で首位とたつとそこから一度もその座を手放さず、32勝2敗4分け、勝ち点は実に100という圧巻の成績で3度目の栄冠を手に入れました。前シーズン3位に終わった雪辱を見事に果たしたといえるでしょう。

ライバルから勝ち点19も離されてしまったものの、マンチェスター・ユナイテッドも前年の6位から2位へと順位を大きく上げることに成功しました。

一方、前年度王者のチェルシーは終盤に順位を落として5位に。アントニオ・コンテ監督の解任という結末に終わっています。

サプライズとなったのはバーンリー。プレミアリーグと2部を上下する典型的なエレベータークラブの1つであるバーンリーが前年の16位から見事7位へのジャンプアップに成功し、話題となりました。UEFAヨーロッパリーグの出場権も獲得しています。

降格の憂き目にあったのはスウォンジー・シティ、ストーク・シティ、ウェストブロムウィッチ・アルビオンの3クラブとなりました。スウォンジーは2011年、ストークは2008年、ウェストブロムは2010年以来と、長く守ったプレミアの座からついに陥落する結果となっています。

日本人在籍クラブは、岡崎慎司擁するレスター・シティが9位、吉田麻也擁するサウザンプトンが降格を勝ち点差3でなんとか回避する17位となりました。

最高オッズはマンチェスター・シティの2連覇となる

【イングランド・プレミアリーグ2018-2019優勝オッズ】
イングランド・プレミアリーグ2018-2019優勝オッズ※オッズは1日午前10時現在
ウィリアムヒル 登録方法

ブックメーカー「ウィリアムヒル」が発表した2018-19年のプレミアリーグ優勝オッズでトップに立ったのは、昨シーズン王者のマンチェスター・シティ。オッズは1.67倍となりました。

続く2番手にはUEFAチャンピオンズリーグで決勝に進出したリバプールがオッズ5.00倍で挙げられました。

昨シーズン2位のマンチェスター・ユナイテッドは3番手となるオッズ8.00倍。そしてナポリからマウリツィオ・サッリ新監督を迎えたチェルシーと昨シーズン3位のトッテナム・ホットスパーのロンドン勢が15.00倍で4番手タイとなっています。

岡崎慎司のレスター・シティは9番手タイの301.00倍、吉田麻也のサウザンプトンは12番手タイの751.00倍となりました。

新加入マフレズがシティ3冠の鍵を握る存在となる

リヤド・マフレズ(マンチェスター・シティ)

昨シーズン、プレミアリーグ史上初となる勝ち点100の大台に到達したマンチェスター・シティ。今シーズンのマンチェスター・シティの目標はプレミアリーグ、UEFAチャンピオンズリーグ、FAカップの3冠となるでしょう。

長年熱望していたレスター・シティのFWリヤド・マフレズの獲得についに成功。クラブ史上最高額となる約88億6千万円を支払い、かつてレスター・シティをプレミア制覇に導いた27歳のスーパースターをその陣容に加えています。

その他には現状大きな動きはなく、ペップ・グアルディオラ監督も大成功を収めた昨シーズンのチームを大きく変更するつもりはないようです。

リーグ歴代最高記録を出したチームに加わるマフレズというスパイスは、シティを3冠というさらなる高みに導くのでしょうか。

かつての最強王者リバプール、ついに復活の年を迎えるか

アリソン・ベッカー(リバプール)

今夏のリバプールは本気です。本気でプレミア制覇を狙ってきているとみていいでしょう。リーグ優勝こそ国内最多の18回を誇る超名門も、プレミアリーグ創立以降は3度の2位が最高位と屈辱を味わい続けてきました。

しかし今シーズンはまずASローマのブラジル代表GKアリソン・ベッカーを、あのジャンルイジ・ブッフォンの記録さえも大きく上回る、GK史上最高額の移籍金となる約95億円で獲得。

さらにRBライプツィヒのナビ・ケイタ、モナコのファビーニョ、ストーク・シティのジェルダン・シャキリと若い即戦力も獲得し、その戦力を大きく高めることに成功しています。

昨シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ準優勝で大きな自信を付けたリバプールに、ついに王座復権の時が来たのかもしれません。

チェルシー復権の鍵はエースと守護神の残留にあり!

エデン・アザール&ティボ・クルトワ(チェルシー)

アントニオ・コンテ監督が去り、その代役として同じイタリア人であるマウリツィオ・サッリ監督を就任させたチェルシー。クラブレジェンドであるジャンフランコ・ゾラもアシスタント・コーチとして帰還し、新体制のサポートをすることが決まっています。

この新生チェルシーでまず注目されるのはエースと守護神の行方でしょう。ともにベルギー代表としてワールドカップを戦い、母国を世界3位に導いたエデン・アザールとティボ・クルトワの2選手に移籍の噂が絶えず流れています。

どちらも世界で五本指に入るレベルの選手なだけに、流出となればその影響は計り知れません。サッリ監督は彼らに残留を説得し、チェルシー復権の礎とできるのかが今後の成功を左右することになりそうです。

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