先月6月13日からスタートした南米ナンバーワンを決める大会、コパ・アメリカですが熱戦を繰り広げられている中、準決勝を進出する４国が決まりました。もともと2020年にコパ・アメリカ2020として開催する予定であったが、COVID-19が世界中で深刻に広がったため、EURO同様2021年に延期されましたが現在準決勝まで行き着きました。3日で全日程を終了した準々決勝の結果、前回王者のブラジルに加えてペルー、アルゼンチン、コロンビアの4チームがベスト4入り。準決勝の組み合わせはブラジル vs. ペルー、アルゼンチン vs. コロンビアとなり、それぞれの勝利チームが決勝戦へ、敗戦チームが3位決定戦へと進む形となる。
更なるドラマが待っているコパ・アメリカですが大会展望と優勝オッズを「bet365」でご紹介に参りましょう。
優勝候補はブラジル優勢、それを追うアルゼンチン
チッチ監督率いるブラジル代表はさすがサッカー大国であり、個性豊かなメンバーばかりです。何しろどの選手をとっても世界中のトップクラスのリーグで活躍している選手の集合体のチームな訳ですから、期待も支持も高く1.80倍です。ブラジル代表ではリバプールでCL優勝やプレミアリーグ制覇に大きく貢献し、攻守両面で圧倒的な存在感を放つセントラルMFへと進化を遂げたファビーヨや技術実力も相変わらず世界屈指のネイマールも代表の一人であります。
次に準々決勝でエクアドルを下したアルゼンチンで2.75倍です。準々決勝ではエクアドルと対戦し、後半エクアドルはDFピエロ・インカピエが一発退場となってしまいました。PA手前のFKを蹴るのはメッシだが放たれたシュートはゴールネットを突き刺しダメ押しの3点目を入れ圧倒的な強さで準決勝入りを決定しました。
次にはオッズは少し開いて9.00倍のコロンビアです。コロンビアは今大会の共反政府デモによる国内政情不安が理由で共催を苦渋の決断で離脱しましたがゲーム自体は健闘をしていての準決勝決定です。
最後にペルーで21.00倍ですが、準々決勝ではパラグアイと激突しPK戦まで絡れ混みましたがPKで制し、準決勝進出決定を1番乗りで決定しました。
【コパ・アメリカ2021優勝オッズ】
※オッズは５日午前１１時現在
今回のコパ・アメリカのもう一つの闘い
今回のコパ・アメリカは新型コロナウイルスとの戦いでもありました。感染防止策は取られているものの早々と選手や関係者140名以上が検査により陽性となったことが発表されました。その後も感染者の数は増えていて、世界的にも気をつけながらの開催というのが通常とはなってきましたがそれでも尚、サッカーだけのことではなく、感染防止に対してのリスクマネジメントと重ねてのコントロールは並大抵のことではないでしょう。今の所ブラジルは自国開催となると優勝になることが多く、今回も優勝争いでは有力とされていますが、隣国のアルゼンチンも負けていません。どこまで注意しながらのリラックス、そして集中ができるのかそこを制したものが勝利者となるでしょう。準決勝戦は5日にスタートします。
