【10Bet】ブリーダーズカップ2018:ターフは凱旋門賞連覇エネイブルがダントツ評価、クラシックはG1レース3連勝中のアクセラレートが1番人気に!

ブリーダーズカップ2018

アメリカの競馬ファンのみならず、世界中の競馬ファンが心待ちにしていた競馬界のビッグイベント、チャーチルダウン競馬場で開催される「ブリーダーズカップ・ワールド・サラブレッド・チャンピオンシップ」がいよいよ目前に迫ってきました。

2日間で延べ11レースものG1が開催されるブリーダーズカップ。1日目は2歳馬限定のレースのみを行う「フューチャーズスターズフライデー」、そして2日目は3歳以上の混合戦のみを行う「チャンピオンシップサタデー」となっています。

アメリカ競馬界においてブリーダーズカップはその名誉や格式ももちろん注目されるべきポイントではありますが、2日目のチャンピオンシップサタデーは「3歳一線級VS古馬一線級」が、本格的に初めてぶつかり合うことにもなり、非常に楽しみなレースが盛りだくさんとなっています。

ブリーダーズカップ

今回はそんなブリーダーズカップより、アメリカ芝のチャンピオンを決定するブリーダーズカップターフ(海外G1、2400㍍・芝)。更に、メインレース的扱いでもあり、ダートナンバーワン決めるブリーダーズカップクラシック(海外G1、2000㍍・ダート)の2レースをご紹介いたします。

ブリーダーズカップターフ2018

設立当初こそ、あまり盛んに欧州からの遠征がなかったものの、2000年近くから一気に状況が激変。アメリカの芝トップホースと欧州各国のトップホースが入り混じり、今や「アメリカ芝王者決定戦」というよりも「世界レベルでの王者決定戦」となっています。

10Bet Logo今年は、欧州競馬を大いに沸かせたあのスターホースが参戦。まずはブックメーカー「10Bet」が発表しているオッズをご確認いただきましょう。

【ブリーダーズカップターフ2018オッズ】
ブリーダーズカップターフ2018オッズ
※オッズは1日午前7時現在
10Bet 登録方法

1.57倍と、抜けたオッズを付されているのはご存知エネイブル(Enable)。

エネイブル

ケガからの復帰度合いを未だ測りかねていた凱旋門賞(海外G1、2400㍍・芝)。しかしふたを開けてみればやはり強さを感じる彼女のパフォーマンスを見てしまえば、このオッズを付すことに疑問を抱く部分は少ないでしょう。

また、今回のBCターフが年内の最終戦ということもあり「お釣りなし」の状態に陣営もってくることでしょう。欧州を席捲した女王が万全を喫してアメリカ制覇に挑みます。

対する地元アメリカ期待の星はチャンネルメーカー(Channel Maker)。オッズは15.00倍となっています。

チャンネルメーカー

2歳デビュー当初はスプリント~マイル。そして今年の夏まではミドルディスタンスのレースを中心に選択。G1レースにおいて2着などある程度の実績を残していました。

転機が訪れたのは7月のボウリンググリーンステークス。2200mとやや長い距離を試したところ同着ながら見事に勝利。その後、ジョーハーシュターフクラシックステークス(海外G1、2400㍍・芝)では、アーリントンミリトンを制したロバートブルースを4馬身半突き放して制すなど、一気にクラシックディスタンスで能力が開花。そのまま世界王者撃破を狙います。

その他、凱旋門賞で4着入線のヴォルトガイスト(Waldgeist)が6.50倍。昨年のブリーダーズカップ覇者であるタリスマニック(Talismanic)が12.00倍と、エネイブルをはじめ、欧州組がやはり注目されているようです。

ブリーダーズカップクラシック2018

アメリカ競馬ファンが1年で最も楽しみしているレースのひとつと言えるのがクラシック。春のダート王者決定戦がドバイワールドカップなら、冬のダート王者決定戦はやはりこのブリーダーズクラシックでしょう。

今年も楽しみな出走馬が顔をそろえました。こちらもまずはブックメーカー「10Bet」のオッズをご確認いただきましょう。

【ブリーダーズカップクラシック2018オッズ】
ブリーダーズカップクラシック2018オッズ
※オッズは1日午前7時現在

かなりの混戦模様ですが、その中でも4.33倍で一番手評価に上がったのは現在G1レース3連勝中のアクセラレート(Accelerate)。

アクセラレート

圧巻なレースだったのは前々走のパシフィッククラシックステークス(海外G1、2000㍍・ダート)。確かにメンバー的に強い相手ではありませんでしたが2着以下を12馬身突き放す圧勝劇で文字通り「格の違い」を見せつける1勝を挙げました。

また、今年6戦5勝2着1回という抜群の安定感を誇る戦績も非常に魅力的です。

そんな中、楽しみなのが今年の3歳勢。

2歳時の圧倒的パフォーマンスからアメリカクラシック路線最有力と言われながらも、けがのため泣く泣く出走が叶わなかったマッキンジー(Mckinzie)。オッズ6.00倍はあまり差のない2番手評価です。

マッキンジー

半年ぶりとなったペンシルベニアダービー(海外G1、1800㍍・芝)はきっちりと勝利を挙げやはりその才能が非凡なものであることを証明。3歳勢一番の素質馬が、クラシック制覇に挑みます。

もう1頭楽しみなのがイギリスから挑むロアリングライオン(Roaring Lion)。オッズは10.00倍となっています。

エクリプスステークス(海外G1、2000㍍・芝)を初め、芝のG1レースを4連勝中。ほかにも選択肢は多くある中敢えて「ブリーダーズカップクラシック挑戦」という道を選択してきました。

ロアリングライオン

生産地がアメリカであることや、オールウェザーでの勝利経験があるなど一定の「好走要素」は見受けられるものの、やはり適性は完全に未知数。芝での実力は確かなだけに、それをダートコースでも発揮できれば怖い存在となりそうです。

また、前走でウッドワードステークス(海外G1、1800㍍・ダート)を制したヨシダ(Yoshida)は、日本では芝レースで馴染みの深いハーツクライ産駒。意外な血統の1頭ですが、11.00倍というオッズからもおわかりいただけるように実績も評価も十分。ぜひとも日本に縁のある馬として好走を期待したいところです。

いずれのレースにも楽しみが盛りだくさんのブリーダーズカップ・ワールド・サラブレッド・チャンピオンシップは、11月2日、11月3日の2日間開催となっています。