今年の桜の時期は尚早で早くも散りましたが、華やかなのは名前だけではなく華々しいレース桜花賞が今年も4月11日に阪神競馬場（G1、1600㍍・芝）で開催されます。同レースで5着以内になればオークスの切符を手にするのでこれもまた、同レース勝利の魅力も高い。先週、日曜の阪神は午後からの雨量が思いの外多く、芝の馬場状態は段々と悪化が進んでいき、メインレース大阪杯の頃には緩んで重い馬場コンディションで豪華メンバーが揃っていた1戦ながら、走りづらい馬場の状態によってほとんどの馬が能力を発揮できない結果となりました。
今週の天気の予想は良好でもありますので軽い走りができそうではあります。昨年のレースは2番人気のデアリングタクト、1番人気のレシステンシアが1着2着で走りきる結果となりました。過去のデータにおいても2番人気が1着になる傾向がありますが今年のレースはどうなるでしょうか。
単勝オッズやレースの展望などブックメーカー「bet365」を参考にしながらご紹介していきたいと思います。
【桜花賞2021単勝オッズ】
※オッズは８日午後１２時現在
桜花賞単勝オッズの一番人気は無敗の女王白馬ソダシ
中でも注目は無敗の2歳女王で白毛馬ソダシです。真っ白で見惚れる白馬のソダシはトレセンでは調子は万全と言います。そんなアイドルホースのソダシは1番人気2.37倍でダントツの1番人気です。4戦無敗ではありますが4ヶ月ぶりのレースでぶっつけ本番となります。それがうまく行くかが焦点となるでしょう。
2番人気はサトノレイナスで3.00倍で高い支持です。サトノレイナスもソダシと同じくしてぶっつけ本番でレースへ望む形となりますがコンディションは万全と期待は膨らみます。
3番人気は先日デイリー杯クイーンＣを制したアカイトリノムスメでこちらは少し差が開いての6.00倍です。またアカイトリノムスメについてはソダシとサトノレイナスとは逆にオーバーワークの心配があるが仕上がりはいいと言います。
豪華メンバーの桜花賞。1、2、3番以外でも侮れない顔ぶれ
1番人気ソダシから順にサトノレイナス、アカイトリノムスメにオッズ上では及ばずではありますが、メイケイエールも捨て難くオッズでは10.00倍です。メイケイエールは重賞3勝もし、キャリアもありますのでまだまだ制覇の可能性は充分にあります。シゲルピンクルビーは21.00倍ではありますがフィリーズレビューを制覇しています。アールドヴィーヴルとエリザベスタワーのオッズは同倍の17.00倍です。2頭ともチューリップ賞1着同着で好成績の2頭に対しても気を配りたいところです。
また、アカイトリノムスメvs.ソダシの金子真人ホールディングス有力馬2頭の直接対決も注目が上がります。ソダシはご存知の通り白馬で美しく目を惹くアイドルホースであり、更に4戦無敗の実績で今の所売り出したいところです。忖度なしでアカイトリノムスメになるか、または忖度有無でソダシが勝利するのか？そこもまた見ものです。
