【ウィリアムヒル】7枠13番トーセンラー、連覇達成なるか!?秋のマイル王決定戦「マイルチャンピオンシップ」

マイルチャンピオンシップ ロゴ

秋のマイル王決定戦「マイルチャンピオンシップ」(G1、1600㍍・芝)が23日午後3時40分に京都競馬場でスタートします。今年最後のグレード1のマイル戦を制するのはどの馬なのでしょうか?

今回のマイルチャンピオンシップ(マイルCS)で注目は、昨年の優勝馬であるトーセンラーの連覇と、鞍上の武豊騎手の今季初G1制覇&マイルCS3連覇でしょう。

【マイルチャンピオンシップ2013(優勝:トーセンラー)】


トーセンラーは史上6頭目となるマイルCS連覇へと挑みます。昨年同様に前走で京都大賞典(G2、2400㍍・芝)を使い、順位も昨年と同じ3着でした。しかし、鞍上の手応えは昨年以上のものがあったようで、「昨年と同じ順位だけど、内容は今年の方がいい」と昨年以上に仕上がってきています。「この馬のベストパフォーマンスは昨年のこのレース。大きなチャンスを持って挑める」と3連覇と今季G1初勝利を挙げたい武豊騎手は期待を込めます。12月14日の香港マイルへの参戦も決まっているトーセンラーが淀でどのような走りを見せるのか注目です。

トーセンラー

ウィリアムヒルさあ、ベテラン6歳馬のトーセンラーへの連覇へストップをかける馬はどの馬なのでしょうか?枠順が21日にJRAより発表されましたので、見ていきたいと思います。なお、競馬発祥の地・イギリスの老舗ブックメーカー(スポーツブック)「William Hill(ウィリアムヒル)」がレース前日の22日夜に単勝オッズを発表する予定ですので、発表後に併せてこちらに掲載いたします。

【マイルチャンピオンシップ2014枠順と単勝オッズ】
1-1 ホウライアキコ:
1-2 エクセラントカーヴ:
2-3 グランデッツァ:
2-4 サダムパテック:
3-5 レッドアリオン:
3-6 ダイワマッジョーレ:
4-7 エキストラエンド:
4-8 フィエロ:
5-9 ワールドエース:
5-10 ロゴタイプ:
6-11 クラレント:
6-12 ダノンシャーク:
7-13 トーセンラー:
7-14 グランプリボス:
8-15 ミッキーアイル:
8-16 タガノグランパ:
8-17 サンレイレーザー:
※単勝オッズは「ウィリアムヒル」が発表次第、お知らせいたします
※※ウィリアムヒルからの単勝オッズ発表はありませんでした(23日更新)

浜中 俊 ミッキーアイル

まずは、3歳のマイル王である8戦6勝のミッキーアイル(浜中俊騎乗)が一番手に挙げられるでしょう。今年のNHKマイルカップ(G1、1600㍍・芝)でG1初制覇を果たし、前走のスワンS(G2、1400㍍・芝)でも逃げ切りました。

【スワンS(優勝:ミッキーアイル)】


NHKマイルでのよもやの16着には驚きましたが、休養明けのスワンSでも勝利を収めて、88年のサッカーボーイなど過去3頭しかいない3歳馬Vへと順調に準備が進んでいるようです。音無秀孝調教師は「スタートが鍵となるが、大きな出遅れがなければ二の脚は強い。引き続き状態はいい」とミッキーアイルの好調さをアピールしていました。淀のマイル戦は過去2戦2勝と相性の良さも相まって、3歳馬戴冠が現実味を帯びてきそうです。

音無 秀孝 田辺 裕信

続いて名前を挙げたいのがサマーマイルチャンピオンであるクラレント(田辺裕信騎乗)でしょう。新潟競馬場で行われた8月の関屋記念、9月の京成杯オータムH(ともにG3、1600㍍・芝)と連勝、重賞通算6勝を挙げるなど抜群の安定感があります。

【京成杯オータムH(優勝:クラレント)】


昨年のマイルCSは11着だったクラレントにとっては、リベンジ戦となる今回の秋のマイル戦。実績においてはどの馬にも引けを取らないだけに、残るはG1馬という称号だけがどうしても欲しいところでしょう。橋口弘次郎調教師の口からも「ひとつぐらいG1を付け加えてもいいのでは」という言葉が口をついていました。「いい意味で(クラレントは)変わりがない。これが一番いい」と自信を持って送り出します。

橋口 弘次郎クラレント

もう1頭挙げるとすれば、未完の大器との呼び声も高い5歳馬のワールドエースでしょう。今回は鞍上にピエールシャルル・ブドー騎手を迎えてのレースとなります。日本ダービーでは1番人気に支持されるなど、その潜在能力への期待度はどの馬よりも高いのではないでしょうか?

4月のマイラーズC(G2、1600㍍・芝)では直線で一気に抜け出し後続を引き離してレコード勝ちを収めました。しかし、その後の安田記念では5着、休養明けでのレースとなった前走の毎日王冠(G2、1800㍍・芝)では1番人気に挙げられながら、13着と惨敗しました。それでもこの惨敗の原因は確認済みで、池江泰寿調教師は「休み明けでコーナーまでの生きっぷりが悪かった」。初タッグのブドー騎手は「(ワールドエースは)スピードもあって力強い。乗りやすい馬で順調に調教が出来ているのでいい競馬ができそう」とワールドエースをG1初戴冠へと導きます。

ワールドエース ピエールシャルル・ブドー

その他、マイラーズC3着、スワンS2着のフィエロ、安田記念2着のグランプリボスなどが虎視眈々とマイルキングの称号を狙っています。マイルCSは絶対王者がなかなかいないというのが定説となりつつある予想が難しいレースです。あなたは、秋のマイル王はどの馬で勝負しますか?