24日、3歳牝馬の重賞レース、オークスが東京競馬場(G1、2400㍍・芝)で開催されます。デビューから無傷の3連勝で桜の栄冠を手にしたデアリングタクトや無敗でスイートピーSを制した新星デゼルは今年もJRAで旋風を巻き起こしているレーン騎手とコンビを組み、大物食いを狙うレースとして注目度も高い。
出走各馬のご紹介へ移る前に、まずはブックメーカー「William Hill」が発表しているオッズをご確認いただきましょう。
【オークス2020のオッズ】
※オッズは20日午後1時現在
桜花賞で圧巻の走りをみせたデアリングタクトが最有力
有力馬が揃う中で優勝馬として圧倒的な支持率を誇るデアリングタクト(1.73倍)。桜花賞では1番人気レシステンシアを快心のラストスパートで勝ち切ったレースは記憶に新しいです。そのスケールの高さから今回のオークスも制するのではないかと期待されています。
そのデアリングタクトに真っ向勝負を挑むのが、最速3F32秒5の豪脚をもつデゼル。(4.50倍)2戦無敗とスイートピーSを制した勢いを提げて、レーン騎手と共に切れ味鋭い脚力を大舞台で示すことができれば、優勝を手にする可能性は高く、新たなスター誕生を目にするかもしれません。
また、桜花賞では4着と敗れはしましたが、安定した走りから十分見せ場を作ることができればクラヴァシュドール(11.00倍)も有力馬の1頭。
この馬には先日のNHKマイルCでラウダシオンを勝利に導いたM.デムーロ騎手が手綱をとることが発表されており、今回のレースで巻き返しを狙ってくるでしょう。
初夏の風が清々しい季節にオークスを飾るのは
無傷の2頭が連勝を飾り栄冠を手にするのか、それとも先日のNHKマイルのように後続から伏兵が現れ、新王者が誕生するのかと多くの注目が集まるなかで断トツで注目度が高いのは桜花賞を制したデアリングタクト。そこに迎え撃つのはデゼルがもつ潜在的な脚力は各馬の脅威となるのは間違いないでしょう。
天候も晴れを示しており、馬場の状態も安定した状態でレースが開催されます。爽やかな初夏の風とともに開催されるG1レース、オークスは2020年は5月24日(日)午後3時40分出走予定です。