【bet365】王者の京口紘人、初海外防衛戦へ

京口紘人 vs. ベガ

WBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人が3月13日、アメリカにあるテキサス州ダラスのアメリカンエアーラインズセンターで3度目の防衛戦を行う。京口紘人は5日に日本を出発し、すでに現地入りしています。コロナ禍で2度の防衛戦が流れる彼にとってはフラストレーションの溜まる日々であったが海外試合を模索する中で英興行大手マッチルームと契約。1年越しの希望していたアメリカでの試合がやっと実現します。ビザ発給が前日までずれ込み慌ただしい出発となり渡米までギリギリで安心できないところでありましたがいよいよ夢の防衛戦へアメリカで挑戦者を待ち構えます。

bet365

さて、対戦オッズや挑戦者などイベント展望をブックメーカー「bet365」が発表しているオッズともに確認していきましょう。

京口紘人

京口紘人

京口紘人は歳から父親の道場で空手の英才教育を受け、小6で大阪帝拳ジムに入門。上京してデビューしてからは持ち前の体幹の強さを見せ、ここまで14勝(9KO)無敗。京口紘人はずっと世界に挑戦したい気持ちがあったが先述もあるように昨年5月には緊急事態宣言で、11月には新型コロナウイルス陽性診断により防衛戦が2度に渡って中止となった。所属ジムが興行のキャンセル料などにより大きな負債を抱え、京口自身も引退を考えるほどのショックを受けましたが、ファンに背中を押してもらい現在の渡米に至ります。地元大阪のローカル番組が主導となり所属ジムのワタナベジムのクラウドファンディングでキャンセル料の補填と渡米代を募り目標額400万を上回る600万円が支援者により達成しました。コロナに打ち勝った姿をファンに見せたいという思いを抱き、3月13日にアメリカで行われる防衛戦に挑むべく立ち上がる姿を番組では見ることができたがいよいよ最終章の防衛戦を見ることになる。

挑戦者

対するアクセル・アラゴン・ベガは若干20歳でメキシコ出身のかなり小柄な選手です。小柄であるのは見た目であるだけでほかはパワフルで京口をぶっ飛ばすと意気込んでいます。気候でもメキシコとダラスであると環境的にも京口よりも体調を順応させるのも有利であることでしょう。

またライトフライ級では中堅クラスでトップクラスではなくWBA(世界ボクシング協会)地域タイトルこそ獲得しているがまだまだトップクラスとは言い難い。京口を破り、何としてでもタイトルを奪取し世界に知らしめたいところである。

勝敗オッズは京口が1.11倍、ベガが6.00倍と京口が圧倒的に京口に支持しています。また引き分けや判定での引き分けにおいても21.00倍となっており引き分けになる確率としては低い予想です。対戦相手のベガはデータは少なく母国メキシコでは名が知れ出しているところではると思いますが今の所オッズでもデータ上でも京口が負ける確率は低そうです。

【WBA世界ライトフライ級スーパータイトルマッチオッズ】
WBA世界ライトフライ級スーパータイトルマッチオッズ
※オッズは12日午後12時現在

bet365 登録方法

海外デビュー戦、京口に勝ち目はあるのか?

初の海外戦となることとまた新型コロナウィルスの感染からの回復、また現地の環境順応が焦点になるのではないでしょうか。京口選手は高い身体能力とまた際軽量級とは思えないほどの強烈な破壊力のあるパンチが持ち味です。また接近戦も得意とするため小柄なベガが入り込んできても打ち勝つ能力は抜群であると予想します。ベガが中間距離好みのスタイルではあるが長期戦になっても持ち味のスタミナとフィジカルで6,7Rまでもつれたとしても相手にダメージを与えるパワーを保ち続けると言えます。開催はいよいよ13日に開催。ファンの熱い想い背負い挑みます。

アクセル・アラゴン・ベガ