コントレイルとサリオスとの激戦から一年が経ち、今年もまた皐月賞(G1、2000㍍・芝)がやってきました。今年も中山競馬場にて開催されます。昨年はコントレイルとサリオスとの接戦の中、ほんの僅差でコントレイルが制しました。皐月賞はクラシック牡馬三冠レースの中でも一番荒れるレースでもありますから、前情報とともに実際に勝利する馬がどのようになるのかもまた楽しみでもあります。また、オーソクレースは体調面を考え出走見送りとなっています。
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1番人気はエフフォーリア。3連勝の確かな自信
昨年の皐月賞は三冠を制したコントレイルの勝利であった。例年皐月賞は早い馬が勝つと言われているので皐月賞というレースは運よりも実力のある馬が勝つと言えます。今年は誰が出てくるのだろうか。エフフォーリア、オーソクレース、ダノンザキッドの三つ巴と予想されていましたが、先述の通りオーソクレースは見送りとなったため、2桁を切るオッズのはエフフォーリア、ダノンザキッド、ディープモンスターの3頭という形となりました。
オッズの1番人気はエフフォーリアの2.50倍になっており、3戦3勝で好成績のエフフォーリアが高い支持を占めています。手綱を握るのは昨年、史上最年少で関東リーディングを制した横山武騎手。彼の父、横山典弘もまた皐月賞を制しました。横山武が優勝すれば皐月賞史上3組目となる父子制覇となります。横山武本人は意識せず、それだけでなくG1出場で満足せず結果を出すことだと意気込んでいて若干22歳でありますが頼もしい限りです。好成績のエフフォーリア、無敗での皐月賞優勝はコントレイルに続く19頭目となります。
2番人気のダノンザキッドはエフフォーリアとそこまでオッズを開かず3.00倍と悪くないオッズです。弥生賞ディープ記念では3着と不本意な結果となりましたがホープフルステークス優勝馬。実力は充分にあります。評価はエフフォーリアという声がたくさんありますが逆転を狙いたいところです。3番人気のディープモンスターは少し差が開き8.00倍。体は線が細く走りは荒削りではありますが4戦3勝で2着1回と結果としては真のモンスターになる日は近いといえます。
ダークホースはシュヴァリエローズ
1桁オッズは先述の通りでありますが、シュヴァリエローズは大穴となりますが、出世を見届けたいところでもあります。シュヴァリエローズは父ディープインパクトでありますがまだまだ出走経験も少なくそれだけではなくG1優勝の経験すらありません。オッズにおいても81.00倍ですのでもちろん人気ではありませんが、成長の過程を見たい馬の中では密かに人気ではあります。
また、2016年の優勝馬であり後にG1を2勝するほどに成長したサトノダイヤモンドなど数多くの名馬を輩出してきたきさらぎ賞を優勝したラーゴムを外せません。ラーゴムは21.00倍でシュヴァリエローズと同じく1桁オッズでありませんので優勝すれば荒れる結果となるでしょう。今回初の重賞レースでありますが今回のレースで優勝し重賞レース1勝目を狙いたいところです。