21日に阪神競馬場で第38回マイルチャンピオンシップ(G1、1600㍍・芝)が開催されます。毎年行われる3歳マイル王決定戦、今年は昨年の覇者グランアレグリアが2冠を狙います。短距離になりますので、ポジション取りがかなり重要になってくるレースですがどの馬が制覇するのでしょうか。出走予定の馬は以下の通りです。
・グランアレグリア
・シュネルマイスター
・インディチャンプ
・サリオス
・グレナディアガーズ
・ダノンザキッド
・カテドラル
・ホウオウアマゾン
・ケイデンスコール
・サウンドキアラ
・ロータスランド
・サトノウィザード
・クリノガウディー
・ダーリントンホール
・クリノプレミアム
・リプレーザ
・レインボーフラッグ
・サウンドカナロア
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【マイルチャンピオンシップ2021単勝オッズ】
※オッズは17日午後2時現在
グランアレグレア、ラストランは花道で飾れるか?
5勝(G1)のグランアレグリアが今回のレースで現役引退が決定しています。まだまだこれからというイメージであるので引退は惜しまれていますがG1の5勝の女王が有終の美を飾れるか、さらに注目が集まっています。先述しましたが、昨年の覇者でもあるグランアレグリアでありますが1番人気は1.61倍でダントツの支持であります。前走の天皇賞・秋はエフフォーリア、コントレイルに先着を許して3着となり、2番手追走から押し切りを狙いましたが、最後に踏ん張れず終ってしまいました。引退表明も驚きを隠せませんが脚自体は傷み自体は隠せない。このままラストランだけ踏ん張ってもらいたいところです。
2番人気はNHKマイルCを制し、前走の毎日王冠で古馬を撃破して挑む3歳馬シュネルマイスターで3.00倍。勢いのまま一気にマイル王の座をつかみ、下克上を果たすことができるでしょうか。次に差を開いてのインディチャンプで10.00倍です。第38回マイルチャンピオンシップで19年の春秋マイル王であるインディチャンプは2年越しに王座奪還を虎視眈々と狙っています。
マイル王決定戦のオススメ穴馬は?
今回のレースの穴馬を2頭ご紹介いたします。まずはダノンザキッドで21.00倍です。ダノンザキッドが穴馬とまずはびっくりするところでありますが、2歳新馬、東京スポーツ杯2歳S、ホープフルSをデビュー3連勝でG1を制覇した実力馬で穴馬にするにはもったいない馬といえます。皐月賞は1番人気に支持されましたが、見せ場なく15着に大敗したり体重増加など、このところ良いところが見せられていないのも現状です。しかしながらダノンザキッドもマイルがベストの距離の可能性が大いにあり、マイル戦叩き2走目のマイルチャンピオンシップで大きな変り身があっても不思議はありません。
次にサトノウィザードで67.00倍です。サトノウィザードの前走重賞挑戦2戦目の富士Sはクビ差の2着に惜敗しました。直線で外から32秒台の強烈な末脚が使える脚質は、外差しが決まりやすい阪神は潜在能力を最大限発揮できる絶好の舞台で、マイルチャンピオンシップで人気薄ではありますが激走の可能性を秘めています。