春のG1レースもいよいよ後半戦に入っているが、女王を狙う熱き戦い、ヴィクトリアマイルが東京競馬場（G1、1600㍍・芝）にて5月16日に開催されます。昨年のヴィクトリアマイルは芝G1レースの勝利数日本歴代1位、獲得賞金日本歴代1位のアーモンドアイが優勝し幕を閉じました。
2017年からはフランスのG1レースであるジャック・ル・マロワ賞に1着から3着は出走権が得られ、2021年である今年からはムーラン・ド・ロンシャン賞の出走権も追加されることになりました。これは制覇して名誉あるだけでなく海外競馬への参加切符も得られるのでどうしても負けられない戦いになります。
春のレースは荒れやすいとは言われていますが、同レースも例外ではなく2015年のレースでは5番人気の1着ストレイトガール、なんと12番人気のケイアイエレガントが2着となり、3着のミナレットは18番人気であったので286万馬券、3連単で2070万馬券が発生し、競馬界に衝撃が走りました。
そんな当たれば破格のキャッシュバックを秘めたヴィクトリアマイルのレース展望を競馬レースのオッズが豊富な「bet365」を見ながら紹介予想に移りましょう。
グランアレグリアの一人勝ちになるか
前走のG1レース大阪杯でいい成績を残せず4着となり悔しい思いをしたグランアレグリアでありますがヴィクトリアマイルについては1番人気でオッズにおいても1.40倍で圧倒的に支持が高いです。短距離はグランアレグリアというほどの期待は大きいです。ベテランになったグランアレグリアのレース動向も非常に面白くなりそうな予感です。
2番人気はレシステンシアで4.50倍、手綱を握るのはレジェンド武豊。相性もぴったりでオッズはグランアレグリアと離れてはいますが1着になる可能性も高いと言えます。
3番人気はマジックキャッスルで一桁台のオッズにはならず10.00倍です。前走のG2阪神牝馬Sでは2着で終わりましたがグランアレグリアと同じくディープインパクトのDNAを持つ姉妹対決にもなりますので非常に楽しみではあります。
人気順の馬とオッズは以下となります。
グランアレグリア 1.40倍
レシステンシア 4.50倍
マジックキャッスル 10.00倍
デゼル 13.00倍
テルツェット 13.00倍
リアアメリア 17.00倍
ディアンドル 21.00倍
サウンドキアラ 21.00倍
ダノンファンタジー 26.00倍
シゲルピンクダイヤ 26.00倍
マルターズディオサ 34.00倍
スマイルカナ 34.00倍
クリスティ 51.00倍
イベリス 67.00倍
レッドベルディエス 67.00倍
アフランシール 101.00倍
エーポス 101.00倍
プールヴィル 101.00倍
ランブリングアレー 101.00倍
シャドウディーヴァ 101.00倍
【ヴィクトリアマイル2021単勝オッズ】
※オッズは７日午後１２時現在
大穴予想のランブリングアレー
ランブリングアレーは前走の中山牝馬Sで重賞初制覇を飾りその後のコンディションも好調です。オッズはアフランシール、エーポス、プールヴィル、シャドウディーヴァの5頭ともに101.00倍で1着の可能性としては期待が薄いと言えなくも無いのですが、この調子がいい状態でリズミカルでG1レースも制覇できるのでは無いでしょうか。実力としては十分にあり得る話ではあります。またさらにはマルターズディオサも注目したい。クラシック戦線では前哨戦を2つ制し、実績としては悪くありませんがG1レース制覇にはまだまだ手が届かない現在ではありますが、得意のマイル戦で初のG1レース制覇を狙います。
