GWが開け、夏の気配が少しずつ濃くなってきた今日この頃。今週末から5週連続となるG1シリーズが競馬界ではじまります。その初戦は、今年で25回目を迎えるレースNHKマイルC2020(G1、1600㍍・芝)が10日(日)に東京競馬場で開催。
注目は、桜花賞を2着で終えたレシステンシアが天皇賞・春の優勝騎手ルメールとのコンビで阪神JF以来の栄冠を狙います。3戦無敗と無傷のサトノインプレッサが名騎手武豊が手綱を握る予定など実力が均衡したレース展開予想されています。
出走各馬のご紹介へ移る前に、まずはブックメーカー「William Hill」が発表しているオッズをご確認いただきましょう。
【NHKマイルC2020年オッズ】
※オッズは8日午前10時現在
好メンバーが揃う中、仕上がり良さを見せるタイセイビジョン
唯一のG1馬として参戦するのが阪神JFで優勝を飾ったレシステンシア(2.75倍)が大舞台での2勝目に向けて、ルメール騎手と盤石のコンビを結成。
桜花賞では奇しくもデアリングダクトに惜敗したが、今回のNHKマイルCでは優勝候補筆頭です。唯一の懸念点は関西から東京への輸送がどうなるかではないでしょうか。
次に注目が集まるのは、デビュー3連勝中と勢いのあるサトノインプレッサ(4.50倍)は、武豊騎手とコンビを組む無敗で3歳マイル王を目指します。
見事優勝を飾れば、歴代単独4勝目となる騎手自身の記録更新にも期待がかかります。
強者の2頭に引けを取らないのが、アーリントンCを制した勢いのままに臨むのはタイセイビジョン(5.00倍)も状態の良さが伺えます。活気あふれる脚さばきで直線を駆け上がる姿は太鼓判を押します。
頭一つ抜けているのはレシステンシアか
やはり注目株は阪神JF以来、G1戦で2勝目を狙うレシステンシア。桜花賞は惜しくも勝利を逃したが、安定したパフォーマンスは健在。その女王に立ちはだかるのは武豊騎手とコンピを組む無敗馬のサトノインプレッサ、レーン騎手と共に勝利を目指すルフトシュトローム(6.00倍)、状態の良さが伺えるタイセイビジョンも見逃せません。
天候も曇りと馬場の状態も安定した状態でレースが開催されます。レシステンシアを筆頭に注目が集まる初夏のG1レース、NHKマイルCは2020年は5月10日(日)午後3時40分出走予定です。