【ウィリアムヒル】ミッキーアイルが5連勝でG1初制覇か!?いや、連勝ストッパー馬が現れるか!?3歳マイル王決定戦「NHKマイルカップ」

NHKマイルカップ ロゴ

ミッキーアイルが一度も他の馬の背中を見ることなく、G1初制覇を果たすか!?

ウィリアムヒル3歳マイル王決定戦「NHKマイルカップ」(GⅠ、1600㍍・芝)が11日午後3時40分から東京競馬場で行われます。本日9日に枠順が発表されましたので、早速ご紹介しましょう。競馬でお馴染みの日本語対応のブックメーカー「William Hill(ウィリアムヒル)」が、レース前日に単勝オッズを発表する予定ですので、発表されましたら下記に更新する予定です。

【NHKマイルカップ枠順とオッズ】※オッズは「ウィリアムヒル」発表後、10日午後9時更新
1-1 キングズオブザサン:41.0倍
1-2 タガノブルグ:51.0倍
2-3 ダンツキャンサー:101.0倍
2-4 ロサギガンティア:7.0倍
3-5 ショウナンアチーヴ:11.0倍
3-6 ベルルミエール:34.0倍
4-7 ホウライアキコ:11.0倍
4-8 サトノルパン:9.0倍
5-9 アトム:13.0倍
5-10 ミッキーアイル:2.25倍
6-11 カラダレジェンド:41.0倍
6-12 ショウナンワダチ:15.0倍
7-13 アルマエルナト:41.0倍
7-14 ウインフェニックス:41.0倍
7-15 アドマイヤビジン:26.0倍
8-16 エイシンブルズアイ:15.0倍
8-17 マイネルディアベル:34.0倍
8-18 ピークトラム:41.0倍

東京競馬場

浜中俊騎乗のミッキーアイルは、新馬戦でこそ敗れましたが、その後に代名詞となっている「逃げ切り」の戦法に変更すると、未勝利戦からシンザン記念(GⅢ、1600㍍・芝)やアーリントンカップ(GⅢ、1600㍍・芝)を含む4連勝で、GⅠ初制覇へと挑みます。前走となったアーリントンカップでは、10馬身ほどリードして直線に入ったものの、そのまま後続を引き離す強い競馬で勝利しました。

【アーリントンカップ(ミッキーアイル)】


20年に一頭と呼ばれる実力馬・ミッキーアイルの調教にあたる音無秀孝調教師は「前走は期待通りの強い内容」とアーリントンカップを振り返ります。そして「(放牧後)ふっくらして戻ってきたので調整しやすく、ここまで順調にきている」を5連勝でのGⅠ制覇に自信を見せていました。

浜中 俊 音無 秀孝

タッグを組む浜中騎手はミッキーアイルの仕上がり具合を実感し、「馬体も大きくなり落ち着きもある。動きも良い」とコメント。一昨年のJRA最多勝利ジョッキーであり九州男児(福岡)の浜中騎手は、自身の2009年の菊花賞、昨年のフェブラリーステークス以来のGⅠ3勝目を視野に入れています。

ミッキーアイル

しかし、優勝の本命とされるミッキーアイルにも嫌なデータがあります。それは逃げ切り戦法の馬がこれまで18回のNHKマイルカップの歴史のうち、わずか1頭(2012年のカレンブラックヒル)しか勝利していないのです。ミッキーアイルはこの“ジンクス”を打ち破って史上2頭目の勝利馬となれるでしょうか。

ミッキーアイルの連勝に待ったをかけるのが、ロサギガンティアとショウナンアチーブでしょう。

柴田善臣騎乗のロサギガンティアは、前々走のスプリングステークス(GⅡ、1800㍍、芝)では2歳王となったアジアエクスプレスに勝って、存在感を強くアピールしました。若干出遅れスタートとなりましたが、直線までは中団で待機すると直線残り100㍍で一気に捲し上げて勝利しました。

【スプリングS(ロサギガンティア)】


前走の皐月賞(GⅠ、2000㍍・芝)では距離が延びたせいもあって10着と奮いませんでしたが、東京競馬場のコースでは3戦2勝でマイル戦に強さを見せています。藤沢和雄調教師も「今回は距離もコースも向いているので、(他馬と)そんなに差はない」と話していました。また、柴田(善)騎手も「馬の雰囲気も良くて、東京のマイルも成績が良い。イメージも出来ていて、馬も戸惑いなく走れると思う」とGⅠ初制覇へ自信をみなぎらせていました。

ロサギガンティア柴田 善臣

また、ロサギガンティアはこのNHKマイルカップの成績によっては、7月に行われる米GⅠ「ベルモントダービー」(2000㍍・芝)への挑戦も取りざたされております。ロサギガンティア陣営も勝って海外GⅠ初挑戦へとステップを進めたいところでしょう。

落馬負傷のため、入院療養中の後藤浩輝騎手が主戦を務めていたショウナンアチーブも、実績としてもこの2頭に引けを取らないでしょう。朝日杯FS(GⅠ、1600㍍・芝)で2着、そして前走のニュージーランドトロフィー(GⅡ、1600㍍・芝)では、出遅れながらも直線最後の切れ味鋭い末脚で見事に勝利しました。

【ニュージーランドトロフィー(ショウナンアチーブ)】


これまで7戦3勝のショウナンアチーブは、朝日杯FSなどで急な坂がある中山競馬場でもその強さを見せており、自慢の末脚とパワーがうまくかみ合えば東京競馬場の長い直線で最も力を発揮する馬なのではないでしょうか。

後藤 浩輝ショウナンアチーブ

桜花賞4着でマイル戦に参戦するホウライアキコにも注目です。勝てば、2007年のピンクカメオ以来の牝馬優勝となります。先週の天皇賞(春)から一気に距離が半分になりますが、さらに気持ちを高めて東京競馬場のマイル戦に力を注ぎましょう!

ホウライアキコ

最後に、あくまで過去のデータですが、1番人気になれば[5-1-0-4]で強さを発揮していますが、2番人気の場合は[1-1-0-8]と苦戦するというデータがJRAから出ております。

【NHKマイルカップ2013(マイネルホウオウ)】