【ウィリアムヒル】ベルカント、33年ぶりの牝馬V&武豊のGⅠ完全制覇達成なるか!?朝日杯フューチュリティステークス号砲

朝日杯フューチュリティステークス ロゴ

四半世紀以上の歴史を越えて、ベルカントの牝馬優勝なるか!?

最強2歳馬決定戦「朝日杯フューチュリティステークス(朝日杯FS、GⅠ・1600㍍・芝)」が15日午後3時25分に中山競馬場で開催されます。

まずは、昨年の朝日杯FSのレースを振り返って見ましょう。下記画像をクリックすればレース映像がご覧いただけます。ロゴタイプが優勝最有力のコディーノに競り勝って、競馬ファンを驚かせましたね。


ロゴタイプは、ただコディーノを破っただけではありません。朝日杯FSの歴史をある意味で変えた2つのことを同時にやってのけました。

ロゴタイプ

ひとつは、朝日杯FSの「クラシックレースの登竜門」としての権威を約20年ぶりに復活させたことです。かつては、あのナリタブライアンやミホノブルボンがGⅠ昇格後(1984年~)に同レースを制して、その後日本ダービー優勝の栄冠を勝ち取っていましたが、1994年以来となると朝日杯FSを勝ってもなかなかクラシックレースで勝てない時期が続いていました。その中でロゴタイプは2013年のクラシックレース初戦となる皐月賞で見事に優勝してみせました。

ナリタブライアン

もうひとつは、ロゴタイプ(7枠14番)は外枠(7枠、8枠)から20年以上ぶりに優勝したということです。4コーナーからの直線が約310㍍と短い上に、外枠からであれば集団でコーナーに突入する際に距離をロスしてしまうことが多く、長年外枠の馬は不利だとされてきました。ロゴタイプは、第4コーナーを回るとスッと先頭に立つと、ロゴタイプは短い中山の直線をそのまま逃げ切りました。

さて、今年も先行馬が有利な展開になっていくのでしょうか?

朝日杯FSに最も向いているのではないかと思われるのが、33年ぶりの牝馬での優勝を目指すベルカントです。前走の京都競馬場で行われたファンタジーステークス(GⅢ、1400㍍・芝)では、まんまと逃げ切りましたね。そのレース映像を下記画像をクリックして確認してみましょう。


牝馬のベルカントは当然、2歳牝馬最強決定戦である「阪神JF」に出走することも可能でしたし、優勝有力馬となっていたことは間違いないでしょう。しかし、牡馬の主戦場となっている朝日杯FSにチャレンジすることを決めました。その理由は、直線距離が阪神は約473㍍に対して中山は約310㍍と逃げ馬にとってはむしろ戦いやすいという判断からのようです。

ベルカント武 豊

ベルカントに騎乗する武豊騎手も、JRA平地GⅠ22レース完全制覇がこの朝日杯FSにかかっています。牝馬33年ぶりVと武騎手のGⅠ完全制覇のダブル偉業が見られるのか楽しみですね。

川田 将雅アトム

そのベルカントに待ったをかけるのが、川田将雅騎乗のアトムでしょう。アトムは新馬戦で勝利すると、京都競馬場で行われたデイリー杯2歳ステークス(GⅡ、1600㍍・芝)では、優勝したホウライアキコをあと一歩のところまで直線で追い上げて首差の2着となりました。下記画像をクリックすると、同レースの映像がご覧いただけます。


朝日杯FSが行われる中山競馬場では、直線距離が短く追い込み馬は不利だとの見方が強いですが、すさまじい末脚を持つアトムならば中山の最後の坂を上り切って、差し切れる可能性はあるのではないかと思います。京都で見せた残り3ハロン最速の34秒8のスピードを中山でも見せて欲しいものです。

また、地方競馬から参戦するプレイアンドリアルも楽しみな馬です。中央競馬初戦となった前走の東スポ杯2歳ステークスでは、首差の2着とその力を競馬ファンに見せ付けました。騎乗する柴田大知騎手も「決して(中央の馬に)力負けはしない」と朝日杯FS歴史上初となる地方馬Vに自信を見せていました。

プレイアンドリアル 柴田 大知

デビュー戦2戦2勝のダート馬であるアジアンエクスプレスや、先行で安定したレースができるウインフルブルームなども要注目馬と言えるのではないでしょうか。

ウィリアムヒルでは、今年の朝日杯FSを制する馬はどの馬なのでしょうか?今回は特に重要な「枠順」および、日本語対応のブックメーカー「William Hill(ウィリアムヒル)」の勝敗オッズが発表されましたら、下記にてお知らせいたしますのでお楽しみにしておいてください。ちなみに出走登録馬の情報は、下記よりご確認下さい。
http://race.sanspo.com/keiba/racedata/entry/2013/1215/656_011_1.html?isBack=1

【朝日杯FS勝敗オッズ】※枠順を13日更新
①ベルカント
②テイエムキュウコー
③アトム
④マイネルディアベル
⑤サトノロブロイ
⑥アジアエクスプレス
⑦エルカミーノレアル
⑧ニシノデンジャラス
⑨ツィンクルソード
⑩グリサージュ
⑪ショウナンアチーヴ
⑫アポロスターズ
⑬プレイアンドリアル
⑭ウインフルブルーム
⑮ハイアーレート
⑯ショウナンワダチ
※「ウィリアムヒル」からのオッズ発表がありませんでした(15日更新)

JRAの今年のGⅠレースも残すところ有馬記念と朝日杯FSの2レースとなりました。みなさんにとって最高の結果が出ますことをお祈りいたしております。